山師兄弟Blog 『 林業ボブマーリー 』

宮崎県美郷町渡川(どがわ)地区出身。山師歴11年目で元保育士の「山師弟(たけし)」と、山師歴2年の新米 元アパレルの「山師兄(ただし)」の山師兄弟が送る林業ブログ。 カリブ海に浮ぶ小さな音楽を世界に広めたボブマーリーのように、 どこか遠く難しい林業の話を、楽しく、わかりやすく、時には真面目に。 日本中に世界中に山師の仕事を伝えていく、そんなブログです。

*2017年8月11日山の日に3階建てビルを一棟丸々リノベーションして、野菜直売所&カフェ「若草HUTTE」そしてコワーキングスペース「co-ba MIYAZAKI若草通り」を宮崎市中心市街地の若草通りにOPENしました!

山師兄弟が営む、山と街を繋ぐ「山小屋」です。是非一度遊びに来て下さいね。

*若草HUTTEFacebookページ
https://www.facebook.com/wakakusahutte/

*co-baMIYAZAKI若草通りホームページ
https://co-ba.net/miyazaki/

*山師兄弟が作る椎茸が買える『原木しいたけオーナー制度』
https://www.dogawa.com/

ここ三年は山師としての活動現場が街中心となっている山師兄。

久しぶりに山ブログ。

宮崎市内で運営する「若草HUTTE&co-ba MIYAZAKI」。

2020年~2021年は3回の休業+時短営業を経験。

長い休業中に考えていた事を吐き出してみる。

休業補償、休業要請、休業手当、コロナ禍において何度も見聞きする休業、、、、

「休業」が「林業」に見えてくる!! 山師あるある。

山師的には「林業補償」「林業要請」「林業手当」に見えているのである。

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「この中に何個林業が入ってるでしょ?」  みたいなクイズも成り立つくらいの林業と休業のシンクロ感。

今回、林業話を書きたくなったのには理由が有る。

時間に余裕が出来た休業中に、部屋の掃除をした事がきっかけだ。

掃除中に思い出した少しだけ、おセンチな話。

現在の店舗オープン前は、私も山に住み現場での仕事に従事していた時期が2年程有る。

4年くらい前だったと思うが、その日は田野町で杉の苗木についての研修が有るので山を下りた。

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せっかく山を下りて来たのだから、研修終わりの「ハンズマン」「チキン南蛮」は言わずもがなの暗黙の了解(山師が見るのは雲海)。

プログにも何度も出てくるハンズマンは、山師にとって渡川人にとって絶対的存在。

しかも、その日が図らずもハンズマン「ガラクタ市」開催中とあらば
寄るに決まっている。

(注)ハンズマンのガラクタ市とは春と秋に開催される半期に一度のお祭り、とにかく安い。店舗周辺はガラクタ市渋滞が起こる事で有名。

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何かしら買う気満々で物色しているとコンパクト系の掃除機が半額に。

Uターンし引っ越したばかりの家で掃除機がなかったので即決購入

今思えば、たまにしか吸わない街の空気で冷静さを失っていた自分。

平時であればスペックやデザイン価格などをじっくり検討しているはずなのに、
割引き価格だけで思わず手を出してしまった。

これが俗にいうガラクタ市ハイ

帰宅してから、商品を良く見てみると「Cleanstorm forest」の文字。

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木調の色合いのプラスチックパーツ。やってしまった、、、、

山師がforestってかいた木質風のプラスチックって。

例えるなら「契約農家から直接買い付けた豆で自家焙煎している事をウリにしているスペシャリティコーヒー店のバリスタさんが、家ではインスタントコーヒーを愛飲してるようなもの
、、、例えがちょっと弱いか。

例えるなら「無農薬、無化学肥料にこだわって野菜作ってる農家さんが家で食べるのはコンビニのカット野菜みたいな」。

ダイソンの営業マンが自宅ではクイックルワイパー使ってるみたいな。

異性に対してめっちゃ奥手な男性がPLAYBOYって書いたTシャツ着てる。

ヨガのインストラクターがかなりのぽっちゃり。

ジブリファン名乗っている割にはトトロしか見た事ない。

経営コンサルティングの会社やってる割には自分の会社の経営が上手く行ってない、などなど。

そんな自分の行動に後悔しながらも(山師が見るのは雲海)、
捨てるわけにはいかないのでこの時の掃除機は今も使っている。

アノ時の自分の考えを吸い取ってやりたい。
ダラダラ書いてしまったけど何が言いたかっていうと、
そう、一番のガラクタは俺だよって話。

2020年春のガラクタ市は開催されなかったようです。※今西調べ。

皆が安心して行動できる日が早く戻るように私たちも一人一人考えて行動しないとですね。

こんな雰囲気を森林と掃除機に吸い取って貰いましょう爽快に(山師が見るのは雲海)。

木に人と書いてで「休」。
こんな時こそ「林」の中で「木陰」でひと休みして、次のガラクタ市に備えましょう!!

先日投稿しましたこの記事。

↓宮崎からオーガニックが無くなる?農薬林業と宮崎の未来
http://blog.livedoor.jp/yamashi_rinngyou/archives/1074819135.html?fbclid=IwAR3caZVsKtHT7ut6j9cGLErYTw22PxeJg9A5wTKzZyDnoVXKsS87JMNOb2Q

ですが、大変な反響を頂きまして、コメントやシェア(Facebook記事1000シェア超えました!)を沢山頂きました。
初めての経験で驚いていると共に、林業と縁の遠い方達が話題にして下さっていて、ありがたいなーと感じております。

ブログのコメントにも、いろんな方がいろんな立場で意見されていて面白いなーと客観的に見ています。(すいません、個別に返信はしておりません)
ただ私が言いたいのはこれなんです。

「決して批判がしたい訳じゃありません。」

行政批判がしたい訳ではありません。
除草剤批判がしたい訳でもありません。
木材生産批判がしたい訳でもありません。
資本主義批判がしたい訳でもありません。

ただ私はこの林業の課題を「みんなで」話し合いたいのです。

これまでみたいに、山師だけではなく、林業関係者だけでもなく、本来繋がっているはずの(普段見えにくいけど)いろんな分野・業界の方達と話したいんです。議論したいんです。そしてみんなが納得する形で解決したいんです。それがきっと。これまで動かす事の出来なかった大きな山を、動かすきっかけになると考えています。

「私は農薬を使っています」
⑧朝と夕方が作業時間

私は農薬を使っています。林業で使っている訳じゃないですよw農業で使っているんです。
私は農業もやっています。米を作っています。米をつくる時は除草剤を使うんです。だって手で草抜くの大変なんですもん。むっちゃ大変。ホント大変。大変とかいうレベルじゃない。
真夏の田の草取りとか死ねますよ。腰とか1時間でガクガクになります。だからみんな当たり前に使っています。私もそうです。

だから当たり前に「お米は無農薬じゃないと駄目でしょ。東京の人はそれを求めているんですよ?」って簡単に言うコンサルとかバイヤーとか来ると、結構腹立ちます(笑)「お前一回自分で米作ってみろや!」って心の中でいつも思っています(笑)

でも昨年から無農薬のお米に挑戦しだしました。別にバイヤーに動かされた訳じゃないんですよw
ただやっぱり田んぼの生き物が少なくなって来ている気がするんです。川の魚も少なくなってきている。
もしかしたら農薬が原因じゃないかもしれないけど、そうかもしれない。だから一度無農薬で作って試したいんです。味も量もどれだけ変わるかやってみたい。もしできれば使わない事にこしたことはない。虫も微生物も絶対大事なんです。きっと。どこかで誰かが転換期を作らないといけない気がしています。

「林業には嫌で、農業では良いのか?」そういう意見もあると思います。
結論から言うと、「今の未熟な私じゃ答えはわからない」だからみんなの話を聞いてみたいんです。


「木材生産も大好き」
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木を伐るのむっちゃ面白いんですよ。面白いというか奥が深い。これぞ終わりの無い世界というか、木が100本あれば伐り方も100通りあります。なにより「木材生産こそ林業の醍醐味」です。

「50年前にじいちゃんが植えた木を、親父が育てて、孫の俺が50年後に伐って収穫する」

っていうのは、本当にやりがいがあります。
3世代に渡ってバトンを託して、ようやく成果が出る世界。こんなにスケールの大きい仕事ってなかなか無いと思います。ロマンありますよね~。
だから私も木を植えて、木を育てて、木を伐るという木材生産の仕事は好きです。

でも、でも…なんです。
やっぱりここも転換期に来ているんです。
「伐り過ぎ」が必ず将来の社会を圧迫してきます。
宮崎県は今、中国木材(業界最大手の製材工場・木材商社)が進出し、木質バイオマス発電所も数か所稼働し、木材が引く手あまたの林業バブルに突入しています。
宮崎林業界としては久しぶりの大きな経済が生まれようとしている。
でも間違いなく「伐り過ぎ」る勢いで木材生産が行われています。
県も誘致したから大きなことは言えないのかもしれないけど、抑制を掛けられないのかもしれないけど、伐り過ぎは植生的にも税制的にも経済的にも、未来に大きな負担を掛けます。

ドイツの様な林業先進国には「伐りすぎない」一定のルールがあります。
「今」だけじゃない、「林業」だけじゃない、大きな経済で捉えて森を見ているのです。

「林業だけじゃない、もっと大きな枠(経済)で考えたい」

「今」の「林業」だけの事を考えると、今の林業政策は間違っていないのかもしれません。
ただ「未来」の「宮崎(日本)」の事を考えると、最適な方法ではないのかもしれません。
現在では生産性が上がらなくても、長い目で見るとトータルでは生産性が高い場合もあります。
林業では経済性低くても、その効果が他の産業に影響し、農業や漁業で高い経済性を生むこともあります。すべては繋がっているのです。俯瞰した大きな視野で林業を捉えたいのです。

↓襟裳砂漠と言われた北海道襟裳岬に、森が再生したら(させたら)鮭がむっちゃ獲れるようになった、嘘のような本当の話。これぞ環境林業。

【中古】 森から来た魚 襟裳岬に緑が戻った 道新選書26/相神達夫【著】 【中古】afb


「環境性も経済性もどっちも得たい!」

日本は議論をすると極端になりがちです。
白か黒か。0か100か。グレーや50%50%を敬遠しがちです。真面目なんでしょうねw

林業でも環境性か経済性かで意見が分かれる事がよくあります。
特に一生懸命林業をやっている人ほど、「環境」の話になると嫌がる人が多き気がします。
「環境の話は、なんもわかって無いやつが話すやつ」という感じで相手にしたがりません。
「環境の話をするとお金儲けはできない(経済性は無い)」そんなイメージがあるのです。
そして環境の話をしたい人は、経済の話をしたがらない。お互い腫れものを触るかのように。

でも私はこう思います!
「どっちも大事!!」
「どっちかどかじゃないから!!」


何より山師やってて思う!
「環境性の高い森林は経済性も高い!」
つまり「経済性の高い森林を求めるなら、環境性の高い森林が必要」なんです!!

こういう話をすると「机上の空論だ!」なんて言われます。
いやいや、やっている国も人もいますから!やっている場所は確かにあるんです!日本にもある!
やらずに言う方が机上の空論なんです!

だからきっと日本(宮崎)でもできるはずです。日本(宮崎)らしいやり方で。
その方法がどんな方法なのか…それをみんなで話したいんです。


森林業 ドイツの森と日本林業 [ 村尾 行一 ]

「みんなで語るイベントやります!」

むっちゃ要望多かったので、突然ですがイベントやります!
場所は宮崎市若草通りにある、若草HUTTEで!
反対イベントとかじゃないっすよwみんなで勉強するイベントです。

林業関係者だけじゃなくて、農業や漁業、主婦から学生、飲食店にメディア、醸造業まで、とにかくいろんな視点でこの話題に対して向き合ってみるイベントです。
だから一方的な批判はNG。みんなの意見を聞いたうえで自分はどう思うのか、自分なりの答えを出して持って帰るイベントです。


☆緊急開催!「宮崎県 無人ヘリ山林除草剤散布実証実験」についてみんなで語る会

https://www.facebook.com/events/2432712116960702/


「イベントに県の担当者の方も出席してくれます!」

こんなイベントするんだけど、実情を話に来てくれませんか?と宮崎県庁の担当課に問い合わせたところ、「行きますよ!」と出席の快諾頂きました。とっても素敵な担当者さん。普通来にくいと思うんです(笑)私だったら気が引けます…何言われるかわからないからw

でも、「県民の声を聞きたい!」と参加してくれます。これは招待した私たちにも責任が問われますね。参加する皆さんの品格も問われます。感情的に批判をするのではなく、冷静に俯瞰的な目線で、建設的に議論できる場にしたいですね。あ、子どもも参加OKのイベントです!子どもに見せても恥ずかしくないイベントにしましょう!
みんなで有意義な場にしましょうねー!

「ネット配信します!みなさんの質問にも答えます!」

ブログにも沢山コメント頂きました!
個別に返信はしておりませんが、時間あれば折角なのでこの場で答えたいと思います(数には限りありますが)。
ネット配信ができるように協力してもらいます(ありがとう岡ちゃん)。会場に来られないみなさんも是非覗いてみて下さいねー!

「WEB署名も始めました!」

【宮崎県林業】山林へのヘリ除草剤散布は反対です!他の解決方法をみんなで考えよう!

↑こんなタイトルでWEB署名はじめました。
沢山の方の要望がありまして、初めてだけど「change.org」なるものをやってみました。

ま、詳しくは読んでみて下さい!共感頂けたら署名&シェアお願いします!

という訳で、ブログ書いたらなんか走り出しちゃいました!ww
まぁこれも私の役割なんだろうと受け止めて、「世間と林業の間に立って」お互いの声を届ける(繋ぐ)役割を担いたいと思います。

なにより沢山の友人・知人が「手伝うよ!」「できる事あったら言ってね!」と力を貸してくれます。
そして全く知らない、会ったことも無い方達が同じこと言ってくれます。
いやーこれだから人生やめられない。本当に感謝です。ありがとうございます。
もう私一人では抱えきれない船になりましたので、お言葉に甘えまくって、頼りまくっていきます(笑)

だって私一人で全て抱える問題じゃないですからね!!そこら辺はゆるく行きますよw皆さん頼りにしてまーーーーす!

ではでは、イベント参加、署名お待ちしてまーーーす!!!

昨年末に宮崎日日新聞でこんな記事が発表され話題になりました。
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*宮崎日日新聞 2018年11月3日 記事より抜粋

無人ヘリで除草剤散布 県、下刈り省力化へ試験

http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_35338.html?fbclid=IwAR0WZdQgD6TKAW3eWix_Kh1sk4cw4CzjXkm6L0rNPB0qR4fIzCRcADA8xQ0

簡単に説明すると、
①宮崎県では林業従事者(山師)が減っています。→②木を植えても手入れ(下草刈り作業)する人がいません。→③手入れしないと木が育ちません。手入れ不足の山になります。→④きつい労働の林業は人出がどうしても増えません。→⑤手入れ不足を解消する為にもう無人ヘリで山に農薬撒いて下草を枯らせます。→⑥人手が足りなくても、これで手入れができます。これで解決。

と言う訳なんです。
とりあえず宮崎県が所有する山林で実験して、「大丈夫そうなら2020年(来年)から始めますよ」と。

いやいやいや、これは駄目でしょ!!!!!

もうこの記事読んでから、ずーーーーーーーーーーーっと言いたかった!!ずっとブログに書きたかった!意見も結構求められていたんですが、すいません、ようやく書きます。

ご存じの通り、私山師をしています。
現場でもバリバリ作業しています。親方もしています。従業員も雇用しています。
そして林業の未来を考え、これまでいろんな情報発信も行って来ました。活動も行って来ました。
とうとう山と街を繋ぐべく、宮崎市内若草HUTTEというお店まで作りました。
山側の目線、街側の目線どちらの目線も大事にし、宮崎の未来の為に林業がどうあるべきなのかを常に考えています。

そんな私が今言える事は一言。
これは完全に「愚策」です。

県の担当者の方達も林業の現状と未来を一生懸命に考えたのだとは思いますが、完全に目的と手段が混同し大きな指針を見失っています。
これをやってしまうと、宮崎県はいくら杉の木を生産しようが日本で一番の、いや世界で一番の林業後進県に成り下がるでしょう。後進県というか、もう付ける薬も見当たらない最低最悪の県になります。もう誰も宮崎の木材なんか買わないし、だれも宮崎になんか住みたがらない。

「宮崎県からオーガニック農業が無くなる。」
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宮崎県民が宮崎を誇りに思うところを上げるならば、「安全で美味しい農産物」が必ずでてきます。安くて美味しく新鮮な野菜はもちろんの事、今では無農薬・無化学肥料・有機栽培にこだわった質の高い野菜の生産者も増え、オーガニック農業は間違いなく宮崎に価値を与えています。

野菜のみならず畜産業や漁業もそうです。
こだわった飼料に水、更に一手間もふた手間も加えて、より良い品質の向上に生産者が長年に渡って努め、宮崎を代表するブランドが多く誕生しています。日本を超え、世界に羽ばたく農産ブランドも数多くでてきました。

しかし、この努力は全て水の泡となります。
何故ならば、川上(山)で農薬を散布するからです。
その農薬は川下に流れ、間違いなく農業にも漁業にも影響します。
いくら自分の畑を無農薬にしようが、流れてくる水には農薬が入っているかもしれません。
「間違いなく無農薬です」と言えない以上、無農薬栽培はうたえなくなります。
この条件で有機JASは取れるでしょうか?国際認証は取れるでしょうか?世界の基準は私たちが思っている以上に、非常に厳しい。この環境下にある農地の農産物が世界で評価されるとは思えません。
私は宮崎県全域でFSC(国際森林認証)を取得するべきだと考えていますが、その以前の問題。FSCなんか夢のまた夢です。なんぼ輸出頑張ったって日本の木なんか買ってくれないでしょう。

宮崎県は浅はかな一手で、唯一の武器を放棄し、自ら首を絞める事になるのです。

「林業で一番過酷な、下草刈り作業」
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しかし、林業に人出が足りていないのは事実です。
特に6月~10月のくそ暑い中に行われる「下草刈り作業」は、林業の作業の中で肉体的に最も過酷と言われています。
宮崎の30度を超す真夏の気温の中、植えて1~6年生の小さな木の苗の周りに茂る青草を、刈り払い機というエンジン付きの機械で、日中ひたすらに振り回して草を刈ります。
陰は無い…山の上で太陽がなんだか近い…青草と言ってもむっちゃワイルドな草です。草って言うかむしろ木。畑の草とは大違い、場所によっては自分の身長を超す2mのススキを相手にしない場合もあります。もう「どんげかなるわ」とはこの事。

1週間で軽く2,3㎏痩せます。←その割には俺痩せないなーw
熱中症なんか日常茶飯事。毎日軽度の熱中症です。「耳鳴りがしだすとそろそろやばいなー」とか、熱中症や脱水症状慣れしてきますw

それが1週間で済めばいいけど、5か月続く訳です。
なのでこの時期に辞める新人も多数います。昔から「下草刈り作業を乗り切ればもう辞めない」とさえ言われます。この作業が体力的・精神的にも山場なのです。

図解 知識ゼロからの林業入門 [ 関岡 東生 ]

「減る山師、減らない杉生産量」
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宮崎県の林業従事者は減っています。(参考 宮崎県オープンデータボックス)
1990年 5392人 →2010年 2690人

直近の数字が出なかったのですが、20年で半数の2702人減っているのです。

でも杉生産量は29年日本一!

横ばいどころか右肩上がりで年々上昇しています。

もうアホなのかなと思います。
30年で人は半分に減っても、生産量は維持どころか増やしている訳です。
持続的な林業をうたっていますが、数字だけ見ても無理ゲーなのは一目瞭然なのです。

もちろん高性能林業機械と言って、木材生産を省力化できる機械も多く活躍しています。
宮崎は北海道に次ぐ2位の保有台数があります。だから人が減っても大丈夫、そう言いたい人は是非下草刈り作業をひと夏やってから言って頂きたい。

そう、木を伐って造材する、木材生産部分は近代化し機械化しました。
ですが、木を植えて育てるまでの造林業はこの30年で全く近代化していないのです。
未だにほぼ人力、ほぼアナログ。
高野仁③

木を植えるのなんていまだにクワ1本で植えてますから。一日300~400本も山の急斜面で背負って、一本一本手植えする訳です。
この作業に至っては50年、いや100年くらい変わっていないんじゃないかな?人工林施業の有史以来変わってないのかも。機械化したくてもできるものとできないものがやはりあるのです。*機械で植林できものも無くはない。

そして宮崎の林業には偏りがあっって、機械化した華やかで儲かる木材生産業には人が多く若者も多いですが、地味でアナログな植林・育林の造林業には人手が集まらず、若者も少なく高齢化しまくっています。
なので下草刈り作業をする労働力は統計数字に出る以上に深刻なのです。

「労働力を省く=機械化、は正解なのか」

じゃあやっぱり造林業(植林・育林)を維持するためには、機械化じゃん!無人ヘリコプターで農薬撒いて労働力を省力化しようよ!って言うのは果たして正解なのでしょうか?

山に農薬を撒いてまでやりたい林業ってなんなのでしょか?
山に農薬を撒いてまで残したい山ってなんなのでしょうか?


畑の草を枯らすのとは大違いなのです。エンジンが付いて、鋭い刃が高速回転する草刈り機じゃないと切れないような草です。それを枯らすほどの農薬ですよ。
記事には「環境に影響がないか調べる」とありますが、どの程度調べるつもりでしょう?
環境に影響があるのかどうかは本来数十年、数百年しないとわからないのです。
生態系への影響は数回実験したくらいでは到底わかり得るものではありません。
「お前ん家(ち)のすぐ裏山で実験してこい」って感じです。恐ろしくてそんな事できないはずです。

労働力を省いてもできる、木材生産もあるはずです。
小規模皆伐なのか、長伐期施業での間伐なのか、伐採量を制限するのか、議論の余地は沢山あります。
時代に合った、宮崎に合った森林づくりを勇気を持って模索する時代に来ているのです!

私は林業に定義があるとするのなら、これだと思うんです。

図解でよくわかる農薬のきほん 農薬の選び方・使い方から、安全性、種類、流通まで [ 寺岡徹 ]

「未来(次世代)が喜ぶ山を残すのが林業」
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時代によって林業の技術も仕組みも政策も変わります。
同じ日本でも場所が変われば林業も変わる。同じ宮崎でもそうなんです。
地域や会社や人も変われば林業も変わります。でもみんな根本にあるのはこの気持ちだと思うんです。この気持ちが根底にあるのなら何をやっても良いし、逆にこの理念から外れる事はやってはいけないのです。

そしてこの気持ちは宮崎県の林業政策を決める方達も持っているはずです。
今回下草刈り作業の省略化の為に、山林への農薬散布を考えたのも、手入れ不足では無い、立派な木材が並び立つ、豊かな山を未来に残したいと思ったからに違いありません。

ですがそれは「豊かな木材」の為であって、「豊かな山(森林)」の為ではありません。
29年杉生産日本一の流れを止めたくないのかもしれませんが、それよりも大事な事は沢山あります。
森林の機能は木材生産だけではありません。豊かな土壌が豊かな水を生み、それが農地へと流れ豊かな農業を生み、それが海へ流れ豊かな海と漁場を生み出すのです。そしてそこに住む人達へ豊かな暮らし育み、子孫永代へと繋がっていく。その根本を生み出すのが林業のあるべき姿のはずです。
もう一度ここを思い出して頂きたい。目的と手段が混同しているのです。木材生産はあくまでも手段の一つでしかなく、本来の目的は未来が喜ぶ山(森林)を残す事だったはずです。

「山に農薬を撒くぐらいなら、林業辞めます」
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私は林業従事者の中でもやる気満々の部類の人間ですが、それでもこんな林業をやらされるくらいならもうこの道からは降りたいと思います。こんな手法は誰も幸せにしないし、何より子どもたちに顔向けできません。将来子どもや孫たちが、農薬を撒き続けた山を喜んでもらえるとは思えないのです。そして私自身そんな場所に住みたくもない。もしこれが日本でスタンダードになるのなら、どこか違う国にでも住もうかなとさえ思います。そしてそう思う人は少なくはないでしょう。



「植えない勇気は放棄では無い」

今後日本の人口は完全に減少します。*移民を入れない限り
その中で高水準で木材生産を維持する意義はどこにあるのでしょうか?
以前この議論の中で、「将来無い方がいけない。とりあえず植えとけば将来どうにかなる。」と仰った方がいましたが、私からすると狂気の沙汰にしか思えません。

現在既に「とりあえず植えた木」がどうにもなっていないのです。需要と供給のバランスが崩れた林業は、従事者をひっ迫し新たな問題が続出しています。現場は仕事に追われ、木材生産はこんなに機械化したのに未だに労働災害は減りません。30年横ばいです。これを更に継続させようというのです。
伐り過ぎた山々はまた税金を投入して植林・育林をしなくてはならなくなります。高度経済成長期以降、木を伐りまくって植林・育林に税金を投資しまくった負の50年がまたやってくるのです。そしてそんなお金はもう日本にも宮崎県にも無いのです。どうするつもりなんでしょう?

そこまでして作りたい木材ってなんなのでしょうか?
そもそも人口減るのに木材は今ほどいるのでしょう?
木材生産しなくても林業はできるんじゃないのか?
木材生産をしなくても山(森林)を守って行ける方策を探る時期なんじゃないのか?
「林業=木材生産」は止めた方がいいなじゃないのか?
私はそう思う訳なんです。


「宮崎県民は声を上げる時が来た!」
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ここまで読んで下さった方はもうお気づきだと思いますが、これは林業だけの問題ではありません。
宮崎県に住む人間全ての人にとっての問題です!

だってそうですよね?皆さんが飲む水は山から流れてくる訳ですから。
皆さんが家で使う水の話です。
皆さんが作る野菜に撒く水の話です。
皆さんが家畜の飲ませる水の話です。
皆さんが魚を獲る海に流れる水の話です。
皆さんのお子さん、お孫さんが飲む水の話なんです。


「山に農薬を撒かなくても、林業を救う道はある!」

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みんなで話し合えばきっと見つかります!
山に関わる人間だけで考えるからこうなるんです。街も農も海もみんなで考えましょう!
私は自信を持って言えます!
きっと良いアイデアが生まれるはずです!

だって若草HUTTEをOPENして2年、山と街が繋がる事でいろんな可能性が見えたから!
沢山の人のアイデアが集まれば、どうにかならない事なんか意外とないんです!!

私は声を上げたい。
1人の山師として、1人の宮崎県に住む人間として、1人の親として。
山林への農薬散布は「NO」!と。

もちろん憎くて言うんじゃありません。後悔する前に議論しておきたいんです!
これは大きなムーブメントとなって動かさないと動かない事例だと思っています。
特に宮崎で共に頑張る林業・農業・漁業関係者の皆さん。一緒に声を上げましょう!
宜しくお願いします!

*web署名のページを作成しました!
「【宮崎県林業】山林へのヘリ除草剤散布は反対です!他の解決方法をみんなで考えよう!」

http://chng.it/tDKmbytZnL

今回の署名は宮崎県行政に対する批判でもなく、除草剤に対する批判でもなく、木材生産に対する批判でもありません。
あくまでも
「宮崎県民(日本国民)のほとんどが知らなかったこの状況をもっと知って貰って、みんなで勉強して議論して、どんな解決方法が最適なのかを見つけたい!」
「その為に一旦除草剤散布実験は中止して下さい!」
「そしてみんなでこの問題について話し合いましょう!」
「みんなが納得する解決方法を見つけましょう!」

という署名です。
自分の意思に合わない方はスルーして下さい。
「現状を変えたい、自ら望む未来を生み出したい」という方は是非ご署名お願いします。一緒に考えましょう。

この問題にまだ答えはありません。
それは簡単には到達できないかもしれない。

でもこれをきっかけにしたい!
林業関係者だけでなく、みんなで未来の森林づくりを話すきっかけにしたいんです!

未来(次世代)が喜ぶ森林づくりが何なのか。そして私達に必要な森林づくりとは何なのか。それを探る一歩目を、今日から一緒に始めましょう。
一緒に未来を生み出しましょう。

プロジェクト内容だけでも呼んで頂けるとありがたいです。
賛同頂けたら署名お願いします。

*集まった署名は宮崎県知事・宮崎県森林環境部部長・林野庁長官宛に届ける事になっています

是非ご一読頂き、ご賛同いただける方はボタンをポチッとお願いします。シェア拡散も引き続き宜しくお願いします!

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2018年 8月11日山の日
若草HUTTE&co-ba miyazaki 若草通り が1周年を迎えました。
この日は生憎の雨、そしてお盆前にもかかわらず、沢山の方がお祝いに駆けつけてくれました。
本当にありがとうございます。

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↑co-ba生みの親、中村真広さんも!講演もありがとうございました!

当日はコワーキングスペース『co-ba』の創業者でもある中村真広さんを講師としてお招きし、コワーキングスペースの役割や使い方、地域に及ぼす効果なんかを話して頂きました。
そして私とのトークセッションも。短い時間たっだのが悔やまれる…もっと話したかったな~
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宮崎に「コワーキング」という文化が無かった1年前。
今では宮崎の中心市街地で、いや宮崎県内で必要な場所として認識されるようになりました。
この日もいろんな意見が出てる中、中村さんからも「co-ba宮崎が羨ましい!ITだけじゃなく、農家や山師、行政関係、地域関係…いろんな人が集まるじゃないですか。渋谷じゃこうはいきませんよ!」とありがたいお言葉を頂きました。
そうなんです!
宮崎だからこそできる!
私たち山師兄弟だからこそできる!
そんな場所がきっとあるはずなんです。
私たちが作りたいのは「文化」なのかもしれません。

若草HUTTEができてこの1年、変わったことがあります。

1⃣山側(美郷町・渡川地区)で少しだけど経済が活性化した。
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美郷町の農産物を街に販売する前線基地として位置付けているヒュッテ。
じいちゃん達が作る野菜が売れるようになったというのもありますが、一番びっくりしたのは「イチゴ大福」でした。地元のおばちゃんが手作りするいちご大福が、むっちゃ人気出て売れたんです(笑)
これにはびっくりしました。最初は5個ずつしか持って行かなかったのが、シーズン終わりには1日30個持って行ってました。まさかまさかの展開。これだから面白いんだよな~。また今年もやりますよ!おばちゃんも燃えていますからねwこうやって少しずつ地域に火をつけていきたい。


2⃣街側(宮崎市若草通り)の空き店舗が減り、お店が増えた。
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↑綺麗になったヒュッテ前のハイカラ横丁通り

1年前は空き店舗だらけだった若草通り。
この1年で一気にお店が増えて賑やかさが増しました。
特にヒュッテの目の前の通り「ハイカラ横丁」は、ヒュッテができる前は薄暗く、違法駐輪と野良猫だらけの、若草通りでも雰囲気の悪い歩きにくい通りでした。
でも今はむっちゃ明るくなりました。お店も2店舗増えました。商店街組合の方も「ヒュッテのお陰で人通りが増えた。入ってくれて良かった」とおっしゃってくれます。本当に変わった若草通り。もちろんヒュッテのお陰という訳では無いのですがwでも少なからず貢献しているんじゃないかと自負しています。(自称 HUTTE効果と言いますw)

3⃣街(宮崎市)から山(渡川地区)に来る人が増えた。
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ヒュッテに行って、渡川地区を知り、原木しいたけを知り、どがわ未来会議を知り、「渡川に行ってみたい!」と渡川を訪れる人が沢山いらっしゃいました。沢山のメディアにも渡川を取り上げて頂きました。もうまさに理想形。ヒュッテがきっかけとなって、街と山が繋がる瞬間です。
ここから更に発展して、街に住む人と山に住む人が何か一緒にできることが生まれてくると嬉しいですね。ビジネスだったりプロジェクトだったり。もうワクワクしかないです。


【まとめ】若草HUTTE 2年目はこうなります!
この1年目はできない事の方が多かった1年でした。
2年目はそのできなかった事を一つずつ挑戦していきたいと思っています。
目指すは『NO BORDER』。
いろんな境目を無くして、ヒュッテで繋がる。そんな活動をしていきます。
山と街、東京と宮崎、インドアとアウトドア、若者と高齢者、健常者と障害者、男と女、山師とIT…もうキリが無いけど、とにかくこれまでの既成概念に囚われず自由な発想と縛られない行動力で、多様性のある場を生み出していきます。

とりあえず「スポーツの聖地宮崎県」ならぬ「eスポーツの聖地 宮崎県!」に向けて街中でeスポーツのイベントやりたいなーとか、街中でアウトドアを楽しむイベントとか、街中で農業とか、そんなのやりたいですね~。

2年目も楽しんでいきましょう!!!!
皆様宜しくお願いします!

もうすぐで一年になります。
2017年8月11日(山の日)にOPENしました『若草HUTTE&co-baMIYAZAKI若草通り』
「山と街を繋ぐ」をコンセプトに私たち山師兄弟が街に作った「山小屋=ヒュッテ」です。
野菜の直売所とカフェ・バー、そしてコワーキングスペースが一つになった新しいカタチのお店です。

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↑写真はオープン当初のもの

実はオープンするまでに、2年かかりました。
もう本当にいろんな事がありまして…
まずは「みやざき創業サポート室(現MIYAZAKIスタートアップハブ)」に1期生として入居する事から始まり←これがきつかったw当時は入居審査が尋常じゃないくらい厳しく、事業計画とプレゼン作りで死にました。

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↑10年空き物件の廃墟ビルを丸々一棟リノベーションしました


そして物件探し、融資獲得の為の事業計画作成、行政へのプレゼン、各種イベントに出てプレゼン&宣伝、未知のカフェ&直売所&コワーキングスペース経営の為のノウハウ勉強、初のクラウドファンディングへ挑戦…
あげればキリが無いですが、これを山仕事をしながら、地域づくりや移住者受け入れをしながらだったので、なかなかタフな日々が続きました。
この2年で行ったプレゼンテーションは30件以上。
毎月1~2本資料を作ってプレゼン。そんな山師中々居ないと思います(笑)

周りからは「山師が遠い街中で、カフェとコワーキングスペースをやろうとしている」という意味わからないワードが並び、完全に宇宙人扱いでしたが←今もかw 1年経とうとする今、銀行さえも理解してくれず融資を断られたこのお店は、着実に街に浸透し沢山の人から必要とされるお店になってきています。

集合写真

↑オープン1年前から予定物件を借りて(←奇跡w)コワークイベントを開催


よく言われます。
「なぜ山師なのにお店やってるの?」
「カフェとコワーキングスペースって山に関係無くない?」
「山で働いていないから、山師じゃないよね」
「どっちがお兄さんで弟ですか?」←一番言われるかもw

確かにこれまでの概念なら、山師が街でカフェをやったりコワーキングスペースをやるというのは全く馴染みが無いと思います。というかおそらく日本では初めてじゃないかな?
山師がカフェとコワーキングスペース経営しているのは。

しかし私たちはこれも山師の仕事だと思っています。

高野仁③

↑若草HUTTE店長の兄も山で働いていました


もし山師の仕事に定義があるとしたら、それは
「未来に(次世代に)喜ばれる山を残す」
事なのかなと思っています。

木を植え、木を育て、その山が豊かな水や土を生み、木が育ち田んぼ畑が実り、川や海で魚が採れる。
そんな未来の子ども達や孫たちが喜ぶ山や地域を思い描きながら、私たち山師は日々山で仕事をしています。

ですが今の日本ではこれまでのように「山で仕事をするだけ」では、未来の子ども達が喜ぶ山や地域は残せない。それが私が山師になって感じた答えでした。

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↑木は1本1本、人の手で植えていきます。これが収穫できるのは30~50年後


山師の平均年齢は60歳を超えてきています。
私の住む渡川地区でも、20~30歳代の若者は5名しかいません。
10年後、20年後この広い山を誰が守っていくのか。
いくら林業が機械化して近代化しても、木質バイオマス発電所や大きな製材所ができて需要が増えても、そこに山で働く山師がいなければこの広い山を活用し守っていく事はできないのです。

だから私は今こそ街と繋がる必要があると思っています。
街の人はびっくりするくらい林業の事を知りません。
山師という職業を知らない人がほとんどです。
黙々と山に籠っていたって、誰も山には来てくれないのです。

だから私たちは無理やりにでも山と街を繋ぎます。


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↑訪れた人は、必然的に山師とコミュニケーションを取ることになりますw


「このお店木を沢山使ってて素敵ですね」
「私山師なんですよ。このテーブルは私の祖父が植えて、私が伐ったものなんですよ。50年かかりました。」
「え?山師ってなんですか?」

はい!ありがとうございまーーーーす!!いらっしゃいませーーー!
って感じなんですよね(笑)なんか気が付いたら山について詳しくなって帰ってくるお店。
ステマ感満載の林業ショップを目指しております(笑)
コワーキングスペースもそう。
今の林業には新しい人材や新しい価値観が必要だと思っています。
それがどんな人材なのかはわかりませんが、林業界とは真逆の人材である事は間違いないと思います。そして今宮崎市の中心市街地(若草HUTTEの周辺)では、急激にIT関係者やベンチャー企業が増えています。こういう人たちが集うコワーキングスペースを宮崎市中心市街地第一号で私たちが作ることで、その人たちと繋がれる。山に新しい風を吹き込むチャンスが回ってくる訳です。

だからコワーキングスペースなんです。
私たちにとって街のコワーキングスペースは山への人狩りの場です(笑)

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↑新作!ヒュッテの野菜サンドウィッチ/無農薬栽培にんじんのサンドウィッチ


オープンしてもうすぐ1年…
ヒュッテのお客さんのイメージは
「サンドウィッチ屋さん」「美味しいコーヒーのカフェ」「ジェラートと栗きんとんが美味しい店」「お酒が飲めるバー」「よくセミナーがあってるところ」「コワーキングスペースっていう意識高い系のお店」「食のイベントが頻繁に開催されるところ」「コーヒー1杯頼めばゆっくり仕事ができる店」
「山師兄弟のお店」…etc

こんな感じでしょうか。「山師」とか「林業」とかのワードはおそらく後ろの方です。
でもこれで良いと思っています。
多用途、多目的に使ってもらって、結果、いつの日か山に繋がっていく。
入口はサンドウィッチでもコーヒーでも良いんです。
林業の敷居、山村の敷居を低くする事が私たちの役割なのかもしれません。


店舗に立つ兄にはいつも話します。
「山師を辞めて店に立つんじゃない。山師のまま店に立ちましょう」
未来に山を残す為なら、カフェもコワーキングスペースも山師の立派な仕事の一つなんです。

山で働く森林作業員にも話します。
「心配しなくていい。20年後、山師がカフェをやるのが当たり前の時代が必ず来るから」
だってそうでしょ?20年前農家がカフェをやるなんて有り得なかったのに、今では当たり前です。
私たちの一歩が必ず未来のスタンダードになるはずです。


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↑山師初のインターンシップ生も受け入れました

未来を切り開いていくのは本当に大変です。
ですが人生をかけるだけの手ごたえも感じています。
5年あれば自分の人生も周りの社会も大きく変えられます。
この1年を節目に、また大きく1歩踏み出してチャレンジしていこうと考えています。
だって歳足んないから(笑)

あ、という訳で
『若草HUTTE&co-baMIYAZAKI若草通り 1周年ANNIVERSARY PARTY』
を開催します!
日にちは8月11日(土)山の日です!!
詳細はまたおって連絡します。
パー――っとやりますので、是非遊びに来て下さいねー!
沢山の人に来て欲しいなー!
お待ちしております。

日本全国津々浦々
人口問題からどの地域でも
「移住」
について、様々な議論がなされています

どう移住者を呼び寄せるのか
どんなうたい文句で呼び寄せるのか
移住してくれたら100万円あげますよーとか
住宅支援しますよーとか
なんかあげますよーとか

まぁいろんな方法があって良いとは思うのですが
個人的な意見で単刀直入に言うと
キーワードは『林業』にあると思っています

それは何故か
単純に、移住を促すうえでの3つの強みがあるからです

 1つめは「日本中どこにでも山がある」こと
移住の際一番ネックになるものの一つに、仕事というものがあります
どうゆう仕事があるのか?
どうゆう仕事をして食べていくのか?
まず一番の考えるところです
ですが「これ」というやるいたい仕事が無い場合は、現地任せになる事がしばしばです
そこで出てくるのが林業です
基本的に山がある地域では林業が成り立っています
海がない都道府県はあっても、山が無い都道府県はありません(沖縄はなんとも言えないけど)
つまり、林業なら移住地を選ばず仕事ができるということになります。


2つ目は「林業が慢性的に人材不足」だということ
今林業の平均年齢は60歳を超えます
現場で見る限りでは70歳近い場所もあります
そして若い人材をどの企業も団体も欲しがっています
もちろん私も欲しい
なので「移住してきます、山で雇って下さい」これは大喜びです
移住者の就労先として林業は十分な受け皿になり得ます

3つ目は「社会の風が林業に追い風である」こと
今日本の木は伐る時期を迎え、山には潤沢に木があります
時代の流れから木質バイオマス発電や、新建材に変わった様々な木質化も増えてきました
そして一転して世界では森が減っています
どこの国も木材の輸出規制をし、自国の森、林業を守るのに必死です
その中で日本は「森林率世界2位」という森林大国です
国の成長戦略に林業が盛り込まれるのもわかります
更にいうと日本の林業はまだまだ後進国なので、伸びしろがあります
新しい考え、柔軟な考えが現場には求められています
移住者の林業参入は必ず新しい風を吹き込むでしょう

どうでしょう?移住者の受け皿に林業はなり得ると思いませんか?

もちろん問題もあります
一番の問題は、林業側が受け入れ態勢が不十分だということ
目の前に資源が広がっていても、活かしきれていない正に今の林業と一緒ですね
ま、ここら辺はまた書きます。

あ、因みに私の所にも「山師がしたい」と言って、長野から家族5人で移住してきた家族がいます
限界集落に若い人間が5人増えると地域はがらっと変わります
是非彼らに「林業移住」のパイオニアになって欲しいですね
そして「移住」というカテゴリー自体ぶち壊して欲しいな
そんな想いです
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最近、今西兄弟が「鹿・シカ・しか・Deer」ってうるさいなと思われている事と思います。

ここの所、8月20日開催の「ご当地グルメコンテスト」に向けて必死。

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この「鹿肉エベレスト」で

絶対に優勝したいんです!! 

なぜか、、?

結論から言うと、獣外対策の為に今回優勝したいんです!!

2位じゃダメなんです!

今回のグルメコンテストは手段であって、目的は獣外対策。

目的を達成する為には、今回優勝しないと話にならないから結果が欲しい。

つまり

「最低でも金、最高でも金」

「田村でも金、谷でも金」

「田村でも金、谷でも金、ママになっても金、シカでも金」

きんは100歳100歳、ぎんも100歳100歳。ダスキン呼ぶなら100番100番


と言う事なんですよっ。

今回の取り組みが、どう獣外対策につながるのか?

語りたい所ですが、長くなりますので割愛しますが
 
http://blog.livedoor.jp/yamashi_rinngyou/archives/1060251220.html
コチラの記事でチェックして下さい。詳しく書いています。

頭で考えるほど、そんな簡単には行かないと思いますが、こういった取り組みを続け全てが繋がっていけば、皆が良い方向に向かって行けると信じています。

渡川からミラクル起こして行きますよ!
 
オリジナルバージョンが見つけられず、、、

谷亮子さんから学んだ事、

それは、

「獣よく剛を制す」って事ですね、、、。

この世の中
なんのきっかけで
物事が大きく変わるかなんて
誰にもわかりません

不可能に慣れ過ぎて
どこか自然に諦めていた事が
誰かのたった一つの成果によって
非常識が常識に変わる

リオオリンピックを観ていて感動と共に、この事を痛感しています

卓球男子団体なんて今までハイライトでも流れなかったのに
今や水谷隼選手の経歴や、吉村真晴選手の魔球サーブがテレビで特集される始末

水谷選手が個人シングルスで日本史上初の銅メダルを取った影響で
卓球を取り巻く世界はガラッと変わりました

↓吉村真晴の魔球サーブwまじ凄い


話は変わりますが
今度の8月20日土曜日、市町村対抗グルメコンテストがMRTmiccで開かれます
そしてなぜか私たち山師兄弟
美郷町代表として出場します(笑)

まぁ原木椎茸生産者ですので、椎茸普及の為に椎茸料理で出るとかならわかります
でも今回私たちが出品する料理は、そう

「 鹿肉 」

全く関係ないのです(笑)

なぜ鹿肉?そう聞かれます
鹿肉売ってるの?そう聞かれます

いえ、鹿肉は販売していませんし、コンテストで優勝したところでうちは一銭も儲かりません


ただ「 鹿 」には関係があります


私たちは林業と農業を生業とし、そして山で暮らしています

今私の住む渡川地区では
米を作れば米を食べられ
野菜を作れば野菜を食べられ
杉を植えれば杉を、椎茸を作れば椎茸を…
全部鹿に食べられます
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自然のサイクルと言えばそうなのかもしれませんが
自然の力とは恐ろしいもので、とても抗らうことはできません

田んぼ・畑・山には丈夫な網が張り巡らされ
子どもが遊ぶその横で、高圧電流が剥き出しに

それでも鹿の被害は止められません

そして人は自分たちの張った網と電線に囲われ
家の庭では鹿が連れてきた山ビルに噛まれ
20年前では考えられなかった住みにくい環境の中
半ば当たり前に暮らしています

美しいはずの田園風景、山村風景は昔の景色
でも「生きる為にはしょうがない」と
今日もまた、自然に還る事は無い網(手段)を山の中に張るのです


この今や日本全国の山村の常識となった鹿の被害を、新しい常識で覆したい!!
そう思って、今回慣れない料理のコンテストに
「 鹿肉 」で挑戦します

本当に淡い期待なのかもしれません
今まで誰もが考え、そして失敗してきた道かもしれません

でも今やるしかないのです!

地道に努力して積み重ねてきた実績と信頼
そして今、渡川に流れている機運

今、挑戦しないと来年では遅い
去年じゃ早かった、まさに今なんだ!
そう思っています

鹿肉を使ったご当地グルメが注目を集めることで
美郷町に人が訪れ、鹿肉がお金になる
鹿肉に注目が集まれば、鹿の捕獲も増えるかもしれない
里山に近づきにくくなれば、鹿の被害は少なくなるかもしれない
鹿の被害が無くなれば、田んぼの網も、山の網も無くなるかもしれない
美しい景色と、住みやすい 山村が戻れば、また人も住みたくなるかもしれない

簡単な道筋じゃないのはわかっています
無理かもしれない
だけどこの「かもしれない」を目指さないと
山村に未来は無いのです

という訳で、山師兄弟が提案するスペシャルジビエ料理がこれ!

鹿肉エベレスト丼 提出用①

その名も
猟師めしの最高峰『 鹿肉エベレスト丼 』

極上の天然夏鹿の←鹿は夏が美味い!
 厳選したモモ肉のみを使用し
じっくりスパイシーに丁寧にオーブンでロースト

旨味を閉じ込めて肉汁たっぷり
鹿の臭みは全くなく
噛めば噛むほど鹿の旨味が口に広がります !

そのロースト鹿肉を渡川産の天日干しのお米の上に
エベレストにも負けないほど高く山盛り!
更に上からスペシャルタルタルソースをかけて
(*タルタルソースには卵の代わりにヨーグルトを使用、ヘルシー!)
お肉たっぷり、美味しさたっぷり
でもとってもヘルシーな
(*鹿肉はお肉の中でも一番低カロリー高たんぱく、高鉄分のヘルシーお肉!)
スペシャルジビエ丼となっております!!

皆さん
8月20日土曜日は
MRTmiccのダイヤモンドホールに食べに来て下さいね!
開場11:00~18:00
1食500円のチケット制です
うちだけじゃなく、宮崎県内の市町村グルメが食べられますよ♪

そして食べて美味しかったら、美郷町に投票して下さいね(^^)
(*チケット1枚に投票券が1枚付いて、得票数が多かったところが優勝です)

鹿肉エベレスト丼で優勝して
宮崎のから獣害被害を無くすぞ!
宮崎の田んぼと畑と山から無駄な網を無くすぞ!

たった一杯の丼ぶりで目の前の世界を変えたい
非常識を常識に変えたい

その一歩目になればと願っています

当日は山師兄弟に会いに来てくださいね




 
*追記

今増え続けた鹿は生態系を大きく崩しています
人間が理想としていた、綺麗なピラミッド型の食物連鎖は崩れ
鹿の層が極端に増え、その下の層の植物が激減し、それを食べていた昆虫が減り
そしてそれを食べていた爬虫類や小動物も減っています

山の二ホンミツバチも少なくなりました
スズメバチを山で見らず、街で見るようになったのもそのせいかもしれません
椎葉の九州大学が管理する原生林の植生は鹿の食害で半分に減り
山が崩れ、川が濁るようになりました

実は気づかないだけで
鹿の問題ってもう山の問題だけじゃない
街に住む人にとっても大きな問題なのかもしれません
もしかしたら街の人ほど影響は大きくなるかもしれません
食べたいモノ、住みたい暮らしがいつまでも当たり前にあるとは限らない
実は鹿のお陰でできなくなる日がもうそこまで、いやもう始まっているのかもしれません

知らなかった、気づかなかったじゃ遅い事ってきっとあります
「食」を機会に、山の生態系にも少し
目と耳を傾けてみてくれたら嬉しいです
そんなきっかけになれば。


                         山師 今西猛 

宮崎づくり①

この夏、あの大手ビールのキリン一番搾りが
日本の47都道府県のビールを作るプロジェクトを展開し
もれなく宮崎にも「宮崎づくり」という
宮崎限定の一番搾りができました

そしてなぜか
ほんとなんでか(笑)
私たち山師兄弟をその宮崎づくりのweb記事で取り上げて頂きました 
それもライターはwebサイト大手のコロカルさん! 

キリン一番搾り宮崎づくりのサイトはこちらから

お題は「キリン一番搾り宮崎づくりに合う、景色と料理」

私たち山師兄弟が作る原木椎茸作りと、山づくり
そして宮崎グルメ新定番「なば南蛮」と「鹿肉エベレスト丼」
むっちゃ格好良く取り上げて頂きました

詳しくは是非記事を読んでほしいのですが 
とにかく嬉しかったのは
物凄く反響が大きかったこと

特になにか観光地を紹介している訳でもなく
お店で食べられる名物料理を紹介している訳でもないのですが
それでも「応援しています!」
と沢山のメッセージを全国から頂きました
そして原木オーナー制度にも多くの評価を頂きました
宮崎づくり⑤

ほんのネット回線を通したやりとりだけど
なんか心が通じ合ったようで嬉しかったです

宮崎づくりに私たちも力になれたら
そう、リアルな宮崎づくりに

山づくりはきっと宮崎づくりに繋がるはずです

キリン一番搾り「宮崎づくり」を飲んで
宮崎の山を
渡川の山師兄弟を思い出してくれたら幸いです
宮崎づくり⑥


 

ポケモンGOが日本で配信スタートしました
むっちゃ人気ですね
想像通り、いや想像以上
大の大人が、ポケモンGETだぜーーー!なんてやっているの
1年前想像できました?
またポケモンブームがくるなんて予想してました?
清原が捕まるのはあらかた予想できたけど、さすがにこれは予想できなかったっすね
 
これだから世の中面白い、そんな感じです

という訳で、山師弟もポケモンGOインストールしてみました!
いや、初めてですよ、スマホゲームとかインストールするの

私普段ゲームやりません
いじるのはチェーンソーと嫁さんだけと決めていますからね
インストールのボタン押すだけで
「騙されてないかな?ワンクリック詐欺とかあったらどうしよう?」
ってプチ勇気が必要なのです

なぜそこまでしてポケモンGOを始めるのか…

だってもしかしたら山に人来るかもしれないじゃないっすか!!!!
ポケモン探しに山に人来るかも!!
もし渡川でレアポケモン出現したら、渡川に人むっちゃくるかも!!!

そんな淡い下心丸出しではじめてみたのです

えぇ、たぶんそんな奴、日本中にたらふくいるでしょうw
そしてみんな 現実に直面するのです

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うわ…
ポケモン…
全然おらんやん…


キャー!!!!(>_<)
淡い下心全滅!!
そう、山に全然ポケモンいないんです!!
見渡す限り地平線…

ちーへいーせーーんーーー
ってラピュタの歌歌っちゃいましたもん 

ま、これが現実ですよね
なので3日目にしてまだゲットしたポケモン最初の1匹だけw
全然おもんないんですw
難易度むっちゃ高いw 
俺コンプリートできるのかな?w
 
でもね、まだわかんない
もしかしたら展開によっては、山村に人を呼び込む可能性もあるかもしれません

もちろんブームは一過性
だからもし来てくれた時に
ポケモン以外の、想像以上の喜びと感動を与えなくちゃいけないんです

「ポケモンいるっていうから捕まえきたけど、なんだ川で鮎捕まえる方が全然楽しいじゃん!」
「ポケモンいなかったけど、鹿はいたわ!そしてむっちゃ美味かった!」

そんなね、玄関はポケモンでも
入ったらそこにはバーチャルじゃない
リアルで豊かな山村暮らしが広がっていた…

なんて体験をね、是非してほしい
そんなツールにポケモンGOがなったら面白いなーなんて思っています

しかしほんと画期的なゲームですよね
バーチャルとリアルをお手軽に融合させたまさに「今」にピッタリのゲーム
スマホが普及して、便利になったけど嘘かほんとかわからないネット上にも飽きてきて
リアルを感じたいけど、本気になるのはめんどくて
でもさらに便利な世の中も体験したいなーなんて思ってる
まさに今の現代人の欲求にぴったり答えたって感じですね
10年前でも10年後でもなく、まさに「今」だったんじゃないのかなーって感じです

これからの山村暮らしも、キーワードはこんな「調度よさ」なんですかね
 
お手軽に非リアルな山村や林業を、スマホやパソコンを通してリアルに体感できる
具体的な案は全然出てこないけど、今の人たちは「調度よい」山や木との関わり方を求めている気がします

ガチガチのTHEオーガニックな自給自足の山村生活じゃなくて
ちょうどよく街の生活とも融合した山村生活
街にいても気軽に山村との繋がりを味わえる生活

むっちゃ都合よいけど、そんな暮らしをしたい人が増えている気がします

ま、なにより私もそんなタイプなんですがね

非リアルな山村でリアルな生活
結構おもしろいですよw 

 

今世間では「投資」だ「ベンチャー」だ「インキュベーション」だ「スタートアップ」だなんだかんだ
なんか儲かりそうそだけどよくわからない、割りとポジティブそうだけど自分とは遠い存在
そんな言葉に溢れています

特に田舎に住むと、そういう人たちに合う事は少ない
いや、街にいても、ふつーに暮らしていたら出会わないのかな?
とにかく、宮崎でそんな最新ワードに出会うことはテレビとネットの中だけで、まるで芸能人の世界
夢うつつの世界なのです

だけど私は「林業」はどの産業にも負けない、「投資」スピリットを持っていると思っています。

この春も木を植えました
30代の若者(わかものって言っていいのか?w)5人で
11ha(ヘクタール)の山に、およそ25000本の杉の苗を、
1本1本手作業で植えました
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↑杉の苗を担いで山に向かう所、4人写っています

ものっっっ凄い大変だったけど
でもこの木が収穫できるのは50年後
 
みんなその頃は80代です
とうに引退しているでしょうし、もしかしたら生きていないかもしれません

だけどそれでも木を植えるのです

未来のために
次の世代のために
次に収穫するであろう子ども達、そしてまだ見ぬ孫たちの為に

いや、伐る為だけじゃなくて
森をつくり
豊かな水が湧くよう
豊かな自然が保てるよう
その麓で豊かな暮らしができるよう
安心して穏やかに暮らせるよう 
今日もまた木を植えるのです

その成果は自分が見ることは無いかもしれません
だけど木を植えるのです

50年後、100年後の未来に想いを馳せながら


ね?林業って立派な「投資産業」でしょ?
50年、100年が1スパンなんだから
こんなスケールのでかい投資案件、他にあるんならもってこいやー!
って調子にのってるベンチャー軍団に言いたい(笑)←あくまでもごく一部のねw
投資は派手な街中だけのものじゃなくて、ちゃんと宮崎みたいな山の中にもしっかりあるんですよね。

この気持ちって、街中の人にも知ってほしいけど
やっぱり私たち山の人間も、もう一度気づかないといけません

山師の仕事ってテレビの世界に負けないくらい格好良い仕事なんだ!って
自分達の住む世界って凄いんだな!って 
そう、自信を持ってほしいんです

山の中からでも胸をはってできることは、きっとあります!
そして山師はもっとチャレンジできる!
いや、更にチャレンジしていかなきゃ、未来の山は守れません!

という訳で今日、7月9日土曜日 14:00~
日向市の中央公民館で私、山師今西
宮崎最大級のプレゼン大会にでます!
「夢プレゼンテーションin日向」
https://www.facebook.com/events/693883520750920/
*飛び入り観覧OKです!

そう、宮崎にも投資、スタートアップ、ベンチャーの波は来ているのです!
宮崎が起業しやすい県NO.1になるのもまじか!
最新ワードもテレビの世界じゃなくなってるんですよー

↓宮崎のチャレンジを応援する「みやざきスタートアップバレー」
https://www.facebook.com/Miyazaki.Startup.Valley/

山師代表として、私の林業をガツン!と熱くプレゼンしてきますよ!
「山師かっけーな!」
あわよくば
「山師になりたいな!」
「山師に惚れた」
「抱かれたい山師NO.1」
そう思わせられるように、攻め攻めでいってまいります(笑)

山師も林業も斜陽産業なんかじゃない、成長産業だ!
宮崎のチャレンジは、林業からスタートさせますよ! 
 

山師も、たまには街に出る。

先日、携帯電話修理・買い物・仕事などなど用事を詰め込んで街へ。

街まで距離が有るので、出る時はいろいろと用事をすませる、これ山師あるある。

なかでもハンズマンは絶対。

そんなハンズマン柳丸店前の道路が川みたいになるぐらい豪雨だった日、
宮崎・日向へ行って来ました。

渡川が誇るブロイラーアスリート中村真司君がコーヒー屋さんを日向市にオープンしたと聞いていたので、行って来ました。
コーヒーなら甘いものかなと思い、差し入れのケーキを宮崎で購入。

夕方、日向のお店に到着。
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しかーし、タイミング悪く月曜で定休日。

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まぁしょうがない、ケーキは家に届ければいいっかと思っていたらなんか様子がオカシイ。

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えっ!こ、これ「UCC」じゃなくて{UCG}やんっ。
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Universal Conditioning Gym」って、スポーツジムだ!。
 

「Ueshima Coffee Company」じゃないんだ、Good Coffee SmIleでお馴染みの「UCC上島珈琲」と違うやんっ。
しまった、勘違いしてた。
 
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そう言われてみれば外の自販機もUCCじゃないし。

名前だけ聞いて勘違いしてしまう、これも山師あるある。

山師横文字が苦手だもんなー、普段はチェーンソーとキャバクラとFC2ぐらいしか使わないもんなー。
真司ごめん、勘違いしてた。

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「健康寿命」をテーマにやってるみたいです。最新の設備も揃ってるそうなので覗いて見て下さい。
素敵なトレーナーさんが迎えてくれます。 
詳しくはこちらのホームページやFacebookページをご覧下さい。

http://www.universal-conditioning.com/

facebookユニバーサルコンディショニングジム

行かれる方は、山師の紹介と言って下さい。何も出ないと思いますが、もしかするとUCCのコーヒーが出てくるかもしれません。
それと私の株が上がります、木こりだけにねっ。

渡川に来た事ない方の為にルートをご紹介。

渡川に来る為には大きく分けて宮崎市方面から、日向市方面から、熊本方面からが有ります。

今回は宮崎市内方面からのルート編。

宮崎市内からのオススメは2パターン。

西都市から来て銀鏡(しろみ)回りか
西都市から来てひむか神話街道回りか

今回は今西オススメの「ひむか神話街道」の紹介。

どちらでも良いのですが、個人的な意見としては10分ほどはひむか神話街道の方が早い。銀鏡回りに比べると道が広。のでこちらがオススメです。
しかし霧が深いので天候によっては注意が必要。

ではスタートです。

西都市から219を西米良方面にむかってダム沿いの道を上流へ向かいます。

途中までは2つのルート同じですが、この看板が見えれば分岐点で、まっすぐ進めば銀鏡回り、右へ曲がるとひむか神話街道回りとなります。

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看板が見えて直ぐにトンネルが有り、これを抜けると直ぐに分岐点があるので注意。
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トンネル抜けて直後左手にこの看板
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右手にこのトンネルが見えるので右折してこのトンネルをくぐります。
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あとは南郷方面へ道なりに進めば着きますが、何個か横道が有るので注意が必要です。
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この「ひむか神話街道案内」が道沿いにずっと立っているので、これをたどってくれば安心です。
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この分岐点が要注意、絶対に木城方面に行かないように。木城方面へ行っても東郷、神門を通って最終的には着きますが、かなり遠まわりなうえ途中の道が悪いです。

南郷方面に進みます。
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次の分岐点がこちら。
直進で南郷方面へ。
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休憩スポットも有ります。この看板が目印。トイレあり。
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西都を過ぎると、携帯がほとんど入りませんが、こんなスポットも有ります。
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こんな休憩、展望スペースも有り。
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このトンネルが見えたらもう少し
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これを下ると渡川地区
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山を下り終えて橋に着けば到着。
橋を渡り突き当たり左へ行けば、上渡川地区。
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川沿いに道路が抜けていて、集落が点在してます。
川沿いに上流へ上がって行けば、旧小学校、郵便局や山村商店事務所があります。

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参考にしてみて下さい。
何度も言いますが、途中携帯が繋がらないのでご注意を。 

2016年6月からあの全日空さんが運営するセレクトショップ「ANA FESTA(エーエヌエーフェスタ)」さんで
渡川の原木干し椎茸を販売していただけるようになりました。

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実はこの道のりまでには2年間試行錯誤してきた歴史があります。
初めて大手の会社と取引するにあたり、あまりにも準備不足だった私たちは
お話があった1年目に実現することができませんでした

聞いたこともない言葉や手続きが沢山出てくる
一般的な流通に乗せている普通の企業なら知っていて当たり前の事を全く知らない素人生産者
人に聞かれたら笑われる話が沢山ありました
でも頭を下げて、一から準備し、ようやく、ようやく販売というスタートに立てました

それはどうしてもここで渡川のなばを販売したかったら
どうにかして絶対実現したかったんです
 
「渡川のなばを ANAという大企業と取引きする」
「空港で渡川のなばを販売する」 
「日本全国に、世界中に渡川のなばが飛んでいく」

こんな事は渡川に住む人間にとって、これまでとても考えられませんでした

「渡川のなばは、ただのなば」

誰でも作れて、どこにでもあって、見向きもされないし、高くも売れない
その考えが当たり前だったからです

でもその価値観をどうしても変えたかった
渡川のなばだってやれるんだ!
渡川のなばは美味しいんだ!認めてもらえるんだ!
渡川に住んでたってできるんだ!

それを渡川に住んでいる人に、原木椎茸を作っている人に、渡川の子どもたちに、渡川から出て行った人たちに、渡川をいつも応援してくれる人たちに、渡川を知らない人たちに、そして渡川に住む私の家族に伝えたかったんです。

特に渡川の(美郷町の)子どもたちに

「渡川からでもやれるんだ!」そう実感して欲しいんです
私のやっている事が特別だなんて思わなくていい 

「たけし兄ちゃんがやれるっちゃから、僕もできるじゃろ」

そう思ってもらっていい
そして積極的に、自信を持ってチャレンジしていって貰える事が一番の成果です

その為の道を
あとから少し進みやすいように
先に歩いといてあげることくらいしかきっとできないのです

もちろんこれはまだまだスタートライン
これから行けるとこまで渡川のなばと一緒に飛び立っていきます
 
どこまで行けるか
泥臭くても
一歩一歩 
行けるとこまで

可能性を一つでも示すことが、私たち大人にできる子どもたちへのプレゼントです

『渡川のなばをプレゼントして喜んでもらえる日が来た』
大した事ではないかもしれないけど、私たちにとって最高に嬉しいことなんです


*このポップが目印です↑渡川の原木椎茸はANAFESTAでは宮崎空港店のみでの取り扱いとなります。
 宮崎のお土産の新しいスタンダードになってくれると嬉しいな~ 

前回の路トークはこちら。


渡川にもたまにはお客さんがきてくれます。

そのお客さんの中でも、珍しいタイプのこの方。20160506_203801


まさに「我が道」を行く、小池さん。

人の道なんだけど、我が道を行っている彼。

西郷隆盛が敗戦して延岡から鹿児島に逃げたルートを探し、自ら歩いたり走ったりして辿っている方。

その敗戦ルートは宮崎の山間部を通って南下するルートなんですが、渡川にも「むかし西郷隆盛が通ったげな」と言い伝えられている道が有り、そこを探しに来てくれました。
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小池さんの資料。なかなかの距離、道路を車で走るのなら簡単ですが山中を歩きでですからね。

 道と言っても昔使っていた道。現在は人があまり入らない山の中を通っていて、人がすれ違う分くらいの幅しか有りません。
使用してない為、道は荒れてるし、どこが道だったか判らない所も結構有るみたいで、
ほんと道なき道と言っていいぐらい。

そんな道を 地元の人に聞きながら、探しながら山に入り、自分の足で歩いたり走ったり、しかも一人で。
渡川に来てくれた日は諸塚から南郷まで自走して、翌日に西米良まで行ってました。
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 しかも短パンで。(膝に傷を負って、葉っぱで応急処置した訳では有りません)

いやーヤバイっ。
事情を知らずに山でバッタリ出会ったら、ちょっと怖いっすもん。

でもこんな人、大好物っす、面白い。

関東から宮崎に移住して2年目の彼。

一緒に山に入った事有りますが、山歩くの山師より断然早いっす。しかもタフ。
自分たちが 汗だくなのに、ケロッとしてる。

もう山師になったほうがいいよ、小池さん。
あんたがボブ・マーリーだよ、俺たちはウェイラーズでいいよ、、、、そんな気持ちにさせてくれる漢っす。

小池さんの話で印象的だったのが、地元のおじちゃんとかに西郷隆盛が通った道を尋ねると喜んで張り切って教えてくれるらしんです。
その時代をリアルタイムで知ってる方は居ませんが、その方達のおじいさんから聞いたとかで伝えられてるんですねー。
聞かれて嬉しいんじゃないかぁーと思います。

その地元のおじちゃんたちの気持ちが凄く判るんです。
自分達もそんな人が、外から来たりすると嬉しいですもん。

そして意外と、地元の人でも若い人でこの道の事を知らない人が多いんですよ。
だから小池さんみたいな人が来たのをきっかけに、地元の若者もおじさん達から教わる。
今回の自分がまさしく、そんな感じでした。

小池さんも「よそ者だからこそ地域の古い文化に興味を持てる、地元の方にも外部者のフィルターを通して故郷を再評価して貰いたい」と語っていました。

何かね、こういうの良いなと思うんですよ。
元々、有る資源を活かす。
道もですが伝い継がれてきた文化、知識や知恵などを活かす。

こういう活動の活かし方によっては、地域に為になり得ます。

ゆるキャラを作れば良いってもんじゃないんですよ、
PR動画を撮らなくてもいいんです、、
なんとか協力隊を採用すれば良いってもんじゃないんです、、
SNSでバズらなくてもいいんです、
ふるさと納税もしなくてもいいんです、
無理に地域ブランド作ろうとしなくても、
東京のコンサル会社さんに頼まなくてもいい、

※上記の全部を否定している訳では無いので誤解されないようお願いします

自分たちのやり方でオリジナルルートを作れば進めば良いんだって事を小池さんの背中が教えてくれました。


みなさん、小池ルートを一緒に歩きましょう、連絡お待ちしております。

山師と、二人だけのルートを作りたい歩みたいって女子も引き続き募集中っす。
その際の敗戦ルート用意しておりませんん。
 

今年も、あの日がやってきます。

モテる山師がソワソワするあの日が。

カップルがソワソワするあの日が。

2月14日。

しかも2016年は13日14日で土日。

最高の組み合わせっす。

と言う訳で、やっちゃいます。

2月14日を楽しみたい全ての人に贈るイベント。

「ナバレンタイン」

格好つけていうと「Na Valentine」

2月14日の正式な過ごし方を山師が伝授します。

ナバ(椎茸の事)を採り、ナバを食し、ナバを作る、1日をかけてナバに寄り添い、
ナバへの感謝・リスペクトを噛み締めるそんな日です。

合言葉は

「ハッピー ナバレンタイン」

「ナバ&ピース」

「ナバの上にも三年」

「ナバも木から落ちる」

「ナバからぼた餅」

「ナバ麦ナバ米ナバ卵」

「ナバーギブアップ」

何でもいいんです。

それぞれの心の中に有るナバで。

100人いれば100通りのナバが有ります。


イベントの詳細はこちらからチェックお願いします。


椎茸の原木に、椎茸の菌を植え付けるコマ打ちと言う作業をします。

お一人でも、ご夫婦・カップル、ご家族での参加でも、誰でも大歓迎。

必要なのは椎茸・自然への愛。

原木に植え付けるのは、菌ではなくとも愛だけでも十分かもしれません。

こんな素敵な物を見つけたりも出来ますよ。

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ハート型のナバ。

これは乾燥した物ですが、生でも見つかる事も有ります。

気になる彼に、これを渡せば二人の距離はぐっと近づく事間違い無しです。

木になる繋がりで...........。 



それでは皆さん、素敵なバレンタインを。

2016.1.30

山師(わたし)が営む渡川山村商店

『 原木椎茸オーナー制度 』をリリースしました。

内容は

              ①年会費3000円(税込)で原木椎茸のオーナーになれますよ
 
              ②すると今年(2016年度)の秋(10下旬頃)~冬(2月下旬頃)に採れる
                美味しい生椎茸と干し椎茸が5000円分送ってきますよ

              ③ 原木椎茸の栽培収穫体験、レストランイベント等の優先招待致しますよ

              ④原木椎茸オーナーの権利は1年間
                その間オーナー様には栽培情報を随時公開しますよ

というもの。
顔写真

ようは3000円払えば5000円分の原木椎茸が貰える。
そして一度はなってみたい夢の『所有オーナー』になれるというものなんです。

このシステム、ただの原木椎茸を販売するだけの仕組みじゃないんです。
衰退する原木椎茸業界を救う、画期的なシステムだと思っています。

↓ 長くなりますよー


2013年、「和食」がユネスコ世界無形文化遺産に認定されました。
日本中が和食を誇りに感じた瞬間でもありました。
そして誰もが「和食を後世に残したい!いやこれで残せる!」と思ったはずです。

だけどどうでしょう?
今皆さんが食べている和食は本当にmade inJapanですか?
あなたがお店で、お家で食べている和食は、本当に伝統的な和食ですか?

和食の世界遺産に隠された不都合な真実

皆さんは知っていますか?



話は椎茸の話に戻ります。

和食に欠かせないのが出汁
その一つに「椎茸」があります。

古来より日本に自生する椎茸
椎の木に生えているのが見つかって「椎茸」と言われるようになりました。

そう、木からできるのが本当の椎茸
木の子どもで「木の子=キノコ」
椎茸本来の姿は、木から生えた椎茸であり
椎茸本来の旨味は、木からできた椎茸が持っているのです。

では今の日本で流通している「日本産の木から生えた椎茸」はどれだけあるのでしょう?

干し椎茸で 3割
生椎茸で 1割

これが日本で食べられている椎茸の実態です。
*平成25年農林水産省統計 調べ

つまり和食の伝統的な味を守る
『日本産の木からできる椎茸=原木椎茸 』は日本でほとんど流通していないのです。

干し椎茸に至っては6割が中国産
*生椎茸は8割がおがくずから作られる日本産菌床椎茸です。

私たちが普段食べている食事
外食、惣菜、冷凍食品なんかはほとんどが中国産の椎茸で作られています。

そう、私たちが誇りに思う和食
世界遺産の和食は、中国の椎茸で作られているのです。

ええ、もちろん歴史からすれば一部の出来事かもしれません。
しっかりと素材も技術も受け継がれた和食が
世界遺産まで押し上げたのは事実でしょう。

だけど現実は意と異なります。
もう一部というには6割は多すぎる
原木椎茸で作る和食の方が少なくなってきているのが事実
このままでは消滅しかねません
いや、消滅しますね。

それは何故か?

簡単に言うと、生産者がもう居ないから

何故居なくなったのか?


価格の安い中国産の椎茸が輸入開始

消費者・業者は安いので買う

原木椎茸は売れない

原木椎茸は儲からい

儲からないのに原木椎茸栽培の労力はきつすぎる

辞める

植菌から収穫できるまで2年かかるので、始まっても2年間は収入が無い

新規就労・再復帰生産が難しい

生産者が減る(居なくなる)
(*現在生産者の平均年齢は60歳を超え、生産量の減少は更に加速化しています)



こうして日本産の原木椎茸が減り、日本の和食は中国産の椎茸にシェアされたのです。


でも私は日本産の原木椎茸で作った和食が好きなんです!

日本の原木椎茸で世界に誇る和食を作りたいんです!

そして私が大好きな日本の原木椎茸を後世に残したいんです!


だから原木椎茸栽培が、栽培を持続できるシステムを作りました。

それが『 原木椎茸オーナー制度 』

原木栽培が復活するには、生産者、生産量共に増えないといけません
だけど植菌にかかる初期投資と、回収までにかかる2年という期間が一番のネックなのです。

だったらこの2年間にかかる費用を事前に集める事はできないか。

日本中に存在する
椎茸好きの人たちに投資して貰うことができないか?
みんなで原木椎茸を守ることはできないか?

そう、いわゆる「椎茸界のクラウドファウンディング」
それが原木オーナー制度なんです!

日本の農業はもう農家の力だけでは守れません

日本の味も、文化も、歴史も、みんなで守っていきましょう!


因みにリリースしてまだ3時間くらいだけど、もう10件を超える申し込みがありました。
ほら、みんな原木椎茸大好きじゃん!!

椎茸で日本を一つに!

いや、世界を一つに!だなw 
夢はでっかくいかないと。

*原木椎茸オーナー制度リリースを記念しまして、イベントを開催します!
2月14日(日)
ナバレンタインの日ですね。

駒打ち作業(植菌作業)体験をガチでやりますよ!
そして参加者特典で
①オーナー権3000円無料!
②あなたが駒打ったを会員証としてプレゼント!
③生椎茸を山で採ってその場で焼いて食べられる!

があります。
詳しくはフェイスブックイベントページまでー!
https://www.facebook.com/events/1725678584312396/

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南国宮崎にも雪が降りました。

まぁ私が住む渡川(どがわ)地区はなんちゃって宮崎ですので、
冬は寒いし毎年雪降るし、そんなに珍しいもんではありません。

だけど、年に何回かしか積もらないので、雪が積もると山に仕事には行かないのが宮崎山師なのです。
 
だって危ないんですもん。
表面に10センチ程度積もっているだけなので、山歩けば滑るし、濡れて寒いし捗らないしで、

「雪が積もったら休みじゃ」

これが宮崎山師スタイルになります。
*もちろん地域差・個人差あります

「自然に合わせて生きるっていいね~スローライフですね!」

なんて言われたりしますが、ぶっちゃけそんな良いもんじゃない。
雪が解けなければ1週間休みの事もあるし、突然の休みで予定もたたない。

何より山師は1日出勤していくらの日給月給スタイルなので、
働いた日数=給料だから、無駄な休みはスローライフどころか
ただのローライフになっちゃいます。

そして親方ともなれば、作業の進行が遅れるので作業納期が迫ってくるわ、重機のリース代無駄になるわで
真っ白な幻想的な雪景色を前に、頭が真っ白。
やばい、収入が幻想的になってきたところで、
どこに怒りをぶつけていいかわかず

「ちくしょう!」

なんて木の幹叩いて、雪がどさーーーーっなんつってね。←ドラマの観過ぎ

でも、イライラしてもしょうがないんですよ。

だって山師は自然相手の仕事なんだから
自然に左右される「そういう仕事」なんです。
自然相手に人間ってほんと無力ですからね、山師やっててつくづく思います。

「雪が積もったら休む」

東北の山師が聞いたら笑われちゃうかもしれないけど←雪降っての仕事は当たり前だから
でもそれが宮崎山師スタイル。
それが自分たちのスタイルだと思えばいいんです。

日本全国津々浦々
同じ日本でも場所が違えば林業も違う
気候が違えばやり方も違う
人も変われば飲む酒も違うんです。

唯一の救いは、雪降って喜ぶ子どもの顔を見れる事ですかね。
純粋に雪を楽しむ子どもを見て、
「スローライフも悪かないな」なんて思うんです。
仕事休みなら一緒に雪で遊べますからね。

子どもと過ごす時間が増えるのも、職業山師の良いところなのかもね。

結局山師は子どもに弱いってか。
お後が宜しいようで。

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気がつけば年も明け、はや2016年

気がつけば、もう1月も終わりそう、もう新年じゃなくなってる…

あれしなきゃ、これしなきゃ、いやこっちか?こっちじゃないか?なんてやってたら
結局大して何もやれてない予感の1月あるある

遅れましたが、皆さん明けましておめでとうございます。
 
2016年もこんなベタな感じで行くのかなーなんて冷や汗かいていますが
 
なんのなんの、今年は勝負の年←毎年言ってる

山師になって10年間の下積みしてきた成果が
今年花開くか、開かないか

のるかそるか
いないかイルカ
まー君神の子、普通の子

そんな感じでございます。

まぁ要するに今年は現代山師として、林業界に「俺の林業」を提言する年になるのです!
たぶんね、たぶん


そうそう、去年の夏に帰ってきた兄貴のせいで、出先で名刺交換するたんびに
「山師兄弟ですね!」
なんて言われます

兄貴の頭がもじゃもじゃしているのもあって、
そして弟が先に業界に入ってて優秀←自称 ってのもあって、
事故的に宇宙兄弟パロッた感じになってます。

一言で言うと
「おいしい」

今年はこれで行きます
『 山師兄弟 』
推していきます

大して仲良くもなかった兄弟ですが、時が変われば変わるもの
営利が合致すれば、急に仲良くなりますから←そうでもないけど
いや、大人の対応と言って欲しい

今年は実写映画化目指して行きますよ

だってほら、宮崎県の「日本のひなた宮崎県PR動画」に出演しているの観ました?
泣けますよ、見事な演技に
 

ん wガチガチの演技ww
絶対俳優には慣れない、良かったー山師で

実写映画化は無理でも
映画にも負けないくらい
格好良くて感動的な林業を
今年もお届けしていきます。

2016年も山師兄弟を宜しくお願い致します。


追伸

新しいチェーンソー買いました
SHINDAIWA 1045s

サッチーに負けないくらい名機だね

 

新米山師、今西兄です。

 渡川に帰り、半年が経過。

 米の世界で言うと、もう新米では無いのかもしれませんが 山師の世界で言うと、新米中の新米。

 新米どころか、まだ田んぼに水を張ったぐらいのレベルです。

 久しぶりのブログ更新。


稲刈り時期から、祭り、椎茸シーズンなどで日々の生活に追われていましたが 書きたい事が溜まりまくっておりました。

 山師・林業・渡川・田舎暮らし・山間地域の事などなど、綴っていきます。

 みなさんは、どんなライフスタイルに憧れ、目指してますか?
 時代・時間の流れで生活の価値観などは変わって行く物だと思います。

 渡川の暮らしだと、「スローライフ」・「LOHAS」・「田舎暮らし」等の表現が イメージが近いのかな。

 今回は渡川地区でオリジナルライフスタイルを築いている若者のお話。

映画やドラマで出て来そうな、ガレージ部屋みたいな部屋に憧れを持った事が有る人は多いはず。

 工場や倉庫を改装したような雰囲気・コンクリート打ちっぱなし・薄暗い照明・土足・無操作に置かれたウイスキーボトル・ベットは無くボロいソファに毛布一枚等々のイメージ。

 そんなトレンディドラマ主役の住む部屋みたいな所に住んでるのが彼、「S君」。 東京の現役大学生。 ​

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 ウナギ研究施設で管理・研究をしていて、この部屋で生活しています。


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 ​ カーテン・風呂・キッチン・トイレ・テレビなどが無い部屋、有るのはウナギへの情熱とフィギアだけ。

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 ​ どうですか、このシュチュエーションこの生活? 格好良すぎでしょ。 ​ ​

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 これに、サーフボード・スケボー・四駆・ウッドデッキ・デカイ犬・W浅野でも有れば完璧にトレンディ。 映画1本とれちゃいますよ。

 風呂無いから夏は横を流れる川に入ってたらしいすからね、ウナギの気持ちになって 川に入ってたんでしょうね、さすが研究者! ​

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 研究の傍ら、渡川の人達との交流も積極的で、地域に溶け込もうとする姿が素敵っす。

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 ​ 彼が渡川にいる期間は限られると思いますが、渡川を好きになって外で田舎の魅力を伝えてくれたら嬉しいですね。

 そしたら、この「林業ブログ」のアクセス数もウナギのぼりかもっ。 ってベタな事言ってすいません。

 それと皆さん気になってると思いますが、ベットは有りましたよ。

シングルのパイプベットが。 ウナギの寝床って訳では無かったです。

 それでは、また次回。

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