サムライガード 警護寮から来た少女 (GA文庫 ま 2-1)

【サムライガード 警護寮から来た少女】 舞阪洸/椎野唯 GA文庫


まったく同じ時期に、富士見Fからもサムライ少女をヒロインにした話書いてるというのに、ちゃんと差別化されてるのは面白いなあ。
というか、これは登場人物のポディションと、それぞれのキャラクターの違いか。此方は、主人公が守られる側で、ヒロインたちは警護役という立ち位置なわけだし。ヒロインの二人が、揃ってマイペースで人を食ったような惚けた性格というのも珍しいし、面白いんだけど。
こうなってくると、雪乃さんあたりが案外、ツッコミ&仕切り役みたいな役回りになってくるんだろうか。掛けあい的に。
まさか、この巻で出番終わりってわけじゃないでしょうし。ありゃあ、平気な顔して追っかけてくるタイプですよ。常識人の仮面をかぶりながら、平気ででたらめやらかすタイプ。しかも、周りに反論有無を言わせない完璧な状況を構築してから。
うむむ、メインヒロインは彼女のような気がしてきた……。
主人公は珍しく、これは豪傑タイプと言っていいんでないだろうか。豪傑と言っても考えなしの熱血バカとはかけ離れてますね。案外、本来は短気なタイプなんだろうけど、それをぐっとこらえて自分の責任や役割を果たすことを優先するような。ただ守られるだけではなく、守られるにたる義務や責任を全うしようとし、なおかつ周りの人間に気を配るその姿勢は非常に好感度たかし。こりゃ、確かに警護役たちも守り甲斐があるとやる気を見せるのも無理からんこと。
珍しいくらいに、男らしい主人公で。ちゃんと年頃の男の子らしい邪なところや、愛嬌、可愛げもあるので、なかなかポイント高いよなあ。
雪乃さんは、目が高いです。

本格的に物語が進行しだすのはやはり次からみたいなので、これは楽しみ楽しみ。