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2025年09月26日

駆け込みで万博へ行って思い出す名古屋デザイン博

万博のこと。

だいぶ駆け込みということになるんでしょうが、先日万博に行ってきました。

感想はまた追って書くとして、(もしかしたらどこかですでに書いたかもしれませんが)自分の中での博覧会の思い出って、1989年の名古屋の世界デザイン博覧会なんですよ。

幼稚園の年長だったのですが、ちょうど名古屋に住んでいた時期で、それこそおそらく年パスを持っていて何度も通った記憶があります。白鳥会場だったかな、よく行ったなぁと思うんですね。

時代はバブルですから、なんていうかそういう元気さもあったんじゃないかなと。もちろん幼稚園児の自分がそういうことを理屈として感じる事はなかったのですが、でも肌感覚として当時の日本てやっぱり元気だったなぁと思うんですね。自分もその恩恵を享受していて、週末は親子でデパート行くみたいなそんな感覚がありました。

そのデザイン博、自分にとって良い思い出というか、本当にキラキラした経験でした。自分の中で博覧会の原点というのはここです。すべてと言っても良い。

よく覚えているのは、当時の最新技術だったのかな? メガネのようなものをかけて3Dの映像を見たことです。アイスクリームが浮かび上がってきて映像から目の前に迫ってくるあの感覚は今でもよく覚えています。最近は映画館でもそういった技術が使われてますけど、当時はまだ最先端だったのかもしれません。

もう一つは確か生地をこねてパンを作ったような記憶があります。その作ったパンが小さなSLのような汽車に乗って運ばれてくるんですよ。これがまた大変ワクワクしました。パンの味そのものよりも作ったものが電車に乗ってやってくるっていう、その経験がいい思い出に残ってるんですね。

というわけで、僕は万博は何より子どもが行くべきだし、そういった経験を積める場所であればいいと思うんですよね。それって無形の財産じゃないですか。

金銭では計算できないですけど、そういった経験が何かのきっかけとなって将来にプラスになるのであれば、それって金銭で計算できない無形の資産だと思うんですよね。もちろんその経験をした子どもたち中からやがて誰かが大きな人物になって、嫌な言い方ですけどなにがしかのイノベーションをもたらすのならば、それこそ1人でも世界を担うような人物になれば、大変なプラスじゃないですか。

開催当初、賛成か反対かでくだらない議論をしてましたけど、どっちもくだらねぇなぁと思って見てました。その気持ちは、今でも変わりません。

吉村知事が黒字になってドヤ顔してる姿は醜悪なものでしたし、一方で、反対反対だと叫んで、会場にまで押し掛けてる一部の政治家や、血眼になってネガティブな情報集めているメディアの人たちもいい迷惑だなぁと思っていました。

いちいち賛成か反対かを表明しないと生きていけないのかなというのは、最近多くの場面で感じますね…。一人の中にどっちも抱えているのが普通だと思うんですけどね。

というわけで、とりあえず1度は行っておこうという感じで、ちょっとスタンプラリー気分で大阪に行ってきたということです。ホテルが高かったので、1泊だけでさっと帰って参りましたが、またその話は次回以降書きます。

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TARO(管理人)

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1984年生まれ、栃木県出身。立命館大学卒。大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。中日ファン歴20余年。競馬は勝つことももちろん大事ですが、”魅力ある予想”を目指しています。
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