ナイトウィザード リプレイ 合わせ鏡の神子 (ファミ通文庫)

【ナイトウィザード・リプレイ 合わせ鏡の神子】 菊池たけし&F.E.A.R/石田ひろゆき ファミ通文庫


のっけから、というかリプレイはじまる前からなにかクスリでもキメてるのかと疑いたくなるような飛ばしっぷりハイテンションの真壁翠役の小島めぐり女史。
迷路に放り込まれたら、全速力で突進して壁に頭を激突させながら進んでいくみたいなはっちゃけっぷり。実際、リプレイでも勢いのまま突っ走ることに。
過酷な運命に翻弄されながらも健気に戦おうとする薄倖の少女、というキャラ設定のはずなのに、貧乏な身の上を口のうまさで強かに生きる、自称清純派から程遠いキャラに(笑
毎度の灯ことあかりんも、小暮さんが慣れたのか小島さんという後輩が参加して姉御化したのか、完全に<英麻さま>化してえらいことに。
お料理が破滅的にへたくそ、という設定はそれこそ定番中の定番なんですけど、今回のは滅茶苦茶笑ったなあ。
翠役の小島さんが、灯の料理の腕の設定を全く知らず、灯の料理上手という自称を本気で信じてしまったんですよね。灯、しれっと「みんな喜んで食べてくれてる」とか言ってるし。アニメでも、エリスに料理得意なのかと聞かれて、「…かなり」と返事する演技、素晴らしく上手かったです。無感情で抑揚がないのに、物凄く自信満々に聞こえるという名演(笑
んで、後後、素で灯の料理の腕前を知らない状態で、彼女のかつて地球を貫通してアルゼンチンを壊滅させかけたという伝説を持つ弁当を食べるシチュエーションに。いやあ、この手のシチュエーションというのは、小説だろうとマンガだろうと、キャラが知らないだけ、なんだけど。これ、演じてる人まで完全に知らないもんだから、笑った笑った(大ウケ
こればっかりはリプレイみたいな状況じゃないと生まれないシチュエーションですよww

そして、この作品では一連のナイトウィザード作品に触れた結果、堂々、私のナンバーワン下僕にして欲しいほど好きなキャラの座を射止めたぽんこつ大魔王ことベール=ゼファー様が大活躍。
素敵です、ベル様♪
しかしこの人、毎回毎回汚れ役を押しつけられたり、肝心なところで無能を晒してしまうアンゼロットに比べて、美味しいところ持ってきますよね。
最高です、ベル様♪

シナリオ展開もなかなか持てる顛末に。
ベル様がああなったときにはどうなるかと思いましたけど、あそこで紅き月の巫女での設定を、ああいう形で突っ込んでくるとは。
あかりんと命も、思いのほかラブいエンディングを迎えて、拙者は大変満足です。

挿絵でも、ベル様、優遇されてるなあ。とても可憐です、ベル様♪
何気に、出番の無いくれはが、四コマで度々登場してくれたのがうれしいところ。やっぱり、柊の嫁さんはくれは、と周囲は認識してるみたいっすね。
ところで、くれはがAカップという情報は真実だったのか。アニメではかーなり巨乳なんですけど……上げ底?
四コマ、面白いッス。
ベル様、お可愛らしいです♪