コードギアス反逆のルルーシュ―STAGE-0-ENTRANCE

【コードギアス反逆のルルーシュ―STAGE-0-ENTRANCE】 岩佐まもる/千羽由利子 角川スニーカー文庫
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これは…………(絶句)
予想していたより、これは衝撃的な内容だった。マヂですか、これ。

中身は、概ねルルーシュとスザク、そしてナナリーの子供時代の話。ルルーシュとナナリーが日本に送られた経緯。当時の国際情勢。日本の動向。ルルーシュとナナリーの扱い。スザクとの親交。そして、あの事件。
この時期、いったい日本で、ルルーシュとスザクを取り巻く人々の間で何があったのか。その真相が、だいたいここで明かされてるんじゃないだろうか。
そして、スザクが犯したあの罪の真相も。

もう、吃驚仰天だよ!!

いや、アニメ見てたときにはうっすらと不思議に思ってたんだよね。まだ子供でしかなかったスザクが、どうしてあんな事をしでかす羽目になったのか。現在の彼ならともかく、子供のころのスザクは性格もだいぶ違ったようだし、ああした行動に出る理由が見えなかったんですよね。

ルルーシュ。嗚呼、ルルーシュ。お前はスザクが犯した罪を知ってはいるけれど、どうして彼がそんな事をやらざるを得なかったのか。その理由は知らないんだよなあ。
もしそれを知ったら、ルルーシュはどう思うんだろう。スザクはある意味、ルルーシュの願いを既に果たしてしまっていると言ってもいいかもしれないのに。
ああ、こいつらは本当に本物の親友だったんだなあ(嘆息

このアニメは……もう、これでもかというくらいに惨い。なんか、本当に可哀相になる。もう許してやれよ、と思ってしまう。それほどに、登場人物たちに課せられた因業は深く果てしない。
せめて、誰か一人でも幸せになれるヤツがいることを願いますよ。


しかし、ふざけてたりギャグ調ではないのだけど、というかむしろ凄惨なくらい深刻な話の中でのことなんだけど……
微妙にあれ、ナイトメア・ナナリーへの伏線、というかナナリーがあっちの方向の人になりうる可能性を示唆しているような(笑