2006年02月12日

調査報告書3 最終回

「調査報告書」の最終回です。


20:32 隣に座っていた男性Aが席を立つ。自分が出していたドル箱1つを持ち
      立ち去る際に本人と会釈を交わす。

   47 女性Aが現われ、本人と言葉を交わし立ち去る。

   54 時計を見て時間を気にする。

   59 9つ目の箱を使いきり、8個目の箱を手元に置き再び台に向かう。

21:23 かからなくなった台に首をかしげた後、台に向かって両手を合わせて
      拝んでいる。

   36 本人が後ろに積んでいた箱6個を、従業員が台車に載せ玉数の計算機
      に運んでいく。

   43 従業員が計算を終えた端数の玉を持ち、本人の所へ。

   51 本人が遊戯を終了。台より立ち去る。

   53 玉数を数え終わりカウンターへ

   54 景品交換所へ

   56 男性Aと接触。別れの挨拶を交わす。
 
   58 地下鉄「祇園駅」より地下鉄に乗車。

22:11 「天神駅」にて下車。構内の公衆電話の列に並ぶ。
      しかし結局かけずに並んでいた客に頭を下げ立ち去る。

   15 7番出口より本人が出る。

   20 福岡銀行本店前の屋台「一輪」に入りラーメンを注文する。

   35 同屋台より出てくる。

   40 西日本鉄道「福岡駅」へ。330円の乗車券を購入。

   42 駅構内のトイレへ

   43 急行「柳川行き」乗車。

   45 同電車発車

23:03 西鉄二日市駅にて下車。

   05 駅前に待機していたタクシーに乗車。
      タクシー○○社 105号車
      福岡35 き55−1×

23:08 自宅に戻る本人を確認。タクシー料金1070円
      これ以降の外出は無いものとし、現時点を以って本日の調査を解除する。




調査報告書には数十枚の証拠写真を添付します。
今回のケースでは駅に立っている本人や(もちろんフレーム内に駅名の看板を入れます)
パチンコに興じる本人の姿等を中心に撮影しました。

実はこの男性を後に3回ほど調査したのですが、その全てが同じパチンコ屋に通っていました。
当然その調査結果を受け、御両親大激怒
このパチンコ屋と我々の事務所は、すぐ近くで歩いていける距離。
父親が調査報告書を読むなりすぐに立ち上がって言ったらしい。
「行こう。どうせ今日もこのパチンコ屋にいってるんだろう」
数十分後にはこのドラ息子、パチンコ屋から「連行」されたらしい。

この調査で出てきた男性Aを後に調査する事になりました。
「何故か?」って?
このドラ息子、連行後に自宅で説教された際にこんな事を言ったらしい。
「パチンコ屋で凄い人と知り合いになった。いくつも会社を経営している人で、帰るときには若い衆がベンツに乗って迎えにくる。ボディーガードもついている」

聞いてるコッチが恥ずかしくなるような嘘。
「ただ遊んでいたのではない。人脈を作っていたんだ」
とでも言いたかったんだろうが、あまりにも幼く御粗末な嘘。
しかし・・・・
両親は信じられない事にコレを真に受けた。

「この男性Aが怪しい!!」

で追加調査
パチンコをやらない俺には辛い調査。
いい加減店員にも怪しまれそう。
パチンコ屋から彼を尾行し、彼の自宅を突き止めた。
ポストを漁って電話番号をGET。
社長の「電話調査」で彼の人となりが分かった。

調査の結果、当たり前だがAはシロ。
子供達は独立し、妻は既に他界。会社も定年退職し年金生活で唯一の楽しみがパチンコ。
彼にしてみれば(気付いていないとはいえ)迷惑な騒動だったでしょうね。



yamasann0940 at 19:58│Comments(2)TrackBack(0)探偵物語 

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この記事へのコメント

1. Posted by ペンP   2006年02月15日 05:55
結局パチ屋で1日遊んでたんですか!!
あ〜コレだからヤダよ…。

でも、よくばれませんでしたね?
2. Posted by やまさん   2006年02月15日 21:17
>>ペンPさん
この馬鹿、パチンコに夢中だったからねw
でもさすがに3日目の尾行は気付かれてたよ。
撒かれたフリして後でこのパチンコ屋に行ったら、案の定いて笑ったよ。

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