涼宮ハルヒの陰謀
【涼宮ハルヒの陰謀】 谷川流  スニーカー文庫

これ、アニメ化するそうだけど、まず間違いなく原作とはかけ離れたものになるでしょうね。良きにつけ悪しきにつけ。
この作品の特徴である時間移動の錯綜っぷりはよほど演出が上手くないと何がどうなったかさっぱりわからなくなる。文字媒体だからこそ、という面も多いわけだし。
一巻に絞ってやるならそういう心配もないか。まあお手並み拝見。

さて、陰謀である。おや? 確かに今回はタイトルどおり涼宮ハルヒの陰謀だったな。彼女の性格からして陰謀ってのは本来似合わないというか該当しない単語なんだけど、今回はピッタリ当てはまる。
でも陰謀めぐらせてるせいか、いつにも増して影が薄いなあハルヒ(苦笑
少数派であろうハルヒ派としては寂しい限り。
代わりに今回も長門が大躍進。この娘、ほんとに変わったなあ。
わりとSOS団団員全体の関係が以前とは変わってきているのが明確にされる話なわけだ、今回は。そして話の枠組みがSOS団からもう一回り外にむかって拡大する。
明らかに新たなステージに移行した。
鶴屋さんの立ち位置も今回の振る舞いを見る限り、その他には分類されない模様。なんらかの重要なパートを担うと思われ。
ミクロ的には今回あんまり面白くなかったけど、マクロ的視点に置いてはガシガシ動いて面白かった。
本番は次回、かしら?