Landreaall 1(IDコミックス)
おがきちか

出版社 一賽舎
発売日 2003.03
価格  ¥ 580(¥ 552)
ISBN  4758050260

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Landreaall 2(ZERO−SUM comics)
おがきちか

出版社 一賽舎
発売日 2003.09
価格  ¥ 580(¥ 552)
ISBN  4758050457

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Landreaall 3(ZERO−SUM comics)
おがきちか

出版社 一賽舎
発売日 2004.02
価格  ¥ 580(¥ 552)
ISBN  4758050619

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Landreaall(4)(IDコミックス/ZERO‐SUMコミックス)
おがきちか

出版社 スタジオDNA
発売日 2004.07.24
価格  ¥ 580(¥ 552)
ISBN  

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Landreaall(5)(IDコミックス/ZERO−SUMコミックス)
>おがきちか

出版社 スタジオDNA
発売日 2004.12.25
価格  ¥ 580(¥ 552)
ISBN  

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 なんでだろう。どうしてだろう。理由を幾ら探しても、具体的な言葉となって現れない。だけど、これは確信なのだ。疑いのようない事実。
 私は出会ってしまった。
 運命の本と!

 自分でもアホのようなのだが、購入してから一週間。一日三回繰り返して読んでしまった。一ヶ月経とうとしている現在もなお、夜寝る前に眼を通している。もはや習慣だ。おかしい。何度読んでも飽きない。面白い。愛してる。暇さえあれば、ページを開いてしまっている。
 読むたびに、感電する。

 ああ、もしかしてこれが恋!? とほざきたくなるほど、この漫画が大好きだ。

 正直、アクションシーンは描写が粗すぎてなにやってるかわかんないとか、欠点はたくさんあるんだと思う。人によっては「ふーん」で済まされる漫画なのかもしれない。
 でも私はこう思うわけだ。自分が漫画と呼ばれるものを読む人間になったのは、きっとこの作品に出逢うためだったんだ。
 と、ほざきたくなるほど、この漫画が大好きなり。


 一巻の後半には、主人公DXとイオンの両親の物語が描かれている。兄妹が立ち向かう事になる試練の発端となる事件であり、両親たちの馴れ初めの話。
 そして三巻にて、上記のセリフが出る。
 自分たちがやり残した事に、息子と娘が向かって行くのを見送った二人が、いざという時には助けに入ろうと並んで立つ。だが、母であるかつての女傭兵の手には、愛剣である双剣のうち片方しか握られていない。片割れの剣は、二人が守るべきものを守れなかったかつての事件で失われている。
 だから、一本(ヴォリフォレア)だけで大丈夫か、と問う夫に、彼女はニヤリと笑ってこう言うのだ。

「俺の剣の一本は、家族にかわったのさ、おっさん」
「上等だ、坊主(キッド)


 この時だけ、互いへの口振りが昔に戻る。それでいて、今をはっきりと噛み締めている。昔と今がしっかりと繋がった、この時の二人のやり取りが私は痺れるほど大好きだ。
 ここに限らず、人と人との関係の描き方のセンスがずば抜けている。DXの、幼少の頃からの護衛役である六甲との親友でありたくも主従である関係のもどかしさ。4巻から始まるアカデミー編(剣と魔法のファンタジーから、ここで一気に学園ものに面相を変えてしまう。この学園編がまた飛びっきり面白い)での、新しい級友たちとの微妙な距離感。
 ちゅうか、難しい事はええですわ。この私の凹にピッタリと隙間無く収まるかのような凸とした感覚。もしかしたら、いえ本当に面白いから、気に入る人はたくさんいると思う。一読あれ。

 とりあえず、イオンちゃんを妹にください。
 あまりに無自覚でさり気ないDXのシスコンぷりに乾杯!