家族ゲーム 5 (5) (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション 96-5)

【家族ゲーム 5】 鈴城芹(電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション)(

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もういい加減、西浦先輩に愛の手を!(笑
真言の受験の家庭教師になって、進展するかに思えた西浦先輩の恋も受験が終わって家庭教師お払い箱になったとたん、まったく進展なしになっちゃってるんですよね。あれから後も度々、出会う機会に恵まれているにも関わらず。真言の方は相変わらず、まったくと言っていいほど西浦先輩を恋愛対象として認識してないし。時々、無意識下で引っかかってるらしき描写は在るんだけど、そっから全然前進しないからなあ。そろそろ本気で可哀想になってきたw
一方で中学生になってますます女の子らしくなってきた葵。最初は真言の方が普通に可愛らしい女の子で、妹の葵の方が元気いっぱいな男の子にしか見えない娘だったのにねえ。いつの間にか完全に逆転しちゃったなあ。今回は、葵達のグループに加わった紫杏が、上手いこと葵と悟の関係に刺激を加えてくれたせいか、葵が嫉妬するわ拗ねるわ甘えるわでえらい事に。登場人物も熟女から大学生、高校生組、中学生と多岐に渡ってきましたけど、ほんとに一番恋する女の子してるのは葵だわ。
高校生組は、真言は相変わらずのゲーム廃人してるし、由寿は殆ど身を引いてピヨちゃん応援モード入ってるし、今のところ恋愛臭は一番薄まっているような感じですよね。そういえば、登場人物の中でもゲームやってなくて一番一般人らしかった永妙寺さんが、いつの間にか一番ヒドいことになってた事に愕然です(笑
そのうち、犯罪者にならないか心配だ。本気で心配だw

大学生組は、ピヨちゃんと温水くん、微妙にすれ違ってはいるものの、ああこれはそのうち上手くいきそうな感じ。お互いの、微妙に恋愛感情にまで至っていなかった、気になる異性という間柄が、由寿の存在やお互い意識し合うものの上手く噛み合わずにすれ違ってる状態が、逆に曖昧だった二人の感情を、段々と決定的な恋愛感情へと駆け昇らせている感じなんですよね。ここらへん、さり気なく上手いなあ。
新登場組では、藤井こずえがお気に入り。なんかもう、一目で気に入ってしまいました。見た目とか見た目とか。由寿が大人しくなってしまったせいで、好きな人にがむしゃらに突っ込んでいくタイプの女性がいなくなってたので、この人の独行妄想っぷりは大好きですw
もう一人は新登場でもないんですけど、水瀬先生。この人も、段々と味出てきた。高校の先生としての顔、紫杏の母親としての顔、単身赴任の夫を待つ妻としての顔、遊佐ママの先輩としての顔。一人のキャラクターで色んなタイプの顔を見せてくれる人なので、読んでても結構印象残るんですよね。

だいぶ登場人物も増えてきて、人間関係もこんがらがってきたけど、それだけに読み応えも厚みを増してきて、読み終えたあとの満足感が半端ない。
あーー、楽しかったぁ!!
4巻から5巻の発売スパンが短かったので、次が出るのはだいぶ先になっちゃうんでしょうかねえ。次、また楽しみに待ってます。