ミミズクと夜の王
【ミミズクと夜の王】 紅玉いづき/磯野宏夫 電撃文庫
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 まあね。私はいつだって涙もろいんだから、泣かされたからってどうってことはないんだ、どうってことは。
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 ええ、泣きました。泣きましたとも。ポロポロと涙がこぼれましたよ。うん、まあ泣かされることはよくあるんですが、今回のこれは、心地の良い、良い涙でした。なんか、そんなイメージね。
 というわけで、満を持して読了しました第十三回電撃小説大賞大賞作品。
 ビーナスさんて方はあれですなあ。ゴテゴテと着飾らなくても、ベタベタと化粧を塗らなくても、スッピンで素っ裸で、でもだからこそ直視できないほど美しい。
 この作品は、まさにそんな感じ。
 着飾らない、美しさ。じゃないな。むしろ、何も身につけていないが故の美、というべきか。なんちゅうか、剥きだしなのですよ。恐ろしいくらいに、剥きだし。素っ裸。それで、さあ見ろ。なわけですよ。観ますよ、そりゃあ見ますよね。見てしまいます。
で、阿呆みたいに見惚れるしかないわけですわ。もう、どうしろ、と。
完敗です。というか、乾杯です。
確かに、これ以外に<大賞>が似合う作品はないわなあ。