高齢ドライバー対応が話題となっておりますが、事故が多いという報道だけを見て、事故件数と思ってしまうのは間違いの元。というわけで、年齢別の重大事故発生率を知るべく、警察庁の資料に当たることに。

参考にしたのは「原付き以上運転者(第1当事者)の年齢層別免許保有者10万人当たり死亡事故件数の推移」という資料。つまり年齢別の死亡事故を起こす確率といえる数字といえましょう。
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ここ十年、着々と死亡事故件数は減っているので、当然ながら各年齢層においても10万人当たりの事故件数は減っております。とくに10代においては平成18年で9.36件だったのが28年には6.67件。相変わらず多めですが、3割減といえる状況。若者の安全運転指向は強くなっているといえましょう。他の年齢層においても3~5割減となっている中で、15%減にとどまっているのが85歳以上。その10万人当たりの死亡事故件数は10.14件と他を圧倒しております。





そして、高齢ドライバーの事故というと、ATのABペダル踏み間違えに起因する事故が注目されるわけですが、ABペダルの踏み間違え自体は、中年期から徐々に増え始めるという調査結果もあり。

運転免許の更新時に検査するにしても対象を広げすぎると、チェックが甘くなってしまう可能性もありますし、リソースの有効活用としては85歳以上を厳しくする一方で、中年期からの安全に関する啓蒙活動をしていくのが良さそう。数字のマジックになりますが、そのためには死亡事故件数がもっとも多いのは「40~44歳」といった数値をアピールするのがいいのかもしれません(団塊ジュニア世代の母数の多さが理由なのは置いておいて)。


精進します。

【2016/11/28 過去の自己ツイート追記】


魔が差すというのは、その瞬間にバグっている状態なので、外野が何を言っても無意味であって、バグった瞬間にオペレーションから排除するという仕組みにすることが大事なのでありましょう。そして、年齢で切るというのはバグる確率の問題なのでもありましょう。





  







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