憐 Ren ~routine~
【憐 Ren routine】
著:水口敬文  スニーカー文庫

巷じゃツンデレとくれば【ゼロの使い魔】のルイズあたりが評判のようですが、ちょっと待ってくだせえ。

この【憐 Ren】の朝槻憐のが、相当なものでござんす。

まあ、異論は多々ありましょうけど、私にとってこの娘の可愛らしさはあの厳島貴子さま(by処女はお姉さまに恋してる)にも追随せんばかり。
た・ま・ら・ん

というわけで、憐の短編集なんだが、前巻で瞠目させられた日常パートの魅力が、今巻では全編に渡って堪能できたので大満足でした。友達同士の他愛ないやり取りだけみたら、ライトノベル全般を見渡しても、これだけ書けるひとはそうは居ないと思う。ある種の現実的にありえない突飛なイベントを注ぎ込んではしゃぐコメディではなく、本当に平凡で他愛ないやり取りでここまで楽しく見せるんだから、大したものだと感嘆を禁じえない。青春ダねえ。
仁美と朋香のキャラは、もしかしたら著者が考えていた以上に動いたのかもしれないね。読んでるとそんな感じがする。彼女たちがいるといないとでは、2巻以降の展開は全然違ったんでは無いだろうか。色彩というか、作品の広がりというか、そういうものが彼女たちが憐と絡んだ事で一気に鮮やかになったような感覚さえ覚えたわけで。

いや、この二人の娘に玩ばれる、憐の弄られ属性っぷりは凄まじいの一言(笑