パワートレインによる個性を消すことで電動化へスムースに移行できる?
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先日、コーションプレートのついていないプロトタイプを軽井沢のクローズドコースで試乗する機会に恵まれた新型SUBARU XV。インプレッサから採用された「スバル・グローバル・プラットフォーム」による乗り心地やハンドリングについては高い評価を得ている一方で、エンジンについては存在感の薄さをネガとして指摘される面もあるようです。

たしかにXVに新設定された1.6リッターは中間加速でトルクの薄さを感じる面もありますし、2.0リッター直噴エンジンにしても、いわゆるストーリーを感じるパワートレインではないといましょう。

とはいえ、トランスミッションにCVTを使っているのはスムースなキャラクターを目指しているからでしょう。であれば、そのパワートレインに盛り上がりの演出を求めるのは、むしろナンセンスかもしれません。要求トルクはリニアに生み出しつつ、エンジンの個性をことさらにアピールしないという方向性でのブランディングということでしょうか。そもそもEJ20という超個性的なエンジンが存在しているとはいえ、スバルはエンジンで売ってきたブランドではないといえるでしょうし。

また「スバル・グローバル・プラットフォーム」の発表時に、このプラットフォームは電動化にも対応しているといった旨のアナウンスもありました。電動化というトレンドが、ひとまずどのように終着点を迎えるのかは不明ながら、パワートレインによって走り味が大きく異なるというのはスバルのようなブランドにとってはマイナスのはず。どんなパワートレインでも共通した乗り味と扱いやすさを実現するには個性的な内燃機関は不要なのかもしれませんが、さて?

精進します。
  




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