昨年の屈辱を晴らせるのか?
昨年の釣りのとき、1年後のリベンジを誓っていて、今年も行こうということで企画。メンツは釣りの会会長の私のほか、レギュラーのK井塚、M田、準レギュラー(ゲスト)のF川、K田、G後、の総勢6名。
土曜朝、新幹線で京都入り、9時過ぎにK井塚、K田、私の3名で車で出発。残り3名は都合により夜から合流予定。鯖街道を北上して小浜へ。小浜は釣りの会でも何度か釣りに来たところ、まずはいつもの釣具店で情報収集と買出し。いつもの店、と言われてピンとこなかったのだが、見た瞬間にああここか、と思い出した。確かに何度もこの店に来たことがあった。アオリイカの釣れている場所を聞き、エサ釣り用仕掛けを購入。天気は予報どおりに雨、大雨洪水注意報まで出てる。すぐに釣り始めるという機運でもなく、昼食を食べたあと、夜の鍋の材料を買い揃える。当然鍋のメインは釣った魚なので、肉類は買わない。
次に釣り場選び。釣具店で聞いた3箇所を全部見て回ることに。釣りの状況はもちろん、車をとめてキャンプができるようなところがあれば、という観点でチェック。
まず、上の地図の左上にある宇久漁港、次に志積漁港、最後に矢代漁港と見て、最終的に矢代漁港に決定。宇久は釣人が20人ほどと多い割にイマイチな印象。志積は釣人が1人のみ、竿を出してみたがフグしかいないようだったので、わずか15分ほどで撤収。昔来た時はフグばかりで釣りにならなかったということだったが、状況は変わっていないようだ。矢代は人が
10人ほどとまずまず、豆アジが多数釣れているようでよさげで会長権限でここに決定。
小雨の中、最初に始めたのはサビキ釣り、まずは豆アジ(=10cm程度の小アジ)を狙う。今回のメインはアオリイカ釣りなのでは?と思うかもしれないが、これはイカ釣りの第一歩。前回、エギングでのアオリイカ狙いで惨敗を喫した我々は、エギングが不調な場合に備えて、アジを生餌として泳がせて釣るエサ釣りを併用する作戦を選択したのだ。エギングがテクニックを要するのに比べ、エサ釣りはテクニック要求レベルが低い。なんせ、仕掛けを投げ込んだあとはイカが掛かるのを待ってるだけで、アワセも不要。確実にイカをゲットしたいという切実な願いが込められた、いわばなりふり構わぬ戦術。
アジ確保はK田、K井塚にまかせて見ていると、ほどなくアジが1匹釣れる。しかし、その後はメジナ、カワハギ、ウマヅラハギ、カサゴ、アイゴ(毒!)、といろいろ釣れるが、狙いのエサ用アジがなかなか釣れない。16時半を回ったあたりで、ようやくアジの群れに当たり、爆釣しはじめた。それまでエギを投げていたがイカは釣れず、エサが十分確保できたところでエサ釣りを開始。横の人がエギで大きなイカを釣っていた。目撃できたイカはその1匹だけだったが、期待が高まる。仕掛けを投げ込んでいる間、することがないのでサビキに興じていたが、ふと巻き上げた置き竿が少し重い。引きは全くなかったがついにアオリイカが釣れた!…悲しくなるくらい小さかったけど。胴体の長さは15cmくらいだったろうか、小さかったので写真を撮るのも恥かしく、写真は無し。まあリリースサイズなんだろうが、初めて釣ってうれしいのでキープ。もっと釣るぞ、と意気込んでいたが、結局全体でもこの1匹のみ。それでもアジを始め小魚は多数確保したので食料の重量的にはまずまず。18時半ごろ、風雨が強烈になり撤退。温泉に行き、腹が減ったので付属の食堂で軽く食事。釣った魚以外のたん白質は禁止、というのが釣りの会のポリシーだったが、これはオヤツだからOKなどとほざいて、なぜかソースかつ丼なんぞを食ってしまった。(笑) ついにここまで落ちぶれてしまったか…
さて、あとは合流する3人を待って、鍋を食べて野宿、という局面だったが、雨はかなり強く、風雨をしのげるような場所も見つかっていない。路頭に迷うところだったが、なんと3人はここから15kmほどのところにあるF川の実家に来ていて、そこで泊めてもらえるとのこと。大変に恐縮だが、お言葉に甘えて泊めていただくことにした。感謝感激雨あられである。総勢6名が深夜に押しかけたわけだが、布団まで用意していただいたうえ、なんと獲物の小イカを刺身にしていただいた。やっぱり「小さいなー」と言われてしまったが、明日こそは大物を… わずかな刺身を6人でつつきながらビールを飲み始めたが、天気予報では翌日は天気が回復するはず、翌日に備えて早く寝た。

本日の釣果
Yましん アオリイカ×1
他、カワハギ・ウマヅラハギ・カサゴなど若干数、アジ多数を全員で。
雨だったので写真を撮る余裕がなく、この日の写真ゼロ。申し訳ない。
(初日おわり)
2日目。朝4時起床。睡眠時間は4時間弱。雨は上がっている。昨日の漁港へ行くと先客がちらほらいるが、昨日と同じ場所を確保。昨日釣ったアジはブクブク付きバケツに入れていたものの、ほとんど死んでたのでまたアジ釣りから開始。意外なほどあっさり釣れ始めたので、さっそくイカ釣りスタート。風が強く海側から吹き付けるので、エギをキャストできずエギングは不可。

釣り場から見る日本海。

漁港の内側から見た防波堤。この防波堤から外に向けて釣ってた。
昨日の倍の仕掛けを投入しているわけで、釣れるのも時間の問題かと思われた。しかし、エサのアジがかじられたりするものの誰もイカは釣れない。一体何者?と思っていたら、K井塚の仕掛けが猛烈に引きこまれている。上がったのは25cm近くもある大きなシロサバフグ。実は毒はなく食えるらしいが、さすがにびびってリリース。そんな中、ついに自分の竿に確かな重みが!

ついに大きいアオリイカが釣れた! 胴体は20cm超え。ずっしり重かった。
時刻はまだ7時すぎ、これから釣れ始めるのか、と思ったが、仕掛けごと切られたりすることが多くなったものの、イカは掛からない。あまりに仕掛けがなくなるので、途中でK井塚が追加分を買いに行ってくれたほど。その間に、ようやく2匹目のイカが引き上げられた。釣ったのはG後、強風のため仕掛けのチョイ投げすらできず、ほぼ足元に入れていた置き竿にかかっていたもの。これも十分な大きさ、〆るために目と目の間にナイフを入れるが、胴の色は変わらない。そこへ隣のおじさんが来て、チョップ一発入れると、胴の模様がさっと白く変化。こうするものなのか。
その後、イカ釣りの仕掛けをすべて失ってしまった私は、アミエビをエサにして、胴突き仕掛けで小物釣りを始めてみた。すると、来るわ来るはの入れ食い状態。おもりが底について数秒以内に必ずアタリがある。釣れたのはウマヅラハギ、カサゴ、ベラ、メジナ、小タイ、どれも10-20cm程度と小さいが、毎回釣れる魚が違うので楽しい。そんな中、一度だけ強烈に引き込む魚がいた。一体何がかかったのか?

イシガキダイだった。大きさは20cmちょいだったが、引きは強烈。小さいけど、初めて釣ったのでうれしくて記念撮影。
10時頃には撤収する予定だったが、なかなかイカが釣れないのでみんな続行、しかし仕掛けがなくなってきたのと、これから調理する時間を考えて11時半ごろに撤収。結局アオリイカの釣果は、私とG後が1杯ずつの計2杯のみ。あとは全員で、イシガキダイ×1、ウマヅラハギ×2、小タイ×2、カサゴ・ベラ・メジナ・カワハギが数匹ずつ、アジ多数。6人でやってた割には少々さびしい感じだが、食べるボリュームは十分確保できた模様。
釣った魚を料理して食べるべく、昨日チェックしておいた道路わきの公園に移動。駐車スペースの横が展望台になっていて、水道・トイレがあって快適。昨日も雨でなければここで野宿していたのだろうけど。ほとんどが小さい魚なので、頭と内臓を取って鍋に入れて食べた。アオリイカとイシガキダイは刺身。

右のイカが私が釣ったもので、左はG後が釣ったもの。真ん中のベラは、イカが釣れなかったM田がこの日釣った最大の大物を並べて対抗しているもの(笑)

駐車スペースに2台の車を風除けに置いて、間で鍋をする一行。

鍋からあふれんばかりに投入された大量のアジ。ていうかいっぺんに入れすぎやろ。
新鮮なアオリイカの刺身は甘くて最高の味。2杯しかないとは思えないくらいボリュームがあって、6人でも十分食べられた。とはいえやはり、大きいイカをたくさん釣るべきだったという、ありがちな結論に至った…。
しかし魚はアジを中心に十分なほどあり、満腹になるまで食べて満足。また集まって釣りをしたいなあと話しながら。