グロリアスドーン 2 少女は夕暮れに遊ぶ
【グロリアスドーン 2.少女は夕暮に遊ぶ】 庄司卓/四季童子

 ぐはっ(喀血)
 だ、だめだ。耐性ができたと思ってたけど、相手の破壊力はさらに上昇の一途を辿っていた。
 ティセが……ティセが……

 か、可愛すぎるorz

 パタパターて。両手をぱたぱたーって。
 もうダメだ。私は堕落する。堕落してやる。おーー!
 今や、私の中では【狼と香辛料】のホロ、【GOSICK】のヴィクトリカと並ぶライトノベル界三大萌え少女の一角をなす巨頭、グロリアスドーン――ティセ。
 ぐあああ、萌えなんておそろしい言葉を使ってしまった。使ってしまった。でも、他にどう表現すればよろしいのですか。
 ドリルですか? ドリラーですか? あいるびーばぁぁく(錯乱中

 言わせてもらうなら、ドリルとはやはり艦首に装備するものなんですよ。ロボットのアームに装着するのは邪道。あんなものはコークスクリューパンチの延長に過ぎない。あくまでロボットの装備の一つにしか過ぎないドリルなど、魅力半減三分の一。
 やはりドリルとは艦首に装備し、グリグリ回転しながら吶喊吶喊吶喊が正しい姿なのでございます。
 その定理に即するならば、このBioクラフトのドリル概念たるや、素晴らしいの一言。まさに正義。ジャスティス。
 ドリルの数が多いほど、Bioクラフトとしての格が高いなんて、どんなドリームソサエティでございますか。
 ただ、ティセをはじめとする貴族4姉妹は何故かドリル艦ではなく、ティセはブレード。ティルはハンマー。ティオはデスサイズと来ているので、まあそれはそれですきなのですが、(ぶっちゃけ、ハンマー型宇宙戦艦のデザインは突き抜けすぎて、一週回って、もうカッコイイとしか思えないような事になってるし。変形後なんて、蝶サイコー!)
ドリル賛礼世界としてはドリル分が足りないのではと密かにがっかりしていたところで

 来ました! トリプルドリラーーッ!!

 やっべえ。巻末の設定資料集に載ってる艦首三連ドリル(回転式次元衝角)装備艦、ナイト級Bioクラフト【ノーブルウインド】
 これ、デザイン格好よすぎる。ほしい。これ、ほしい。お母さん、買って!!
 必殺技もなんちゅう素敵さか。うわぁっ、脳内映像がすごい事にっ!?

 何気にコンビという意味では、このアイシャさんと恵子のカップルは【グロリアスドーン】で一番好きかもしれない。
 四角四面な杓子定規のアイシャに、自由奔放軽薄無軌道な恵子の丁々発止な喧嘩模様は、それだけで読んでて楽しいですし。
 ティセ萌えの私ですが、このあまりに鷹揚でフラットすぎていまいち何を考えているのかわからない(何も考えてないのかもしれない)幼馴染の恵子、キャラ的にかなり好きだったので、Bioクラフトのアイシャと契約することで日常サイドのキャラという枠に留まらず、どうやらちゃんとメインヒロインを張ってくれそうなので、嬉しい限り。
 しかし、トゥインクルスター☆スターシップシリーズといい、近年に入っての庄司卓作品との波長の合致は我ながらすごいものがあるなあ。
 昔のヤマモトヨーコとか、特別好きってわけじゃなかったはずなんだけど。