5月29日。
強い日差しの中、のどぐろ君は静岡からお迎えに来て頂いた、里親さん宅へ旅立って行きました。
仮母としては、少々、長居をしたのどぐろ君ですので…何やら、込み上げる想いが強くて困ってしまいました。
涙が溢れてしまいそうになって、我慢して居たら鼻水が~っっ

お見送りを見届けた後は、やっぱり泣いちゃいました。
今回は諸事情があって、Life of Dogさんの立ち合いが無かったこともあり、気が緩んじゃったのだと思います。
仮父も仕事で不在だったので、52歳妙齢のオババ涙を誰にも見られずに済んだ次第でございます。
やっぱり、恥ずかしいものですぅ~…


お迎えを待っている、のどぐろ君のお写真ですよ。
ウチで撮影した最後のお写真になります。
里親さんのお家では、イイコに過ごしてくれていることがほとんどの様ですが、まだまだ手探りで着地点を見つけ出さなければならないこともあるようです。
問題があっても、本当に大事に可愛がってくださっている様子が分かるので、是非、ご家族で乗り越えた先にあるモノを掴んで欲しいなぁ…と思います。
ここ最近の仮母は、もう、ホントーに目が回るような忙しさです。
6月中には2012年から手術や治療を受けていたスキルス胃がんが、5年目となります。
検査などを受けて問題が無ければ、担当外科医が「もう診察や検査に来なくていいです。」って言われちゃってまして。。。
あははー、冷たいなぁ~先生ってば。
でもまぁ、どんどん患者さんが増えている様子なので、余命宣告されていたのに全然その気配がないのであれば、担当医のお役目ごめん!と行きたいのでありましょう。
半年に一度の診察や検査から解放される予定でおりますが、果たしてどうなりますことやら。
そして、猫ご一家でございます。
無事にすくすくと成長中でして、現在、ちびっ子ギャングとなっております。
そろそろ歯が生え始める頃ですので、離乳開始になるかな。
母猫コットンさんが、とても面倒見が良い子なのですが、一部屋専用で使って居るのでおトイレ掃除や敷物の洗濯で、仮母…ではなくてバアヤは大忙し(笑)
黒炭くん(♂)
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サバトラくん(♂)
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お口周り汚れカギ尻尾くん(♂)
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サビちゃん(♀)
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ミケちゃん(♀)ご希望の方が居まして、キープ

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コットンさんも仔猫たちも可愛いので、ちびっ子ギャングとなって居ても、バアヤはいそいそとお世話をさせて頂いて居ります。
毎日、3時間睡眠でございます…。
そして…そしてー

今までの預かり犬最強の、鬼瓦権蔵系の、おいおい大丈夫か?系パワー炸裂の、しかしながら陽気で明るい甘ったれ坊主は図体ばっかり大きくなっちゃった?僕ちゃん的な、新しい預かり犬との暮らしがスタートしております。
保護センターでは、バンバンくんと呼ばれておりましたが…改め、【もんじゃ】君でございます。
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…仮母、新しくげっちゅーしたiPhone7を壊されたくないので(52歳のお誕生日に仮父と揃ってスマホ・デビューを果たしましたの)、フェンス越しに撮影致しました。
フェンス越しだと、大きさを実感出来ないかと思いますが…。
お預り初日は仮母バイトで不在でして、仮父が対応してくれました。
バイトから帰宅してご対面しようかと思いましたが、歩くバリケン(笑)を見ちゃいまして。
こりゃー、仮父が居てくれないとコントロール出来ないなぁ…と思って、朝になってから仮父とダブルでリードを持ってのご対面でございました。
ハウスからにょろ~りどかーんと出てきた、もんじゃ君のパワーと大きさにびっくり仰天でございました

あ、別に狂暴とか極悪非道とかじゃありません。
娑婆に出てこられた喜び、新しい預かり先の探索、などなど…諸々のことが、バンザイわっしょい状態になっておりまして。
ジャンプ、ジャンプ、ジャーンプ、ビヨヨヨヨ~~~~ンと、喜びを表現します。
まだ若い子ですので、自分の身体の大きさと心の幼さのバランスが取れなくて、弾けているだけであります。
まぁ、何と言いますか。
世の殿方も覚えがございますかと思います。
思春期の溢れんばかりの、持って行き場がないようなエネルギーと言えば、お分かりかと思います。
仮母は病気から5年経過とは言え、全盛期の体重から20キロ以上痩せております。
力負けするのは目に見えておりますので、当面は仮父がお散歩などを担当することになりました。
ちなみに、もんじゃ君の名前は、もんじゃ焼きのもんじゃ君です。
なんじゃもんじゃからではありませんが、ネーミング担当させて頂いた仮母、我ながらピッタリの名前だったと感心した次第でございます。
そんなもんじゃ君なのですが、これがまた、なかなかに頭の回転が良いのです。
お座り、出来まーす

伏せ、出来まーす

マテ、出来まーす

食いしん坊ではありますが、ごはんやおやつに突っ込んでくるような勢いはなく、指を齧ったり歯を当てたりしません。
夜中に猫ご一家のごはんタイムを、家政婦が見た!状態になっていた為、物凄い大きい声で吠えました。
瞬殺で仮母にイカヅチ落とされて、それ以降、仮母の前では吠えなくなりました。
仮母のイカヅチは、そりゃーもう、歴代の犬達がちびるほど。
褒めるだけじゃダメな時もありますが、そう滅多に落ちないですし、普段は菩薩の如く(自分で言うか…)慈愛に満ちた仮母ですのでね。
余計にイカヅチが恐ろしいのでありましょう。
そのもんじゃ君。
何がどうって、嬉しくなると、うっはー!状態になっちゃうだけなので、落ち着けるような接し方をしていく必要があります。
仮母も改めて、色々勉強です!
仮母でもお散歩が出来ると言うリードがあるそうなので、ネットで検索でございます。
もんじゃ君は、今後、去勢手術を受けて行きます。
身体が20キロ近くあると思いますが、痩せ過ぎなので…頭部の大きさから判断すると、最終的には30キロ近くまで大きくなるかも?です。
のどぐろ君をセンターから引き出した時の、同窓の仲間でありました。
センターの方達からは、絶賛引き出し希望されたのですが、仮母はどうしても何故だかのどぐろ君が気になって仕方がなく…センターの方の期待を華麗にスルーして、のどぐろ君を連れて帰ったのであります。
のどぐろ君が我が家で暮らしている期間中に、里親希望の方が現れるかも…とアリンコほどの希望を持っていたのですが、そのままセンター暮らしが継続していました。
2月21日にのどぐろ君を引き出しましたので、最低でも3か月はセンター暮らしでした。
センターの方が言うには、2歳程度ではないか?と言う情報でした。
遺棄されて放浪されていたところを、捕獲されてからの保護センター送りとなったわけです。
センター暮らしは少々長くなったのですが、持って生まれた陽気な気質に加えて、ヒトをよく観察する能力に優れている子です。
甘やかせば一発で舐められるの確実ですので、仮母は締める所はビシィっと締めて。
プチ鬼母になっておりますよ。
でも、凄い面白い子です。
何よりも正面から見ると、口角がぐっと上がって居る福相なのです。
それに耳の折れ方や、少年隊のヒガシですか?ってぐらいの涼しげな目元(簡単に言うと、つぶらで釣り上がった目)、でっかい頭蓋骨、黒い口元は鬼瓦権蔵だし、みょろーんと細長い尻尾も傑作だし。
どれをとっても笑いの要素満点であります。
もんじゃ君の良さを分かってくれるご縁が、きっと見つかると信じて居る仮母なのであります。
これからのもんじゃ君を、どうぞ見守ってくださいね


