アメリカでは近距離専用モビリティはNeighborhood Electric Vehicleと名付けられる
先日、ホンダが近未来の技術発表をメディア向けに行なうイベント「ホンダミーティング」に参加してきたのですが、その場に置いてあったのが、この小型モビリティ。すでに何年も前から試験的に運用してきた車両をホンダがモバイルパワーパックと呼ぶバッテリー交換式に改良したものであります。
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 ※写真提供=本田技研工業


こうした二人乗りの小型モビリティについて、日本では国土交通省マターでプロジェクトが進んでいた時期もありますし、この手のモビリティが高齢ドライバーの移動問題の解決手段として再注目されている模様。



日本では超小型モビリティと呼ばれている、こうした乗り物についてアメリカではNEVというカテゴリーがあったりするのでした。NEVといえばニューエネルギービークルの略称として、ゼロエミッションビークルの別名という認識もありますが、それは中国で政策的に使われている言葉であって一般名詞ではありません。


ツイートでも記しているように、アメリカで超小型モビリティを指してNEVと呼ぶときは、Neighborhood Electric Vehicle(近隣用電気自動車)の略称なのでありました。

近距離ユースに限定し、最高速を制限することで安全基準を甘くするというのはこの手のモビリティでは定番のアプローチ。そういえば、日本でも20km/h以下に最高速を制限しておけば、安全面については保安基準が緩くなりますし、欧州でもQuadricycleといって四輪バイク的な位置づけで四輪的な安全基準は求めないという方向なわけで、CO2削減への効果を考えると、こうした軽量・小型モビリティは世界中でニーズが高まりそうと考えるのが自然かもしれません。



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※写真提供=本田技研工業
そして、スクーターなどと共通のバッテリーパックを使える超小型モビリティを普及させ、バッテリーの充電・交換ステーションを公共施設や狭いエリアでのUPS(電源装置)として活用するようデザインすれば天災での停電などにも強い地域が作れるかも? と思ったりするのは不謹慎でしょうか……。

なお、ホンダミーティングの内容についてはこちらの紙媒体に寄稿しておりますので、お手に取っていただければ幸いです。



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精進します。
  




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