マスさんの用事のため送迎を頼まれた。
午後12時半頃に向かえに行くのだが、それまで時間が空いたので、近場の権現森を軽く歩いてきた。
三連休最終日のこの日は天気予報がイマイチで、元々遠くの山に行く予定はなかったが、朝起きてみたら晴れて船形連峰まで見えていたため、急きょ山支度をしてマスさんを送っていった後で山に向かったのである。
【 2/24 権現森(314m) 宮城・仙台市近郊 】
葛岡登山口~岩笠~松尾神社~鞍部~権現森~鞍部~葛岡登山口
権現森は東北道仙台宮城ICの北西部にあり、仙台市街地から一番近場にある山だ。
東麓を東北道が南北に貫き、西側は国道457号が走っていて、陸の孤島のような丘陵地である。
しかし未だにカモシカやクマが生息し、辛うじて生態系が残る自然が保たれている。
近隣の住民が運動のために登ってくる姿をよく見るが、この山の最大のネックは車の駐車場がほとんど無い点に尽きる。
今回は運よく葛岡登山口の1台しか停められない駐車スペースが空いていたので、そこから歩きだした。
昨年は向田口から葛岡口へ周回したので、今回は岩笠から入山する。
岩笠まで歩いていく途中、新落合橋に立ち寄って広瀬川を眺めた。
午後12時半頃に向かえに行くのだが、それまで時間が空いたので、近場の権現森を軽く歩いてきた。
三連休最終日のこの日は天気予報がイマイチで、元々遠くの山に行く予定はなかったが、朝起きてみたら晴れて船形連峰まで見えていたため、急きょ山支度をしてマスさんを送っていった後で山に向かったのである。
【 2/24 権現森(314m) 宮城・仙台市近郊 】
葛岡登山口~岩笠~松尾神社~鞍部~権現森~鞍部~葛岡登山口
権現森は東北道仙台宮城ICの北西部にあり、仙台市街地から一番近場にある山だ。
東麓を東北道が南北に貫き、西側は国道457号が走っていて、陸の孤島のような丘陵地である。
しかし未だにカモシカやクマが生息し、辛うじて生態系が残る自然が保たれている。
近隣の住民が運動のために登ってくる姿をよく見るが、この山の最大のネックは車の駐車場がほとんど無い点に尽きる。
今回は運よく葛岡登山口の1台しか停められない駐車スペースが空いていたので、そこから歩きだした。
昨年は向田口から葛岡口へ周回したので、今回は岩笠から入山する。
岩笠まで歩いていく途中、新落合橋に立ち寄って広瀬川を眺めた。
梅林の中に山神碑が立つ場所が岩笠への登り口。
あえて登り口と書いたのは、ここは登山道ではなく岩笠への参拝道だからである。
踏切がない場所から仙山線を渡る。
葛岡駅から落合駅の間の区間は結構列車の往来が激しいので、左右をよく確認して素早く線路を渡る。
左手に石段を登ると、オーバーハングした大きな岩場に突き当たり、その基部に神社が建っている。
ここが岩笠。
神社に手を合わせて、岩場を巻き込むように上部へ登る。
最近は訪れる方が多くなったようで、踏み跡はしっかりしてきた。
岩場の上に出ると強い風が吹き抜けている。
あまり岩場の先端まで行けない感じだ。
ここからは落合と愛子地区の街並み、そして二口山塊の山々が一望できる。
ここから見る大東岳は南肩が少し下がった台形に見えて格好が良い。
南側には眼下に広瀬川、そのすぐ背後に折立山、そして蕃山が小連峰状に連なって見えている。
岩笠から北側には道はない。
186m峰までの登りの区間は、松枯れの倒木があちこちに散乱し歩きにくくなっていた。
次の小さな鞍部まで下ると、右手から登ってくる刈り払いされた道に出た。
この道、誰が刈り払いをして何処に繋がっているのだろうか?
少し興味が沸いたが、時間があまり無いので先を急ぐ。
あえて登り口と書いたのは、ここは登山道ではなく岩笠への参拝道だからである。
踏切がない場所から仙山線を渡る。
葛岡駅から落合駅の間の区間は結構列車の往来が激しいので、左右をよく確認して素早く線路を渡る。
左手に石段を登ると、オーバーハングした大きな岩場に突き当たり、その基部に神社が建っている。
ここが岩笠。
神社に手を合わせて、岩場を巻き込むように上部へ登る。
最近は訪れる方が多くなったようで、踏み跡はしっかりしてきた。
岩場の上に出ると強い風が吹き抜けている。
あまり岩場の先端まで行けない感じだ。
ここからは落合と愛子地区の街並み、そして二口山塊の山々が一望できる。
ここから見る大東岳は南肩が少し下がった台形に見えて格好が良い。
南側には眼下に広瀬川、そのすぐ背後に折立山、そして蕃山が小連峰状に連なって見えている。
岩笠から北側には道はない。
186m峰までの登りの区間は、松枯れの倒木があちこちに散乱し歩きにくくなっていた。
次の小さな鞍部まで下ると、右手から登ってくる刈り払いされた道に出た。
この道、誰が刈り払いをして何処に繋がっているのだろうか?
少し興味が沸いたが、時間があまり無いので先を急ぐ。
刈り払いされた道は松尾神社の表参道に出た。
そこから整備度抜群の表参道を登る。
松尾神社が建つ峰の直下でマンサクの花が咲いていた。
この花を見るために権現森に来たと言っても過言ではない。
松尾神社でまた手を合わせる。
冷たい風が吹いているので休むことなく国見橋コースを下った。
国見橋コースを歩くのは久しぶりだ。
北環状線を走行すると、送電線下部の低木が伐採されていたので、おそらく展望が良いと踏んでこちらのコースを下ってきた。
伐採地に出ると案の定展望が開けている。
北環状線と葛岡のゴミ焼却場、その左手奥に仙台市のビル群が僅かに見えている。
そして北東側には北環状線と南吉成地区が望めた。
権現森と松尾神社の峰の鞍部からアカマツ通りを北上する。
西側のクレー射撃場の音が結構うるさい。
権現森の東屋の建つ山頂に登った後、南側の展望所で休憩をとった。
この頃から天気予報通り空は急激に曇ってきて、蔵王連峰は雲に隠れてしまった。
ただし蕃山はよく見えている。
秋保の大倉山が特に目立っている。
鞍部まで戻り、向田口へ降りるか、最短距離の葛岡口へ下るか一瞬迷ったが、あまり遊んでいるとマスさんを迎えに行く時間を過ぎてしまうため、今回は車を停めた葛岡口へ下る事にした。
少し登った地点も送電線の下部が伐採され、北西側の展望が良くなっていた。
これまで見えなかった泉ヶ岳がはっきり見える。
曇っていなければ後白髪や三峰など船形連峰の山が見えただろう。
ツクバネの写真を撮ったりしながらのんびり下る。
モミの木広場の明るい雰囲気に毎回癒される。
そして葛岡登山口へ戻ってきた。
天気はあまり良くなかったが、そんな時に登る山として、権現森はトレーニングには最適の山という感じがした。
今回はGPS軌跡は割愛。
そこから整備度抜群の表参道を登る。
松尾神社が建つ峰の直下でマンサクの花が咲いていた。
この花を見るために権現森に来たと言っても過言ではない。
松尾神社でまた手を合わせる。
冷たい風が吹いているので休むことなく国見橋コースを下った。
国見橋コースを歩くのは久しぶりだ。
北環状線を走行すると、送電線下部の低木が伐採されていたので、おそらく展望が良いと踏んでこちらのコースを下ってきた。
伐採地に出ると案の定展望が開けている。
北環状線と葛岡のゴミ焼却場、その左手奥に仙台市のビル群が僅かに見えている。
そして北東側には北環状線と南吉成地区が望めた。
権現森と松尾神社の峰の鞍部からアカマツ通りを北上する。
西側のクレー射撃場の音が結構うるさい。
権現森の東屋の建つ山頂に登った後、南側の展望所で休憩をとった。
この頃から天気予報通り空は急激に曇ってきて、蔵王連峰は雲に隠れてしまった。
ただし蕃山はよく見えている。
秋保の大倉山が特に目立っている。
鞍部まで戻り、向田口へ降りるか、最短距離の葛岡口へ下るか一瞬迷ったが、あまり遊んでいるとマスさんを迎えに行く時間を過ぎてしまうため、今回は車を停めた葛岡口へ下る事にした。
少し登った地点も送電線の下部が伐採され、北西側の展望が良くなっていた。
これまで見えなかった泉ヶ岳がはっきり見える。
曇っていなければ後白髪や三峰など船形連峰の山が見えただろう。
ツクバネの写真を撮ったりしながらのんびり下る。
モミの木広場の明るい雰囲気に毎回癒される。
そして葛岡登山口へ戻ってきた。
天気はあまり良くなかったが、そんな時に登る山として、権現森はトレーニングには最適の山という感じがした。
今回はGPS軌跡は割愛。
コメント
コメント一覧 (4)
岩笠の北側のコブを上って下ると、たしかに右手から上に伸びる刈払いされた道があります。以前途中まで登りましたが、上部が藪になったのであきらめて下り、道迷いしながらなんとか松尾神社へ向かう登山道に出ました。
たしかに市内から近いのに、熊や鹿がいる貴重な自然が残されているのは驚きですね。
権現森は、山中に椎茸などのほだ木が随所にありその踏み跡が交錯しており、登山道を外れるとその踏み跡に誘導され迷うので要注意ですね。
鞍部の笹薮の区間が今回は完全に刈払いされていました。
もう登山道と言っても良いくらいに立派な道でした。
あのクレー射撃場の騒音が熊は気にならないのか心配になってきましたよ。
特に西側の向田団地周辺は踏み跡が多いですよね。
見たかったけど…
その上ツクバネもあったんだ😭
そのうち行ってみます。
連絡ありがとうございました😊
マンサク見つけると嬉しくなりますね。
ツクバネは数か所で見つけました。
登山道沿いでしたよ。