2007年03月11日

サブゼロ

58bb5e33.jpg散髪に行った。そこまで髪の毛が伸びていたわけでもないが、この日はなんとなく身綺麗にしたい気分だった。約十年ぶりに行く地元の床屋のおっちゃんの腕はまったく衰えてはおらず、


「久しぶりだね。短くしちゃっていい?俺は短髪は得意なんだよ(^-^)」


と言葉を発すると、バリカンとハサミを駆使してカッコいい頭にしてくれた。五十を過ぎて未だ独身のおっちゃん。待合いの本棚にはエロ本が何冊もあった。カットの腕同様、そんな所も十年前と変わってない。

散髪を終え、自分は野暮用を片付けるために新宿に向かった。人生二度目の舞台鑑賞。固い座椅子は自分の尾てい骨を容赦なく痛めつけ、その反動で腰痛も発症。舞台を観ていて、よくもまぁこんな長いセリフを暗記してられるものだと半ば呆れながら感心した。ナイトクラブの女役の女優は凄まじいアイメークを施しており、自分はその顔をしばし眺めていた。額にはうっすらと汗を浮かべ、頬はチークと肌の紅潮とが混ざり合ったような不思議な赤みを帯びていた。化粧をとった顔を想像すると、案外優しい顔をしているのだろうなと思った。

劇場を後にし、自分は都庁を見上げながら駅に向かった。歩いていると、携帯から大音量でtrfのmyrevolutionが流れ始めた。渡辺美里が歌う原曲もいいが、少し低音でハスキーボイスの北村夕起の声もやはり熱い。ダンサブルにアレンジされたメロディー。着信はユズ君からだった。

続く


yamamoto1122 at 09:39│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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