Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ (2) (角川コミックス・エース)

【Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2】 TYPE-MOON/ひろやまひろし(角川コミックス・エース)

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うあははははははっ、激燃え! 熱い、熱いよ全身火だるまになりそうなほど熱いよ、友情!
全般的にあのリリカルなのはを意識した作りなのは、時々直接的なくらいの台詞からもわかっていたけど、無印やA’sの冒頭をがっつり飛び越えるくらいの、イリヤと深遊の熱い友情には燃えましたヨ。特に深遊の、最後の絶望的な戦いに一人挑むその決意、その覚悟、その決死の思いの発露が彼女の口から迸った時なんか、戦慄とともに泣きそうになりましたよ。
惚れた。本気で惚れた。
いやいや、クール系魔法少女としてのカッコよさもさることながら、日常パートでメイド服をルヴィアに着せられて、それをイリヤに見られて恥ずかしがる姿が殺人的に可愛い! 可愛いのです! 可愛いよ!
イリヤが変なスイッチ入るのも仕方なし。
戦闘シーンも、対セイバー編からスケールさらに拡大してえらいことに。エクスカリバーのド迫力描写には度肝抜かれましたよ。
お遊びじゃない本当の殺し合い、そして、普通の女の子だと思っていた自分に秘められていた<力>に怯え、逃げ出してしまう展開。挫けた心を立ち直らせるのは、勇気であり、その勇気を奮い立たせるのは友達への想い。これで燃えなきゃ嘘ですぜ、旦那さん。
さらに、魔法少女形態から、カードを利用した秘された第二段変身。魔法少女も可愛らしくてよかったんだけど、イリヤのアーチャー・スタイル。深遊のセイバー・スタイル。これは発想の勝利だわなあ。叶うなら、全部のサーヴァントスタイル、見てみたかったところだけど。

いやいや、これはまったくもって拾いモノでした。めちゃくちゃ面白かった。二巻で完結してしまったのが実に勿体ないと思うくらいに。続編とか、いっそアニメ化とかしませんか? しませんか、そうですか。せめて深遊はまた別の機会にどっかで登場してくれないかなあ。本気で気に入ってしまったんですけど。エピローグでのイリヤべったりがもう、ねえ(笑

しかし、イリヤと深遊の可憐な魔法少女姿に見慣れてしまうと……凛とルヴィアの魔法少女スタイルはもう……悲惨?
そこに至る展開は、発想の素晴らしさもあって大変盛り上がったんですが、二人の格好見たとたん、何とも言えない正視し難い、いけないものを見てしまったような、あちゃぁ、と目をふさぎたくなるような、そんな感覚が(w
世の人が、魔法少女は小学生まで、と頑なに主張する論拠に図らずも激突してしまったような気がします。圧壊!