ストライクウィッチーズ  乙女ノ巻 (角川スニーカー文庫 129-14)

【ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻】 南房秀久/島田フミカネ、上田梯子 スニーカー文庫


パンツじゃないから恥ずかしくないもん! とか帯で言いながら、作中では「パンツ!」「パンツ!」言ってるじゃないか、おい!
というわけで、あれはやっぱりパンツらしい。でも、扶桑の二人のあれはスク水であって、私もパンツだとは思わないんですよね。あれは水着だ。
だから、ちゃんとパンツはけ!(マテ
でもリーネだけは、見てていたたまれなくなる。スカートをはけ!
ルッキーニはあれでよし。

……で、なんの話をしてるんだったっけ? 

本である、小説である。自省する。
ヤマグリノボル版のスオムス中隊とは別の部隊、いわゆるアニメ版のブリタニアを舞台とする連合軍第501統合戦闘航空団「STRIKE WITCHES」のストーリーとなっている。
世界観はきっちり共通化しているらしく、作中ではスオムス中隊の穴拭智子の名前も出てくる。いらん子中隊とかタイトルついてるけど、連合軍内ではけっこう評判の部隊みたいですね、穴拭中尉もかなり知名度高いみたいだし。撃墜数もかなり稼いでるし、そりゃ当然か。
中身は、一話だけはアニメ第一話のノベライズですけど、それ以降は完全オリジナル。
とはいえ、細かい設定等はちゃんと遵守しているようで。アニメ第三話で出てきてミーナ中佐と険悪なやり取りをしていた空軍大将。現在の空軍司令官である彼とミーナ中佐との対立は、かなり噂になっているようで、この小説でも記者がその辺、突っつきにきている。
この空軍大将、小説では名前が明らかになってるんですが、マロニーですって。
んでもって、大戦冒頭に戦線へのウィッチの投入を進言し、実際に運用システムをくみ上げ、ミーナ中佐率いる連合軍第501統合戦闘航空団「STRIKE WITCHES」の生みの親となりながら、現在は中央での権力争いで失脚してしまっている前空軍司令官が、ヒューゴ・ダウディング。
明らかにモデルはあのヒュー・ダウディング卿で、もう一方はリー・マロリーに間違いないだろう。
ダウディングの子飼いともなれば、そりゃあ目の敵にされるわなあ。ウィッチーズが部隊を保っていられるのは、ミーナ中佐の尽力もあるんだろうけど、部隊がブリタニアのものではなく、多国籍軍であるという点も注目すべきかもしれない。
さらに深読みすると、ウィッチーズの隊員がカールスラントの三人を筆頭に軒並みスーパーエースや腕利きばかりだというのに、肝心のブリタニアの隊員のリーネが、少なくとも宮藤が来るまで実戦では役に立たない味噌っかすだったというのは、マロニー派が牛耳るブリタニア空軍の、ストライクウィッチーズに対する姿勢が垣間見えるのではないだろうか。

……で、なんの話だったっけ?

そう、本である、小説である。ごめんね?

読んでてなんとなく思ったわけですが、作者氏はあれですね? ミーナ中佐とルッキーニ好き好きですね、大好きですね?
特に、小さなルッキーニは、色々な意味で大暴れの大活躍である。
第二話では悪戯で部隊を大混乱に陥れ、第三話・第四話では実質主役としてイイところ持ってってますし。
第二話ラストの交霊術三連発は、普段温厚なミーナ中佐がえらいことになってて、正直笑った笑った(爆笑
というわけで、第一話のノベライズはちょっと…な出来なのですが、それ以降のオリジナルは作者もいつもの筆の調子を取り戻し、かなり面白く仕上がってると思われます。
元気一杯ルッキーニ、かわいいっす♪