オンライン書店ビーケーワン:ダ・ヴィンチ・コード 上
【ダヴィンチ・コード】 ダン・ブラウン


 いやー、これは上手いわ。というのが第一印象。
 話のネタ自体はトンデモで胡散臭いのに、読んでる分にはそういう臭気が一切しない。話術の妙というべきか。
 ぶっちゃけ、話の流れは大雑把もいいところで、内容のメインはあくまでダヴィンチの作品に秘められた(とされる)暗号から派生する基督教にまつわる様々な陰謀論のウンチクウンチクウンチクウンチク。
 これが案外、と言ったら失礼か。面白い。
 元々登場人物が長々とウンチクを語るような内容は好きな方なので、なかなか楽しく読ませてもらった。自分みたいなのと同じ趣向の人なら、充分以上に楽しめると思われ。
 映画はなにやら出来が悪いなどの良からぬ評判も聞くが、ビジュアルがあると原作の謎解きもより分かりやすくインパクトも得られるだろうから、見て損はないのかもしれない。
 私は見にいかないけどね。