モノケロスの魔杖は穿つ 3 (3) (MF文庫 J い 1-3)

【モノケロスの魔杖は穿つ 3】 伊都工平/巳島 MF文庫J




(  Д ) ゚ ゚

主人公、立木ヒロの正体に、唖然呆然。ウソだろ、マジか?
これは幾らなんでも、予想してなかった。というか、予想できた人はいるのか?
物凄いウルトラC。前巻までの示唆は完全にミスリードだったのか。いや、極々前半部分で予想の第一候補は完全否定されたわけだけど、正体が露見するまでまったくその情報は信用してなかったからなあ。

麻奈は、今回もところどころで自分が物凄いおばかさんであることを積極的に露呈してますなあ(笑
賢者にして策士、魔法使いであり王の助言者たる立場のはずなんだけど、クラス分けの時といい、勝ち抜き戦の時といい、この人本当に頭いいのか疑いたくなるバカ丸出しなことしてるんだもんなあ。用意周到なのか行き当たりバッタリなのか、イマイチわからん(笑

一巻で退場してしまい、二巻では丸々出番のなかった義姉の霧夜がついに修復相成って復活、と。無言で絞め技って、どれだけ弟が好きなんだ、お姉ちゃんww
セシリアには悪いけど、やっぱり存在感は段違いだわ。復活した途端、セシリアの出番、完全に食っちゃってるし。内面的にも鏡像存在としての限界に引き止められながらも、十二年もの間一緒に過ごした『弟』への愛情と嫉妬の狭間で、機嫌悪くしたり八つあたりしたりと魅力的だし。

律は、せっかく二巻でヒロを認めて、心身ともに絶好調だったのに、バックドラフト食らっちゃったわなあ、ありゃ。でも、嬉しくないわけはないだろうし、正負の感情入り混じって、複雑怪奇に大混乱だ。
保護者としてと被保護者として。なるほど、正しい感覚だったわけだ。

しかし、改めてありゃあ驚きだったなあ。
あの年齢同士で、なんちゅう告白をしてるんだか。
ああいう形での正体の曝露は、本当に最悪だ。麻奈としちゃあ、感情の持っていきようがない。空気読まないやつっているんですよね、マイメロとか。
そして最後にあの引き。怖ろしいのは、トリンキュロー。暗殺者だけあって、曖昧な仕事はせず、ちゃんとトドメ刺してるんですよね。エグいって、あれ。
とにかく、この先どうなるのか話の帰着点すら見いだせない展開の中でのあのたまらん引き。はやく続きを出してください、ほんとにマジで。
お願いします。