らじかるエレメンツ 3 (GA文庫 し 4-3)

【らじかるエレメンツ 3】 白鳥士郎/カトウハルアキ GA文庫

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アホだ。アホすぎる。この作者の頭の中はいったいどうなってるんだ!(爆笑
あまりに小ネタが多すぎ、さらに突っ込みどころが多すぎて、いっそこれはどっかの実況掲示板でリアルタイムに書き込み入れたくなるくらい。リアルタイムってなんだよ!?(w
前回の血の選挙期間も相当だったけど、いったいなんなんだこの無法地帯の学校は。学校だろ? 勉強しろよ! と突っ込みいれたくなったのが特に面白かった第三話<パンタッチャブル>
ある生徒の弁当食中毒事件に端を発した生徒会長アルミによる圧政再び。弁当の持ち込みを禁止したことにより、学園食糧問題が発生。購買を巡る凄まじい食糧確保闘争から、密輸、闇市、違法自作などの脱法行為が横行、生徒会による非常事態宣言、特別風紀の結成と生徒弾圧、反生徒会闘争の勃発と凄まじい学園の荒廃に繋がっていくこの流れは……頭がおかしいよ!!
なんで食中毒が一人でただけでこんな有様になるんだよ。というかそれ以前に、おまえら学校になにしにきてるんだ。勉強もろくにせずに食料の確保や反生徒会闘争に明けくれて、しかも誰もそれを疑問に思ってないしw
以前もやらかしたアルミだけど、彼女の生徒会長としての思想はあれだ、全体主義国家の統制主義的内務官僚的スギ(w
前回、再当選させたのはやっぱり間違いだったんじゃないのか(苦笑 事務処理能力は高いんだろうけれど、いざ危急時の際にはためらいもせず強権を発動させるからなあ。わりと鷹揚に構えてるこの学校の生徒、すごすぎ。そしていざ、権利が侵害されだすと、なぜか地下抵抗活動に入るこやつら。だから、なぜ地下に潜る?
この学校の校史をぜひ読んでみたいところだ。普通の退屈な学校史と違って、幕末や安保闘争時代なみの激動の歴史があでやかに記載されているに違いない。

それにしても、よく考えるよなあ、ほんとにww


とまあ、相変わらずはちゃめちゃな学園生活が繰り広げられている中、鉄太郎と羽卵のラブコメも適度に進行しているわけで。
羽卵って他に類をみない真性暴力暴走女のくせに、女の子としての顔はいっそ繊細なくらい、というギャップが、その、正直困る。かわいいときは本気でかわいいからなあ。
そこまで覚悟完了してるなら、もうコクればいいのに、と思うんだけど。受け身な時はどこまでも許せても、自分から攻めるのは無理なのか。かわいいなあ。
まあ、鉄太郎もどうやら羽卵の方を選んでるみたいだし。アルミにゃ可哀想だけどね。

うん、これで完結というのは非常に残念なくらいに面白かった。この作者のドタバタの積み上げ型は他に類をみないくらいにハチャメチャで、方向がすっとんでて、余人には真似できない領域に達してしまってもう帰ってこれない状態にあると思うので、もう帰ろうなんて思わずにその方向に突き進んで帰ってくんな!(w
次回作はファンタジーらしいけど……まともなのになるわきゃないかw