クルマのミライ Future of mobility

自動車コミュニケータ&自動車コラムニスト 山本晋也のブログです
クルマと称されるパーソナルモビリティが、どのように変わっていくかに興味あり。50歳を過ぎてリターンライダーとしてリハビリ中

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案件に非ず。888円のUVカット保護メガネがサングラスとしてコスパ最高な件

Amazonだと産業・研究開発用品に分類。有害紫外線99.9%カット、可視光線透過率50%の一眼形保護メガネが予想以上に使える!

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Amazonで888円で販売していた、山本光学の保護メガネ(UVカット99.9%、可視光透過率50%)をドライビンググラスとして入手してみたという動画をYouTubeのほうにあげていたのですが、ご覧いただきましたでしょうか。



ツルの部分まで含めてグレーの樹脂で作られた保護メガネは、非常に安価ながら日本人向けの形状で作られたという日本製のアイテム。基本的には屋外作業において使うことを想定しているのでしょう、24gと軽量なため、かけていても負担にならないのはメリットでしょうか。

さほど圧迫感もありませんし、形状的にいかにも保護メガネといった雰囲気でもないと感じるので日常生活にもスッと溶け込んで常用できそうな雰囲気。というわけで、さっそく実際のドライブにおいて、その性能を確認してみたのでした。続きを読む

2019年度 決算発表から「トヨタの仲間」のスケールを実感する

国内乗用車メーカー7社の決算発表を数字で比較。
各社の四輪販売台数から見えるものとは?


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トヨタに始まり、日産で終わる。2019年度(2020年3月期)の自動車メーカー各社の決算発表がひとまず出揃いました。日産によると同期の全需は8,573万台で前期比6.9%減ということで、また新型コロナウイルスの影響もあって基本的に自動車メーカーには厳しい決算となっております。

以下、各社の発表値から世界販売台数(四輪のみ)、売上、営業利益、当期純利益の4項目を抜き出して並べてみましたが、前期比で増が並んでいるのはSUBARUのみ。あとはトヨタが純利益を増にしているくらいで、他社は減・減・減と並んでいますし、三菱自動車と日産というアライアンスを組む両社は利益の出ていない赤字決算となっているのでした。

※1:四輪のみ
MITSUBISHISUBARUMAZDASUZUKI
世界販売台数112.7万台103.4万台141.9万台285.2万台(※1)
 〃前年比9%減3.3%増9%減14.3%減
売上2兆2703億円3兆3341億円3兆4303億円3兆4884億円
 〃前年比10%減6.0%増4%減9.9%減
営業利益128億円2103億円436億円2151億円
 〃前年比89%減15.7%増47%減33.7%減
当期利益▲258億円1526億円121億円1342億円
 〃前年比1587億円減7.9%増81%減24.9%減
期末配当予定0円28円20円48円(※2)
※2:100周年記念配当11円含む 

※3:グループ合計1045.7万台
NISSANHONDATOYOTA
493万台479万台(※1)895.8万台(※3)
10.6%減10.1%減0.3%減
9兆8789億円14兆9,310億円29兆9299億円
14.6%減6.0%減1%減
▲405億円6,336億円2兆4428億円
3587億円減12.8%減1%減
▲6712億円4,557億円2兆761億円
9903億円減25.3%減10%増
0円28円100円

なお、スズキとホンダについては台数は四輪のみながら、売上については全部門の合計なので、ちょっと誤解しそうなまとめ方ではありますが、どの企業においても自動車以外の部門がゼロではないので、あくまで企業の規模感を知る参考値くらいに捉えていただければ。

そういう意味で興味深いのは、台数ベースでいうとSUBARUの3倍近いスズキが、売上になると同等レベルになってしまうこと。単純にSUBARUのほうが付加価値の高いビジネスが出来ているといえますが、乗用車をインフラとして捉えるとスズキの強さも感じることができるのでは?

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ホンダのハイブリッド専用車「インサイト」が初めてのマイナーチェンジで変わったこと

基本グレード「EX」の値段は据え置き。新設定グレード「EX PRIME STYLE」はトランクリッドスポイラーレスのさらなるオトナ仕様



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2020年5月29日、ホンダのハイブリッド専用車として歴史を刻んできた「インサイト(3代目)」が初のマイナーチェンジ。とはいえ、モード燃費もそのままなど公式発表ではメカニズム系の進化はなく、内外装のスタイリングについても基本的には変更なし。ブランディングにあわせて1.5Lハイブリッドシステムの名称を「i-MMD」から『e:HEV(イーエイチイーブイ)』に変えたのと、新グレード「EX PRIME STYLE」の設定がトピックスといったところでしょうか。


個人的な思いをいえば、初代、二代目とインサイトを所有してきた経験もあり、気になるクルマではありますし、それなりに端正な佇まいのセダンというのは年齢的にも刺さるのですが、いまさら2モーターハイブリッドを購入しようという気にならず、購入を検討するレベルまでも至らずというのが3代目インサイトへの印象だったりするのですが、それでも今回のマイナーチェンジで気になるのは新設定グレード「EX PRIME STYLE」専用色のシルバーミストグリーン・メタリック。初代インサイトのシトラスイエロー・メタリックを、3代目のもつオトナ感で再解釈したカラーという印象も受け、いかにもホンダのハイブリッド専用車としての矜持を感じさせる色だと思うのでした。

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アフターコロナのモータースポーツはどうなる? 人の争いはe-Sport、メーカーは自動運転AIで競う?

クラッシュしても安心なe-Sportならどこでも観戦可能
自動運転レーシングカーはサーキットを実験室に成長する


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アフターコロナ時代のモータースポーツはどうなってしまうのか。コロナ自粛によってリアルイベントが休止になった中で、プロモーションとして利用したeスポーツの魅力が伝わり、それによってリアルの必要性がなくなっていくのでは? という思考実験をした動画をYouTubeにて公開させていただきましたが、あらためて文字としても残しておこうと思う次第。

手短に”風桶”的にまとめると次のようなロジック。

新型コロナウイルスの影響でリアルモータースポーツがeスポーツに参入
純粋にドライバーの能力を競うならeスポーツのほうがいいんじゃないか?
アクシデントによるケガなどの心配もないから現在の社会マインドにも合致しそう
リアルモータースポーツが衰退すると車両そのものをアピールしたい自動車メーカーは困ってしまう
ならば各社独自のAIによる自動運転車でレースを競えばいいのでは?
そうなると実社会でも役立つ”駆け引きのできる”AIを育てることに役立ちそう
ヒューマンモータースポーツは安全なeスポーツに移り
実車で行なうモータースポーツはAIが競うようになる


AIが運転するとなればコクピットも不要ですし、もちろん衝突安全性も無視できるのでクルマのスタイルも大きく変わってしまうかもしれませんが、それはそれで面白そうです。また、運転についても操舵、駆動、制動のいずれも四輪独立でコントロールできるので、定番が決まるまでは各社独自のアイデアが入り乱れることになって、ハードウェア競争としても盛り上がりそうと思うのですが、さて?

というわけで、動画のほうをご覧ください……




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日産が今後18か月で投入する12の新型車を完全予告! Zの次期モデル確定

12モデルのシルエットをイメージムービーで先行公開。アルファベットと車名は微妙にちがう?

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日産自動車が、2019年度の決算を発表。当期純損失が6712億円となったことに注目で、この数字だけをみると、にっちもさっちもな印象ですが、この損失には構造改革費用及び減損損失6030億円を含んでいるということで、復活へ向けた狼煙もあげております。

それが、決算報告と同時に発表された 「選択と集中」による持続的成長に向けた構造改革 で、その内容については、日産の置かれている状況と世界の自動車産業の状態を考えると、たしかに理にかなっている内容というのが第一印象。もっとも、日産の思い通りにいくとは限りませんが、少なくとも地に足のついた計画という風に感じる内容でありました。

これまで新型車の投入が遅れているのが日産の現状につながっているというのは、いまさら分析するまでもない既知の事実ですが、ラインナップに新鮮味がない対策として、今後はモデルチェンジのサイクルも短くし(4年程度?)、さらに今後18か月で12車種のフルモデルチェンジを果たすと発表したのでした。


その12のモデルとは何か気になるところですが、そのヒントはこちらの動画にあり。
というわけで、日産がフルモデルチェンジを予定している12モデルを一気に公開するというサービスぶり。逆にいえば、そのくらい危機感を持って、勝負に出ているということでありましょう。

早回しの映像なので、見落としてしまいがちですが、何度も見直しながらアルファベットと車名をチェックしてみた次第。そうしたところ、少々疑問が生じたのです……

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SUBARU WRX S4、最後を飾るSTIコンプリート「#」のポイントは?

WRブルーからの卒業。専用色「セラミックホワイト」を選びたい最後の特別仕様車

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SUBARUのスポーツセダン「WRX S4」が、この秋での生産終了を前に”最後の特別仕様車”といえるWRX S4 STI Sport#(シャープ)を登場させるということでティザーがはじまっております。

特別仕様車と書きましたが、扱いとしては生産ラインでくみ上げるSTIコンプリートカーといった位置付けのようで、各種アイテムが備わっていることがティザーサイトにて公開されているのでした。

2020-05-26


STIが体幹チューニングと呼ぶフレキシブルタワーバーなどのボディ剛性コントロールアイテムの中ではリアのフレキシブルドロースティフナーは国内向けコンプリートカーとしては初採用。低背圧マフラーなどのチューニングは、かつてSTIコンプリートカーとして存在した「WRX S4 tS」での経験を活かしたメニューといえそう。

空力デバイスとしてはSTI製大型フロントアンダースポイラーやリアバンパーサイドのアウトレットが目立つところで、パッと見ての外観イメージとしては2017年にWRX STIベースで製作されたコンプリートカー「S208」に近い印象といったところでしょうか。
 
もっとも、これらのコンプリートカーと比べると「STI Sport#」の足元は18インチで、ブレーキもベース車同様というのは少々物足りないと感じるかもしれませんが…。

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