すげえ。本持ってる手の指先からビリビリと、電気が伝わってきた。
指先から頭のてっぺんまで、痺れ渡る。

対局中の棋士たちの気迫、凄みが、ダイレクトに痺れとなって脳髄に伝わってくる。



なんて、迫力。



主人公は幼い日、目の前で両親を殺されたことから声を失った女流棋士の少女 安岡紫音。そして彼女の好敵手となる斉藤歩。二階堂沙織。女流棋士界に生まれた新しい波は、やがて将棋界全体を飲み込む潮流となっていく。

って感じで、兎角兎に角対局シーンが凄いを通り越して凄まじい。
歩の抱える秘密と覚悟。もしかしたら既刊で一番メキメキと成長したんじゃなかろうかという伸び行く天才、二階堂沙織。

優しさをなくさぬまま、その上にあくなき凄みと強さを重ねていく主人公 しおん。

いまだ犯人の目星すらつかぬ殺人事件の様相もあいまり、ページを捲る指に心地よい緊張感が耐えることが無い。



なんともはや。すごい漫画にめぐり合った。