興国の楯―通商護衛機動艦隊 ニューギニア密林死闘編
【興国の楯 ニューギニア密林死闘編】 林譲治

ありゃ、気がつけば興国の楯も6冊目。ここ数年、三冊くらいで纏めることが多くなってた林譲治氏だけれども、久々に長編になってるだわさ。
でも、長編が出せるってのは。学研は最後の砦だなあ……

というわけで、輸送・兵站にまったく理解のないアーパー海軍にドタマキタ……もとい、危機感を抱いた逓信省が主導して成立した独立行政法人【通通商護衛機動艦隊】――愛称は【通商さん】の活躍(暗闘?)を描く興国の楯。今回はニューギニア戦線である。

して、今回のびっくりどっきりメカーなのが、南海のトラ、ならぬタイガー戦車。陸軍が運用を始めた潜水艦に縄張り意識を刺激された海軍が、通商さんに頼んで作ってもらった海軍戦車である(おいおい
もちろん、そんなもん真面目に作る人もおらず、そもそも戦車なんて通商じゃ作ったこともありません、とはいえ海軍からの要請では断るわけにも行かず、しゃあないからとりあえず外見外聞だけは強そうなのを作っとけ、てなもんでなぜかドイツではなくソ連からの伝言ゲームで入手した情報を元に――せめて設計図とか取り寄せようよ(汗)――本当に適当に見た目だけそれっぽく完成させたティーガーもどき(水陸両用)。
これがかつてないダメダメタイガー(笑
乗員の悲惨さが、もはやT−34を問題としないくらい悲惨で悲惨でww