フォルクスワーゲングループの「ディーゼルゲート」、違法プログラム問題を受けて、日本でも国土交通省と環境省により、「排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会」が設置され、その一環として路上走行試験(RDE=リアルドライブエミッション)の測定がされたのは2015年末の話。そして、その結果が公表されております。
この結果から、マツダの低圧縮比ディーゼルがNOxを抑制するのに効果的な構造になっているということは誰もが認めるところでありましょうが、路上走行試験という名目には少々の疑問あり。
精進します。
人気ブログランキングへ
山本晋也 【Yamamotosinya】@Ysplanningすでに多くのメディアで報道されているように、マツダ(CX-5、デミオ)はRDEにおいてもNOx規制値をほぼクリアしたものの、トヨタ(ランドクルーザープラド、ハイエース)、日産(エクストレイル)、三菱(デリカD:5)については路上走行試験において台上試験でクリアしている規制値と最大10倍以上の乖離があったとのこと。国交省と環境省の実施したディーゼルのREDテスト。NOx数値のばらつき(往路と復路の傾向のないばらつき)からすると試験というには程遠い感じではありますね。 https://t.co/jmb69xBu27
2016/03/05 22:12:09
この結果から、マツダの低圧縮比ディーゼルがNOxを抑制するのに効果的な構造になっているということは誰もが認めるところでありましょうが、路上走行試験という名目には少々の疑問あり。
山本晋也 【Yamamotosinya】@YsplanningNOxの規制値をほぼクリアしているマツダを含め、CX-5を除いて同じルートの往路と復路での傾向のない差が生まれているのは、再現性という点からしても、試験という言葉を使うことに違和感。今回の結果についてはひとまず計測してみました、くらいの話でありましょう。そもそも平均速度については表記されておりませんし、『測定日、気温・湿度、交通状況等が異なる』という注釈が付いている段階で比較できる数字ではないということ。もちろん、大人の配慮としてのエクスキューズという可能性も無視できないのではありますけれど(汗)たとえば都市内のルートでデミオとエクストレイルが往路と復路で倍近い差がある一方で、デリカとプラドは差が認められないという点がひとつ。もっとひどいのは都市間ルートでエクストレイルは往路が復路の倍以上なのに関わらず、プラドはは復路が往路の3倍近いというのは、RDEの課題かな?
2016/03/05 22:15:40
山本晋也 【Yamamotosinya】@Ysplanning実際、路上走行試験で渋滞状況を揃えることは不可能であります。今回の結果だけでRDEについて判断できないとはいえ、あくまで参考値として計測するくらいの話に着地させるのが良さそう。もし規制として使うのであれば、最悪の数字を決めておいて、それを超えるかどうかの確認に使うのが吉という気もしますが、さて?全車に共通で往路が復路より数字が悪くなっていれば、そういう道(登り下りなど)なのだと理解できますが、その傾向がバラバラなのは試験という感じではなく、やはり台上でないと規格としては成立できないと感じるところ。
2016/03/05 22:18:24
精進します。
山本晋也 【Yamamotosinya】@Ysplanningそこそこ予算のあるメディアが、こういう機械を使って測定データを出すことで、ある程度均されることが重要かも→ 走行中リアルタイムに排ガス検査できるNTKのRDE小型メーター【CEATEC JAPAN15】 https://t.co/LP6iW5hkM3 @clicccarさんから
2016/03/06 11:56:30
WEB CARTOP@WEB_CARTOPマツダのSKYACTIVディーゼルは2台とも安定してNOx排出量が少ない!
2016/03/07 17:48:24
https://t.co/f163y4mIvX
@Mazda_PR #MAZDA https://t.co/u8RimukcW7
人気ブログランキングへ