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【アリアンロッド・リプレイ】 菊池たけし・F.E.A.R/爆天堂 富士見ドラゴンブック

これまで、F.E.A.Rのきくたけリプレイは、このアリアンロッドシリーズ、ダブルクロス、ナイトウィザード、セブンフォートレスと読んできたわけですけど……って、こうして改めてみるとたくさん読んだな(笑
それぞれ、違うTRPGなのですが、比べてみると単純にゲームとして面白いのは、ダントツにこの【アリアンロッド】だったと思います。
今にして思えば、あの【アリアンロッド・リプレイ・ルージュ】が奇跡の傑作と呼ばれるのには、長編シナリオ、プレイヤー、賽の目以外に、このアリアンロッドのゲームシステムがあったんじゃないでしょうか。
バトルやクエストの攻略、プレイ前のキャラエディットから戦術の組み立てなど、これはGMのシナリオの構築の腕もあるんでしょうけど、かなり頭を使った戦略が必要になってくるんですよね。
これが、読んでるとやたらと面白いんだ。プレイヤーのおバカな会話以外にも、このゲームを支配するGMの仕掛けた数々の罠や謎、選択肢の数々と頭を悩ませ、また閃きや経験則から答えを導き出そうと立ち向かうプレイヤー。時にGMが想定していたシナリオから逸脱し、キャラのノリに任せて思わぬ行動へと突っ走りだすプレイヤーたち。
プレイヤーたちの会話が面白いのは当然なんですけど、単純にゲームのプレイ記事として見ても、非常に面白い。個人的な感想ですけど、きくたけさんのGMとしての才幹が一番フルに発揮されてるのは、このアリアンロッドシリーズのような気がします。

このシリーズのプレイヤーは、全員F.E.A.Rの関係者でベテランぞろい。加えて、まあ比較的に落ち着いた面々なので、ダブルクロスでの田中天さんみたいな、もう猟奇的とでも表現してしまいたくなるようなとんでもないプレイヤーはいないのですけど、それでも楽しいノリは相変わらず。
いや、二巻から登場のベネットは、はっちゃけてたなあ(爆笑
ルージュでもチラリと出演してましたから、元はどんなキャラだったんだろうと期待してたんですけど、期待以上のネタキャラっぷり。結局、最後まで防具は装備しなかったのか(爆笑
一撃喰らえばほぼ即死、という綱渡りを、最初から最終決戦まで徹し通したその意気や良し。そして、最初から最後まで戦場を駆け回りながら「ひぃぃ、死ぬぅぅ、死ぬぅぅ、あれを食らったら確実に死んでしまうでやんすぅぅ!」と叫び通し。だったら防具買え!(w