化物語(上)
【化物語(上)】 西尾維新

 ああ、こりゃだめだ。あかん。もうダメ。

 大好きだッ!!

 作中の表現を流用させていただくのなら

【戦場ヶ原、蕩れ】

 もしくは

【I love you】

 ちうかさー。「I love you」みたいなセリフを何の裏表も無くそのまんまの意味で言うなんてことが、西尾維新の作品でお目にかかれるなんて思いもしなかった。
 素敵じゃないか。
 完全にツボに入ってしまいました。もうモロに好み。しゃぶり倒したいくらいに大好き。ラブ。

 これを読むと、戯れ言シリーズをああいう形で締めることになったのは、この作家氏にとっては重要なファクターだったのかと思ってしまう。初めの頃のこのヒトだったら、果たしてこんな話は書けただろうか。というか、書くという発想が生まれただろうか。
 色んなものを書けるというのは、一つの方向性に特化するよりも私はイイことだと思うのです。もちろん、無理矢理路線を変更したってイイことはないだろうけど、少なくとも、西尾維新氏は自分の特徴を殺さず活かす形で、この話を書いたと思うわけで。


ああ、なんかもうまどろっこしくなってきた。
つまるところ、理屈云々はもうどうでもいい。
この作品、大好きだってことだよ、うん。そしてキャラ萌えしまくってるってことだすよ、うん。
しかもなに? 下巻もあるのよ? これで終わりでないのよ?
もうあれだ。まだこの作品の続きが読めるなんて、幸せーッってことだよ、うん。