(続)東北の山遊び

東北の山々を中心に遊んだ記録です。

● 2014年6月以前の登山記録は→ 東北の山遊び
● You Tubeへアップした動画集は→ 東北の山遊び(動画版)
● 日々のきままな日記は→ 東北の山遊び(雑記帳)

2017.3.26 稲倉岳(秋田・鳥海山)

前週は写真展があったので山はお休み。
二週間も山に登っていないので、この週末は雪山に行きたい気分であった。
そこで今までマスさんが登っていなかった鳥海山の前衛峰:稲倉岳にターゲットを絞った。
高山ではこのところ季節が逆戻りしたような雪が降る日が続いている。
こんな時は新雪がなかなか締らないブナの森に入るのはラッセルの覚悟がいる。
稲倉岳の場合、森林限界が低く、風が強い山なので、かなり締った雪を拾って登れるのではないか、と期待した。

【 3╱26 稲倉岳(1554m) 秋田・鳥海山 】 
横岡集落奥の駐車スペース~七曲り~牧場跡~656m独標~二本ブナ~稲倉岳(往復)

稲倉岳は鳥海山の北面に開いた爆裂火口の外輪山である。
その山頂に立つと、赤川、鳥越川源流の広大な火口原を眼下に、標高にして800m高い鳥海山の山頂が物凄い迫力で望める。
昔は御浜神社からキレット状の蟻の戸渡りを経由して稲倉岳に登る登山道があったと聞いているが、現在は完全に藪に埋もれて廃道になってしまった。
従って登るルートは積雪期に秋田県にかほ市象潟町横岡の集落から往復する以外に方法はない。
だが片道7km、累積標高差1200mの登りは決して楽ではない。


写真は下山後に象潟町小滝付近から眺めた稲倉岳
左の雲に隠れた山が鳥海山の新山と七高山。
右手の深く険しい沢は奈曽渓谷。
山名の由来は不明だが、山頂に至る真っ白く広い尾根は、精米した白いお米のようにも見える。
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写真展 終了しました

本日19日、山岳写真集団仙台の第二回写真展『想いの山 四季Ⅱ』が盛況の内に会期を終了しました。

初日、二日目は生憎の雨と雪の天候でしたが、その後は晴れ間が広がり、山好きや写真好きの多くの方々にご来場いただきました。
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私にとっては初めての出品でしたので、厳しい評価を覚悟の上で出展しましたが、お褒めの言葉も頂戴しほっと胸をなで下ろしております。
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そして私のブログファンの方々にも気軽にお声掛けいただき、とても嬉しく感じました。

ちなみに私の展示作品の一部はこんな感じでした。(右から三点は除く。)
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作品のレタッチ、印刷された作品と元データの相違、額装など初めての経験でしたので、試行錯誤しながら行っておりましたが、今回の問題点が自分なりに整理できたので、次回開催の時はもう少しレベルの高い作品をご紹介できると思います。

今回の写真展にご来場いただき、誠にありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。


 

2017.3.12 大尺山(山形・神室連峰)

山仲間のmaronnさんが懇意にしている山形県最上町の東法田山愛好会が、毎年3月初旬に大尺山登山を企画しているのを聞いて、maronnさんを通じてその雪山登山イベントに参加してきた。
神室連峰の怪峰:火打岳の南側に位置する大尺山は、厳密な意味で山頂まで登山道がない。
神室主稜線の縦走路は大尺山のすぐ北側の肩を通過するだけで、登山道から約80m離れた山頂に達するには積雪期に限られるのである。

【 3╱12 大尺山(1194m) 山形・神室連峰 】 
薬師原除雪終了地点~新倉見~小荒沢渡渉点~1113m峰~大尺山(往復)

東法田山愛好会は最上町の東法田という集落を拠点に山好きの方々が集い結成された山の会と聞く。
年間を通じていろいろなイベントを企画していて、会員以外のお知り合いの方の参加にも気軽に対応してくれる。
私が今回maronnさんを通じて参加したのは大尺山に登ってみたかったのが第一であるが、東法田山愛好会の方々が神室連峰の最上町エリアの登山道整備を行っておられる点が決め手であった。
昭文社の山と高原地図の『栗駒。早池峰』の調査範囲は、神室連峰も含んでいるため、東法田山愛好会の会長さんなどと面識を得る意味もあって参加した。

朝7時前に集合場所となっている大堀温泉 おらだずの宿「りんどう」に着く。
登山口には限られた駐車スペースしかないため、車4台に便乗して薬師原集落の除雪最終地点に向かう。ハ森山方面に行く林道と、新倉見へ行く舗装道路の三叉路のところで除雪が終わっていた。

リーダーは
東法田山愛好会のSさん。今回は会主催のイベントではなく、Sさんの個人山行に一般参加を募った扱いであった。会長のKさんは最後尾について頂き、トップはAさんがスキーで軽快に登る段取りになっている。
そして一般参加者は山形の4名(男性1名+女性3名)、宮城の女性1名。
山仲間ではmorinoさん、maronnさん、うめさんマスさんモンキィさん、tammyさん、すばるぅさんの7名。総勢16名のパーティである。

駐車地点からアルミワカンを装着し、新倉見に向って2.3kmの雪に埋もれた車道歩きが始まる。
歩き始めて直ぐ刃葉川の奥に、槍ヶ先と烏帽子山が見えてきた。
生憎の高曇りの空だが、神室連峰の山々は姿を見せている。
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『山と渓谷 2017.4月号』

明日3月15日発売の『山と渓谷 2017.4月号』
巻末の『季節の山歩き4月 春を彩る花の山』のコーナーに、私のガイド記事が掲載されています。

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山岳写真集団仙台 第二回写真展 明日から開催!

私も所属している山岳写真集団仙台の第二回写真展『想いの山 四季Ⅱ』。
本日やっと作品の搬入とセッティングが終わり、いよいよ明日14日から19日まで宮城県美術館 県民ギャラリーにて開催します。


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2017.3.5 面白山(山形・二口山塊)

前夜は山形市内で山仲間と飲んでいて、帰宅して寝たのは午前1時を回っていた。
翌日の日曜日は実家に帰っているマスさんを迎えにいった後で、志津温泉で開催している雪旅籠の灯りを見にいく予定だったので、その前に軽く一山登ってこようと出かけたのが面白山だった。

 3╱5 面白山(1263M)山形・二口山塊 】
天童高原スキー場~キャンプ場~吉野平放牧場分岐~三沢山~面白山(往復)

ゆっくり起きて家を出たのが午前7時40分。
何時もの赤坂団地方面を通るルートで山形県へ向かう途中、牧草地の奥に双耳峰の面白山が見えている。
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2017.3.1 泉ヶ岳(宮城・船形連峰)

この日は朝9時半ごろから夕方まで時間が出来たので、家から30分の走行で行ける泉ヶ岳に登ることにした。一般ルートを歩いただけでは物足りないので、昨年同期に山仲間のマロ7さんが行った、四本桂南の1115m峰の南西尾根末端にある岩場を訪ねるのが目的である。

【 3╱1 泉ヶ岳(1172m) 宮城・船形連峰 】 
泉ヶ岳スキー場駐車場~水神コース登山口~水神平~水神~大岩~賽の河原~泉ヶ岳~熊笹平~三叉路~1115m峰南西尾根~上ソバ倉~黒鼻山分岐~水神~水神平~ 水神コース登山口~泉ヶ岳スキー場駐車場

晴れて風も弱いので中央蔵王に行ければ最高だったが、出発が遅く時間的に無理なので泉ヶ岳を選択したが、登山開始は午前10時15分と遅い時間になってしまった。

根白石の直線道路のところからはくっきりと山が見えるが、午後から曇ってくる天気予報である。
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2017.2.26 手倉山(宮城・阿武隈山地)

週末ごとに雪山に登るには天気がイマイチで参ってしまう。
今回の日曜日は宮城県の阿武隈山地南端にある県境の手倉山に登ってきた。
この山は北西の砂川地区から山頂までアンテナ補修用の管理道路が登っている。
山頂に行っても全く展望は取れないため、ほとんど登山者の間では顧みられていない山である。
しかし山頂の北側に宮城県の阿武隈山地の中で唯一残されたブナ林がある貴重な山なのだ。

【 2╱26 手倉山(672m) 宮城・阿武隈山地 】 
青葉川に沿った最終民家~林道分岐~作業道取り付き~看板~ブル道~林道最高点~ブナ林~手倉山~林道最高点~青葉南モミ原生林~林道分岐~青葉川に沿った最終民家 

手倉山は宮城県側から二通りのアプローチ方法がある。
前述した砂川地区から派生する管理道路を忠実にたどる方法が一つ。
これは車道歩きに終始するが、山頂直下の牧草地からの展望が素晴らしい。
このルートは2000年に登った。

もう一つのルートは青葉地区から青葉川に沿った林道を辿る道。
林道の最高点から先は踏み跡しかなく、地図を読んで登る必要がある。
しかしブナ・イヌブナの森に直接触れられる点では一番インタレストグレードが高い。
このルートは2005年に一度登った経験がある。

今回はマスさんを連れて青葉側から往復してみた。

青葉から筆甫に抜ける道へ右折して、少し坂を上ると左手に手倉山とモミ原生林の看板がある。
ここを左折して狭い舗装道路を南下する。
最終民家があるところから先は荒れた林道になる。
少し車で突っ込んで見るが、林道に落石が散乱しているのを見てバックして引き替えす。
車道の路肩に車を停めてここから歩くことにした。
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山と高原地図 2017年版 『栗駒・早池峰』

昨年から昭文社の山と高原地図『栗駒・早池峰』エリアの調査・執筆担当になりましたが、この度2017年版が3月3日(金)に出版されます。

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昨年は13日を調査に当てましたが、今まで漠然として歩いていた道が、特に山の初心者の方々には危ないところが多いのを初めて認識できました。

今回出版された山と高原地図は、一見すると2016年版と変化ないように感じるでしょうが、昨年12月までの登山道やアクセス道路、そして照会先など最新情報を盛り込んでいます。

特に危険個所や花の咲く場所、登山道の分岐位置など、私なりにつけ足したり、変えた部分がかなりありますので、この山域に登山される方にとって役立つものが出来たと自負しております。

尚、実際に書店に並ぶのは3月4日以降となりますし、ネット販売は3月10日で、現在は予約が行われております。




 

2017.2.19 亀山(宮城・気仙沼大島)

生れてからずっと宮城県で暮らしているのに気仙沼大島に行ったことはなかった。
この島への交通機関は気仙沼港から大島汽船のカーフェリーで渡るしかないが、住民の長年の希望であった大島架橋の工事が平成30年度の完成を目標に進んでいる。
本土と陸路で結ばれれば、住民の利便性の向上や、救急医療体制の充実、そして観光振興に寄与すると思うが、その反面、観光客が車で押し寄せる事が予想され、のんびりと車道と遊歩道を繋ぎながらハイキングを楽しむ事は叶わなくなる可能性も否定できない。
そこで奥羽脊梁山脈が荒れた天気だった日曜日、以前から行きたかった大島のロングハイキングコースを歩いてみた。

【 2/19 亀山(235m) 宮城・気仙沼大島 】
浦の浜漁港=(ミヤコーバス)=竜舞崎入口バス停~龍舞崎~三作浜~温浜~新王平~小田の浜~田中浜~休暇村気仙沼大島~大島神社~亀山~小亀山~
浦の浜漁港

仙台の自宅を朝6時半に出発。
三陸道を志津川ICで降り、国道45号線を北上する。
気仙沼市に近づくと雪が舞う生憎の天気だったが、その内に晴れてくると思い気にしない。
津波で壊滅的な被害を受けた気仙沼市街地は未だに復興工事が真っ盛り。
役に立たない古い地図バージョンのカーナビを眺めながら、何とかカーフェリーが発着する気仙沼エースポートに着いた。
すると8時40分発のカーフェリー(片道410円)に何とか飛び乗れて一安心する。

大型の漁船が停泊している気仙沼港から気仙沼湾内に出ると、目指す亀山が見えてきた。
2017021901
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