神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる2 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 (さ-01-07))

【神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる 2】 榊一郎・大迫純一・高殿円/BUNBUN・兎塚エイジ GA文庫


ポリフォニカの紅・白・黒のそれぞれのシリーズが集った短編集。表紙見たらわかるとおり、今回は全部温泉回。

『リーズンズ・ホワイト』
プリムローズお嬢様のダメ人間化振りは止まらないなあ(苦笑
最初に登場した時はもう少しまともだと思ったんだけど、よく考えると高殿作品のこの手の人は大概最初はまともに見えるだけ、なので、これでいいのかもしれないけどって良くないよ!
ブランカも相変わらず、プリムとは別の意味でダメですね。当人はスノウのことを思ってるのかもしれないけど、やり方が勝手すぎ。精神的にかなり子供で感情の機微が分かってない、というのもあるんだろうけど、それにも自分の意見を押しつけるだけ押しつけて、肝心なことは何も言わずまともにスノウに判断材料を与えない、というのは酷いと思う。むむむ、私はけっこうブランカのこと、嫌いなのか? むしろ、黒いプリムの方を応援してしまいたいw 実際、毎回スノウがブランカの態度に激怒するのは当然だと思うし、不信感を抱くのも仕方ないと思うぞ、あれじゃあ。

『みすていく・ぶらっく』
マティアは、普段がクールなだけに気を抜いた時の年頃の女の子然とした所作は尋常でなく可愛いなあw
喋り方も、ちょっとおしゃまな女の子になるし。これもギャップ萌えになるんだろうかw

『れおん・ざ・りたーなー』
いや、もう黒の派生と言わず、ポリ金でいいんじゃないのか、レオン主人公話。
以前のレオン主人公の話で関わった女の子たちを連れての温泉慰安旅。
レオンのモテっぷりの尋常の無さはそれとして、レオンの男くささは相変わらずだけど、こう姦しい女の子に囲まれてると、いい加減気のいいおっちゃんだなあ(苦笑
ただ、締めるところは締めるし、真中でちゃんとドシッと腰を据えてるので、その辺は女に囲まれるにしても軟弱な若輩者の主人公とは格が違う感がある。男としての色気や豪快さ派手さに加えて、背中から漂う哀愁と優しさ。まあ、惚れるわなあ、女たちもさ。
何気に前話のブラックと話が続いて、レオンの過去に深くかかわると思しき精霊が登場。
幕間の話なんだけど、色々と重要な伏線敷いてますね。

『どらんく・くりむぞん』
んで、何気にこの巻で一番はっちゃけてたんじゃないだろうか、というポリ赤コメディ回。
みんな真っ裸なのに、酔いどれどもの馬鹿騒ぎのおかげで艶っぽさが欠片もねーな(苦笑
せめて、挿絵でもつけてくれたらいいのに。
こうなると、大人しいフォロンはますます存在感が薄くなってしまって、哀れな。
ちなみに、私は特撮変身ヒーローに光線技は要らない派w


ところで、この話にもこのポリフォニカワールドの根幹にかかわるような伏線がさらっと仕掛けられてて、かなり吃驚したんですけど。
いや、そんなナチュラルに登場しないでくださいよ、貴女。え? なんでいるの? と本気で首を傾げましたよ。普通に考えたら、絶対にいるはずないですもんね。と、なるとあっちの話の展開は、ちょっとえらいことになるんじゃないか? 彼女にまつわる謎の真相らしきものも薄ぼんやりと見えてきた感じ。ふむふむ、これは、面白いことになってきたかも。