オンライン書店ビーケーワン:らいか・デイズ(まんがタイムコミックス)
【らいか・デイズ】 むんこ


ずどんッ!! (脳髄を撃ち抜かれた音)

こりゃあ、まいった。やられた。極上。これが恋か!(違う)
この間、同作家の【だって愛してる】の成熟した夫婦愛にズドンとやられたわたくしですが、此度の【らいか・デイズ】では、まだまだ初心な小学生同士のこっ恥ずかしい恋愛模様にズドン! いや、小学生っちゅうにはおまんら、老成しすぎとは思いますが。
やー、しかしこれは面白いですわ。参りました。児童会長として同級生は元より先生や校長、近所の大人や街の住人にまで頼られまくるパーフェクト小学生・春菜ライカ。勉強から人生相談までなんでもござれのありえねえ完璧少女の彼女なんですが……これがえれえかわいい。
飄々として妙に達観している少女なのですが、ふと垣間見せる小学生らしい一面、爺むさい性格、慣れない恋愛事への不器用な態度や無自覚な愛らしさ。これはこれで性格的な隙も多くて、本当の意味で完璧です。
カワイイ、といえば竹田が見てて可愛いんだ。眼鏡に地味な服装、典型的な秀才君で、最初は成績トップのらいかを一方的に敵視して「おまえには負けん」と突っかかってくる、普通ならライバルにもなれずにモブキャラ化してしまうようなタイプのキャラなのですが…………。
最初は単なる敵視だったのもが、ムキになってらいかのことばかり考えているうちに段々とらいかの事を意識しはじめてしまう竹田っちに、みんなが自分に頼ってくる中で一人だけ違う形で自分に関わってくる竹田のことを徐々に意識し始めるらいか。
この恋心の醸成がまた甘酸っぱくて、こっぱずかしくて、もうニヤニヤしっぱなし。
実にわかりやすい態度を取る竹田と比べて、らいかの真意はなかなかうかがい知れなかったのですが、バレンタイン編のあの一コマで

ズドン

心臓撃ち抜かれました。

にしても、このむんこ氏のコメディのてんぽの良さは思わず唸ってしまいます。四コマというのはテンポが命でありますが、この人のは本当に上手い。
信者化しそうです。