魔法少女リリカルなのは
【魔法少女リリカルなのは】  都築 真紀

アニメファーストシーズンの最終話直前辺りのお話、と言ったところでしょうか。終わり方見るとちょっと独自な締め方してるけど。
なのは好きな人なら、まあ読んでおいて損はないという内容。フェイトの過去やバルディッシュの由来など、ドラマCDの内容も触れられているし、フェイトとなのはのお互いに対する気持ちやA’sに繋がる想いの変化など、丁寧に描かれているので読み応えはある。
しかし、この娘らって7、8歳なのよね。ネギ先生より年下だぜ!?
なのはが砲戦魔術師としてのスタイルを確立していくまでの考察みたいなのも乗ってて、そっちに興味がある人も一読してみてもいいかも。
典型的な、実戦による研磨で形成された特戦型なのね、この娘は。
なるほど、これを読むとヴィータに苦戦したのも単に戦闘の心構えが出来てなかったってだけじゃなかったと頷ける。機動力に乏しく近接先頭が苦手で重厚な防御力と火力に頼ってるなのはにしたら、その防御を上回る攻撃力をたたきつけてくるヴィータは非常に相性の悪い相手ということになるわけだ。
この点、フェイトは高機動と近接戦闘を得意としてるけど、スピード重視で近接戦も鋭さを主眼としてるところがあって、なのはの防御を真正面から貫けるタイプじゃなかったし。

驚いたのが、ミッドチルダ式魔法は物理攻撃と精神攻撃の切り替えが可能だということ。なるほど、それで平然と大火力攻撃を互いに打ち合えたわけだ。ただ、当たったら滅茶苦茶痛いのはどちらでも同じなので、危険度は変わらんような……。