クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします
二輪・四輪にかかわらずパーソナルモビリティが、どのように変わっていくかを考察します

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AMG

いろいろ話題のメルセデスGLBに306馬力のAMG35が設定、737万円は安いか高いか

「AMG RIDE CONTROL サスペンション」を標準装備。フロントに新型モノブロック対向 4 ピストンキャリパーと 350mm ディスク、リアには1 ピストンフローティングキャリパーと 330mm ディスクを採用

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メルセデス・ベンツ日本株式会社(MBJ)が、前輪駆動ベースのSUVモデル「GLB」 に、公道での気持ちの良いドライビングに焦点を当てたハイパフォーマンスモデル「メルセデス AMG GLB 35 4MATIC(以下 GLB 35)」を発表、2021年1月12日より予約受け付けを開始したとの発表あり。

納車は 2021年 1 月末頃を予定ということで、予約受け付けといっても、すでに船便で日本に向かっているわけで、予約すなわちファーストロットを受け取る権利を手に入れるといったところでしょうか。






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F1開幕戦優勝のAMGがギャレットとのダブルネームが生み出す「電気式ターボチャージャー」とは

F1最強パワーユニットからのフィードバック・イメージはAMGのプレミアムスポーツというブランディングを加速させる



6月後半に、複数のWEBメディアでの記事化、拙YouTubeチャンネルでの動画アップで紹介したメルセデスAMG&ギャレットの「電気式(電動)ターボチャージャー」。メカニズムでの基本的な狙いは、ターボチャージャーの初期段階を軸部分に装着した薄型モーターによって回すことで、ターボラグを大幅に減らすというもの。

もっとも、メルセデスAMGの発表を読む限りはF1テクノロジー直系というイメージ部分でのブランディング要素も少なからずあるようで。たしかに2020年シーズンも開幕戦から勝利をあげたメルセデスAMGの強さを、そのまま市販のブランディングとして活用するためのデバイスという意味でもF1の熱エネルギー回生システムと基本的に同じ構造といえる「電気式ターボチャージャー」の果たす役割というのは大きなものになるだろうな、とは思うところ。







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メルセデスがドラえもんとタイアップする狙い、ターゲティングの意味とは?

メルセデス・ベンツの最新SUVモデル、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」とタイアップキャンペーンを実施

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メルセデス・ベンツ日本(MBJ)が、ドラえもんの最新映画「のび太の新恐竜」とタイアップするとの発表あり。MBJの狙いとしては『映画の世界観を通じて、「新型GLA」および「GLB」の魅力を幅広い世代のお客様に訴求』ということで、メルセデスのラインナップとしてはエントリー価格帯のSUVとなる新型GLA&GLBの持つアウトドア性とドラえもん映画につきものの冒険感という世界観の共通性をうまくブランディングに利用しようというわけでしょう。

MBJはおそらく将来を考えてのことでしょうが、ここ数年ユーザー層の若返りに尽力しているので、ドラえもん映画とのタイアップも不思議ではありませんし、”幅広い世代のお客様へ訴求”というのもドラえもん映画の客層を考えると納得。ドラえもん映画とのタイアップだからといって子ども相手ということではなく、映画館まで子どもを連れてくる保護者も含めてターゲットになるということなのでしょう。






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メルセデス・マイバッハがマイナーチェンジでベンツとは違うを主張

2トーンカラーを復活、ベンツのバリエーション的存在からの脱却を目指しているようだが……
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 2002年頃に売られていた先代マイバッハといえば、ダイムラーが専用ボディを与えた超高級車であり、またそのデザインベースは日本にあったデザインスタジオ(いまは上海だかに移動しているはず)が担当したことでも、ある種の親しみを感じるモデルだった記憶あり。いや、お値段的には異世界のお話というクルマでありましたが。余談ですが、ダイムラーというか、メルセデスの日本デザインスタジオがあったのは港北ニュータウンの中。道を挟んでスズキの研究所があったりする場所でしたが、周囲には吉野家や中古車センターなどがあったりして、けっしておしゃれエリアではなかったような記憶もある次第であります(汗)

そんなマイバッハが復活したのは2015年くらいだったでしょうか。といっても、現行マイバッハはメルセデスの下につくサブブランド的な扱い。メルセデス・ベンツ、メルセデスAMG、そしてメルセデス・マイバッハといった具合で、あくまでもメルセデスがラインナップするモデル(具体的にはSクラス)のバリエーションとして存在するという風にポジションを変えていたのでした。そんなメルセデス・マイバッハSクラスがマイナーチェンジを発表。これまで以上にマイバッハ的テイストを強めて、プレステージマーケットでの再勝負を挑もうという意気込みも感じる内容であります。

そんなマイナーチェンジのポイントは、2トーンカラーを設定したことでしょうか。グリルの意匠を変え、ボディカラーを個性的にすることでマイバッハという独立したブランドを強調している模様。とはいえ、基本がSクラスのシルエットなのに変わりはなく、かつてのマイバッハのような桁違いのプライスゾーンでは勝負できそうにない雰囲気ですが、逆にいえば2000万円台のプレステージサルーンとして市場を確保するならば、このくらいの差別化がちょうどいいのかもしれません。

いずれにしても、マイナーチェンジ前に比べるとずっとマイバッハらしさは強調され、価格以上の満足度は感じることができそうであります(縁がなさすぎて、想像が適切なのかもわかりませんけれど)

ある意味、希少なマイナーチェンジ前のメルセデス・マイバッハ #daimler

Sinya Yamamotoさん(@sinyayamamoto)がシェアした投稿 -




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精進します。
  




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メルセデスAMG GT R、その緑のボディは意味ある色

GT3のストリートバージョンともいえる「メルセデスAMG GT R」、緑色のボディカラーで発表されましたが、そこにはキチンとした意味があるのでした。

そう、グリーンヘルと呼ばれることもあるニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)で鍛え上げたことを示すのが、このボディカラー。単にビビッドだとか、目立つために選んだのではない模様なのでした(汗)

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レーシングフィールドで求められる空力性能を考えたボディワークということでありますが、なんというかディテールはカスタマイズの参考になりそうというか、車種を問わず応用できそうな雰囲気。

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センターマフラーの左右に分かれたツイン・ディフューザーなど、今後のトレンドとして広く浮上してきそうな予感もしますが、さて?

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ところで、フロントアンダーパネルの空気の抜けを示す絵は、けっこう珍しいかもしれません。しっかりと機能しているのでした、当然ですが……。


精進します。
  







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たまげた! AMG A45が280kWにパワーアップ!?

先日、ようやく世界最強2.0リッター4気筒ターボのAMG A45にちょい乗りする機会ありだったのですが、ドイツ本国ではマイナーチェンジが発表されたのでした。

驚くことに、総排気量1991ccは変化なしですので、リッターあたり出力でいうと191馬力に達しているのでありました。それにしても、かつて国内販売の国産車には280馬力規制という自主規制がありましたが、kWの単位で280という数字を、2リッター4気筒ターボで見る日がこれほど早く来るとは予想外。


それはさておき、Cセグメントのど真ん中を狙ったといえるスタイルの現行Aクラスもずいぶんと見慣れてまいりました。

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AMG A45は、いろいろな意味で手に余る部分がありますが、スタンダードグレードであれば、ベンツであることを意識せずに日々の生活に溶け込みそうなどと感じるくらいに見慣れてきたといいましょうか。

日本には導入されないでしょうが、彼の地でラインナップされている総排気量1461ccのディーゼルなどは気になるところ。


 
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そして、A45以外のグレードに、メルセデス・ペトロナスF1チームのイメージカラーであるグリーンをさし色でいれたモータースポーツエディション的な設定も加わった模様。

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個人的には、1991ccガソリンターボのスタンダード(160kW・350Nm)といえるA250 Sport のFWD・MTモデルなどは好奇心的な意味で興味津々ではありますが、これこそ日本市場でのニーズはないグレードといえますでしょうか(汗)

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精進します。














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