ガンパレード・オーケストラ 緑の章
【ガンパレード・オーケストラ緑の章】 榊涼介

今回はこれ、苦戦したっぽいなあ。
緑の章は、雷電と呼ばれる生体兵器に騎乗して戦う山岳騎兵を主力とした小隊のハナシなんだが……。
どうもこりゃ、山岳騎兵なる兵種の運用法について、最後まで扱いあぐねた感が窺えるのだがどうだろう。そちらの戦場描写の悪戦苦闘にリソースを取られて、榊さんの得意とする初々しい学生たちの生活風景と、生々しい戦場での兵隊の生き様、加えてガンパレ世界のエッジの利いた設定群との融合が、今回は置き去りにされていたように思える。青森編の青の章での、キャラの立ちっぷりが素晴らしかっただけに、今回はその辺の掘り方の鈍さが目に付いてしまったかなあ。
いや、桂や妹やけっこう化けそうな匂いのするキャラは多かったので、単純に描写配分の問題だとは思うんだが。

また、今回は青の章に増して、5121小隊の連中が出張ってきました。その割りに印象が薄いのは、やはり原さんとの威厳の違いでしょうかw
あっちゃん、主人公のはずなのに。舞さん、ヒーローのはずなのに。タキガワはまあ……仕方ないとして。萌え嬢もまあ……仕方ないか。