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いきなり、裸のボディですが、これがマイナーチェンジしたレクサスLSの骨組み。そして、ここには『「レーザースクリューウェルディング」や「構造用接着剤」などの新たな生産技術の導入により、ボディ剛性を強化』という新しいテクノロジーが注ぎ込まれているそうで。

カタログ的には以下のような謳い文句の新生産技術。
レクサス初となる先進の生産技術を採用。大きな面積でパネルを結合し、断面変形を効果的に抑制する「レーザースクリューウェルディング」、パネルを面で結合する「構造用接着剤」

前者は、スポット溶接の隙間をレーザー溶接によって縫い合わせるもので、後者は隙間をボンドで埋めるというイメージでしょうか。

そういえば、10年以上前に、ボディ剛性アップのチューニングとしてボディボンドをパネルの隙間に注入するという手法が編み出されたこともありました。このレクサスLSで採用された手法は、そうしたレベルではないでしょうが、それにしても、この接着剤が後施工できるようで、なおかつ効果が高いようであれば、一時のウレタン注入ばりにボディ剛性アップチューニングのブームとなりそうな予感もありますが、いかに?


【2012.10.13 追記】
レーザースクリューウェルディングについてのメモ。
この溶接方法は、レーザー溶接をスクリューのようにして点溶接するイメージで捉えてよさそう。
ずいぶん昔に触れたこともありますが、スポット溶接の無効分流 といって溶接点を近づけると、あるところから上手く電気が流れないので間隔をつめることのできない限界が出てきますが、レーザー溶接であれば無効分流の問題をクリアにできるので、無効分流を気にせず必要な部分に溶接できるために採用されたのだと想像する次第です。線ではなく点を選んだ理由は不明ですが。