2006年07月16日

[沢登り] 薄根川川場谷

薄根川川場谷、1泊2日の沢登り。
折からの雨のせいで、これまでに経験のない過酷なものとなった…。
写真もある詳しいレポートは、とにかく沢登り:上越 薄根川川場谷(2006/7/16-17)にありますが、私個人のテキストオンリーの淡々とした記録を見たい人だけどうぞ→
初日

4:10 起床。
4:15 本気の起床。
4:40 慌てて出発。駅まで走るが荷物が重い。
4:51 S駅で電車に乗る。間に合ったものの、コンビニに寄れず。
5:10 上野駅着。ここでも時間に余裕がなく、朝食買えず。
5:13 適当に一番後ろの車両に行くと、M野氏、G藤氏と合流。
6:54 高崎駅着。途中で食料を恵んでもらっていたが、ここでようやく買出し。
7:54 沼田駅着。1台だけいたタクシーは先客あり、タクシーを呼んで乗り込む。
8:40 入渓点となるキャンプ場に到着。何やら人がたくさんいて、大音量でトランス系の音楽を鳴らしていて踊っている。テントでは「ドラッグあります」と看板があったり怪しさ満点。無関係を装いそそくさと通り抜ける。
9:40 準備完了、遡行開始。天候は小雨、空は暗い。気温も低く、泳ぎは考えられない感じ。
10:30 遡行は楽勝、よさげな淵を見つけて釣り。20分ほどやってみるが釣れず。次。
11:30 釣り2回目。すぐに針が引っかかってしまい釣りにならず、15分ほどで終了。次、次。
13:00 次々と現れる小滝を、ほとんど小さく巻いて進む。あげくの果てには、曲がって見えなくなっている先を見越して、滝を見ることなく巻き始めるありさま。ノールック巻き、などという新語爆誕。
14:00 魚を目撃し、釣り3回目。ここでも針ロストとオマツリで釣りにならず。エサのついた針が水につかっている時間が圧倒的に短い。このヘタっぷりは往年の釣りの会ザコーズを思わせるほど。
14:30 釣りの間に昼食の準備をしてもらっていたので、冷やしうどんを食べる。寒いので温かい紅茶も頂く。
15:30 昼食休憩終了、出発。ここまで予定より遅れ気味。
17:00 かなり条件のいい幕場を発見。あと1時間は進みたいところだが、この先に幕場がある保証はなく、迷ったがここで泊まることにする。
18:00 雨が降る中、薪を集めるが、何度やっても小枝にすら火が付かない。
18:30 魚が釣れず使い道のなくなった竹串を燃やして頑張るが、雨に勝てず焚き火断念。1時間も粘ったのだが。
19:00 白米、即席味噌汁、麻婆春雨(辛口)の夕食。魚がなくて寂しい食事。想定の範囲内ではある。
20:30 焚き火がなくする事がない上、寒いので寝袋に入る。早いけどそのまま寝る。

翌日へ続く


2日目。

4:20 起床。まだ先が長いので出発を急ぐ必要がある。雨が結構降っている。
5:20 朝食はパスタ。パスタソースは、ホタテ醤油、ガーリックトマト、イカスミの3種類が2人前ずつ。なんとかイカスミ回避に成功。
6:30 撤収完了、出発。心なしか水量が増しているように思える。
8:20 今回最大の8m滝に到着。水量がなければ問題なく越えられるらしいが、圧倒的水量で全く越えられそうもない。高巻きも危険そうなので、左の岩場を登ることに。M野が先に登りザイルを下ろし、2番手で登る。ザイルがある安心感は大きく、思ったよりは楽に登る。 9:20 最後にG藤さんも無事登り、8m滝通過完了。雨は降り続いていて寒いが、ここからは難所はない、はず。
9:40 派手な連瀑が出現、少し戻ってから高巻き開始。
11:10 なんか1時間半も高巻いてるんですが。下りるところが全然なかった。結構な藪をごりごり進んでばかり。
13:00 一休みして昼飯。持参のカロリーメイトなど。ここまで来ても水量豊富のうえ、水がむちゃちゃ冷たい。
14:00 やっと水が地中に消えて、登山道までの突き上げ開始。またもや藪との戦い。
15:00 藪はかなり手ごわく、100-200メートルほど先に見えている木のところまで行くのに、時計を見たら30分もかかっていたなんてことも。
16:00 途中、雪が残った沢を見つつ登る。どおりで水が冷たいわけだ。ようやく通りやすそうな小沢を発見して乗り換え。
17:00 笹にハイマツやシャクナゲ、名も無き草をなぎ倒して斜面を登り続けること3時間、ようやく稜線上の登山道にたどりつく。ガスっているうえ、強風が吹きさらして非常に寒い。百名山の1つである武尊山(2158m)の頂上まですぐ、というところまで来ているらしいが、こんな状態で行ったところで…。下山には4時間以上見込まれており、また民衆の疲れの色も濃いので、ここでもノールック高巻きならぬノールック下山で。
18:00 下山といえども、ところどころピーク越えもあり、登らされるところも…。ヘッドランプなども準備。
19:00 ヘッドランプを点灯して登山道をひたすら下る。道が歩きやすいのがせめてもの救い。近くにスキー場も見えるが、気が付けば昨日の出発時のキャンプ場以来、他人を1人も見ていない。
21:15 どうにかこうにか下山。キャンプ場(出発時とは別の場所)なのだが、結構しっかりしたところで、事務所なんかもあって人もいる。携帯が通じたのでタクシーを呼ぶ。
22:00 下界からタクシーがはるばる到着。ここまでタクシーが来れなければ、さらに延々と歩かないといけないところだった。この時間からでも泊まれて風呂に入れるところに行って、と頼んだら健康ランドを紹介された。あるなら話は早い。
22:40 健康ランド到着。風呂で寝そうになり、風呂から出て寝そうになり、食事中に寝そうになる。大部屋で倒れるように寝る。


なかったはずの3日目。

8:00 疲れは相当ひどく、動ける気がしない。体調不良のため休む、と会社に連絡を入れる。ある意味体調不良なのは事実。出勤するため早朝に出て行ったG藤さんは本当にすごい。
9:00 時間いっぱいに出発。ためらわず駅までタクシーに乗る。1kmないくらいだったけど。
10:30 乗り込んだ湘南新宿ラインの電車がなぜか途中の駅で運転打ち切りになって全員降ろされる。先のほうで事故があったらしい。おかげで立ち席になってしまう。今回のツキのなさを象徴する出来事か。
12:00 自宅着。


なんかほとんどいいことなかった気がするが、こんなときもあるだろう。
これまでの沢で恐怖感は結構あったけど、今回は絶望感を感じることも多々あって、貴重な経験をした気がする。
もうダメだと思うことはなかったけど。

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この記事へのコメント
次回はイカスミ一色で。
Posted by まの at 2006年08月10日 21:02
え、イカスミはもう買わないんじゃなかったの?
まあ、イカスミしかなかったら食わざるを得ませんが。
Posted by やましん at 2006年08月10日 22:49