徳島県小松島市 山之内歯科・口腔外科からのお知らせ


◆医療法人山之内歯科・口腔外科
小松島市小松島町井利ノ口104 TNビル3F
TEL:0885-35-2520
URL:http://www.yamanouchi-shika.com/

来る2018年2月18日(日)~20日(火)、ハーバード大学歯学部にて開催されます第7回HSDM Continuing Education course for Japan(ハーバード大学歯学部卒後研修コース)に院長が参加いたします。

今回のサブテーマは「超高齢化社会日本-Oral Hearth and Cognitive Hearth-:口腔健康と認知健康」と題して、高齢化社会に対応した歯科医療にフォーカスをあて、日々の診療を世界水準で行うために、何を学び、何を実践すべきかについて習得できるプログラムとなっております。

医院の診療体制や診療時間につきましては、決まり次第連絡させて頂きます。

2016年11月25日~27日に千葉の幕張メッセで開催されました、第61回 日本口腔外科学会総会において、「抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント治療の検討」と題し当院の院長 山之内 浩司が発表を行いました。

【推薦文】
近年,抗血栓療法下で抜歯を行うという考え方は浸透しつつあるが,抗血栓療法下でのインプラント治療についての報告は非常に少ない。ただ抗血栓療法中の患者がインプラント治療を希望するケースは確実に増えているが,これらの要望に対して安全に対処可能な施設は極めて少ない。

また、報告が少ないことに起因していると考えられるが,日本口腔インプラント学会により編集・発行された「口腔インプラント治療とリスクマネジメント2015」のなかでも抗血栓療法中の患者への対処法は触れられていないのが現状である。さらに、今後NOACの普及により新規抗血液凝固薬服用患者への対応も急務となっている。

当院ではNOACを服用されているケースでも非休薬下でのインプラント治療を進めており、ワルファリンに代わりNOACへの処方変更のケースが増加している現状を考えると、この分野の症例の集積と臨床的検討についても同様急務である。

われわれは抗血栓療法下での抜歯処置に関しては、1995年日本口腔科学会総会・学術大会にて、すでに集積した症例について臨床的検討を加え発表を行っており、発表直後のフロアでのディスカッションは1時間ほどに及んだと記憶している。その後、誌上発表も行い、2006年からは徳島赤十字病院心臓血管外科との協力の下、われわれは抗血栓療法下でのインプラント治療について臨床研究を開始した。

現在の超高齢社会という環境下で、抗血栓療法中の患者は確実に増加しており、食への要求度も高まっている。今後、進展していくこのような状況に対応するためには、抗血栓療法下でのインプラント手術の症例の集積が進められ臨床的に検討されることが急務である。今回のわれわれの臨床研究により、全国的に症例が集積され、臨床的な検討がなされるきっかけとなれば幸いである。抗血栓療法下での安心・安全なインプラント治療へ一歩でも前進できればいいと考えている。



【抄録】
1【緒言】心疾患,脳梗塞、塞栓症等の既往歴を有する患者や心血管系に人工物を留置している患者は,抗血栓療法を受けていることが多い.超高齢社会を迎え、このような患者の中にもインプラント治療を希望するケースが増えている。しかし。抗血栓療法下でのインプラント治療の報告は少なく,症例の集積と臨床的検討が不可欠である.今回, われわれは,過去10年間に当院で行った抗血栓療法下でのインプラント治療の臨床的検討を行ったので報告する.

【対象・方法】2006年4月からの10年間に当院で抗血栓療法下にインプラント手術を行った112人157症例を対象とした.インプラント埋入総本数は252本であり、デンツプライ社製アストラテックインプラントを使用した. 抗血栓薬の服用状況は,抗血小板薬のみ服用群,抗凝固薬(NOAC含む)のみ服用群,両剤併用群に分類した.術式は通常埋入はすべて1回法にて行い,抜歯即時埋入術,上顎洞底挙上術,自家骨移植術は1期的に行った.

【結果】通常埋入で術後15分後の出血を認めたものが8例,サイナスリフト,自家骨移植術を行った症例で術後15分後の出血は4例であった。また,通常埋入で帰院後の湧出性出血が5例認められたが,いずれもガーゼ圧迫および追加縫合により容易に止血した.

【結論】抗血栓療法下でのインプラント手術は, 抗血栓薬休薬の必要なく施行可能であると考えられた.


【緒言】心疾患,脳梗塞、塞栓症等の既往歴を有する患者や心血管系に人工物を留置している患者は,抗血栓療法を受けていることが多い.超高齢社会を迎え、このような患者の中にもインプラント治療を希望するケースが増えている。しかし。抗血栓療法下でのインプラント治療の報告は少なく,症例の集積と臨床的検討が不可欠である.今回, われわれは,過去10年間に当院で行った抗血栓療法下でのインプラント治療の臨床的検討を行ったので報告する.

【対象・方法】2006年4月からの10年間に当院で抗血栓療法下にインプラント手術を行った112人157症例を対象とした.インプラント埋入総本数は252本であり、デンツプライ社製アストラテックインプラントを使用した. 抗血栓薬の服用状況は,抗血小板薬のみ服用群,抗凝固薬(NOAC含む)のみ服用群,両剤併用群に分類した.術式は通常埋入はすべて1回法にて行い,抜歯即時埋入術,上顎洞底挙上術,自家骨移植術は1期的に行った.

【結果】通常埋入で術後15分後の出血を認めたものが8例,サイナスリフト,自家骨移植術を行った症例で術後15分後の出血は4例であった。また,通常埋入で帰院後の湧出性出血が5例認められたが,いずれもガーゼ圧迫および追加縫合により容易に止血した.

【結論】抗血栓療法下でのインプラント手術は, 抗血栓薬休薬の必要なく施行可能であると考えられた.


抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-001抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-002抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-003
抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-004抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-005抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-006
抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-007抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-008抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-009
抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-010抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-011抗血栓薬維持量投与下におけるインプラント-012


◆医療法人山之内歯科・口腔外科
小松島市小松島町井利ノ口104 TNビル3F
TEL:0885-35-2520
URL:http://www.yamanouchi-shika.com/

↑このページのトップヘ