〔MF文庫J〕ギャルゴ!!!!!3 (MF文庫 J ひ 3-3)

【ギャルゴ!!!!!3 地上最強G級大全】 比嘉智康/河原恵 MF文庫J


コトリさん、それは無防備にも程がありすぎます!(号泣

巨乳風邪という誰が考えたんだと小一時間問い詰めたくなるような地方伝説の流布により、老若問わず軒並み女の人は巨乳ばかりになってしまうなか、コトリさんのあの所業は誘惑なのか? 誘ってるのか?
天然もここまでくると悪辣ですらある。
ただ、もともとコトリさんは頭に花畑が咲き誇っているような能天気な少女であることは確かなものの、今回の春男へのアプローチの無防備さは、ちょっと常軌を逸している。異性に対する本来備えて然るべきの最低限の警戒心の喪失、自己防衛本能の欠如、さながら神に自らをささげられる贄のごとき喜色めいた態度。
これは、やはり春男が危惧していたとおり、コトリが蜚児であるが故に春男の特異体質に惹かれている、と見て仕方無いんじゃないだろうかと思えてくる。
イベントしては、今回春男にとって嬉し恥ずかしな得した展開が多かったのだが、彼にとっては素直に喜べないんだろうなあ。コトリが好意を示せば示すほど、春男は苦悩を突きつけられるわけで。
そうした苦しみに粛々と耐えながら、コトリの好意をそっと受け流し、彼女を運命から解放するために人に知られることなく戦い続けるこの少年は、間違いなく孤高のヒーローと讃えざるを得ない。

個人的には、ライムの方が好きなんですけどね。春男の誰も知らない、誰も知ろうとしないカッコよさを、なんだかんだと分かってくれてる彼女が。
エアリスやかま子もいいんですけど、男嫌い(というか男性恐怖症ですよね、この症状)にも関わらず、彼にだけはなぜか心を許して素の自分をだせてしまうライムの、多分もう本当は自分でもきづいている女の子としての春男への気持ちが、可愛らしくていじらしくて。うんうん。

そして、遂にその姿を見せ始めた、真の敵―噂長。どうやら、前巻で、まさかこいつじゃないよね、あはははー。と思ってたのが、ばっちりストライクの大正解だった模様で。
えーーー。
いや、うがったこと考えながら、普通にライムに続く三人目か、そのまま物語の外縁上で妙な存在感を発しながらふわふわと浮遊しているタイプのキャラだと思ってましたよww

……とりあえず、かま子は色々と生活真剣にピンチじゃないですか、これ。いつまでもこのまんまってなわけには絶対に行かないでしょうし。
どうすんだ?