東方三月精 Strange and Bright Nature Deity (2) (角川コミックス)

【東方三月精 2.Strange and Bright Nature Deity】 原作:ZUN 漫画:比良坂真琴 角川コミックス


一巻ではメインキャラクターたちから一定の距離を置いていた妖精たちだけど、二巻に入って随分と積極的に絡んでくるようになったなあ。
……というか、絡む相手は魔理沙ばっかりだな。あれか、やっぱり妖精と波長が合うのか。他人の迷惑顧みぬ奔放で悪戯好き、って妖精の特性と魔理沙の普段の行状ってさほど差はないもんなあ。
それぞれが自由に振舞ってたら、行動半径重なってきても不思議はないかも。わりととっつきにくかったり、気軽に近づけない怖いところのある他の連中に比べて、魔理沙は妖精だろうとなんだろうと気にしない大らかなところがあるから、気安く接することができるわけだし。
というわけで、二巻に入って光の三妖精たちのお株を奪うように、魔理沙の出番激増である。
この魔法使いも妖精並みに、毎日楽しく生きてるよなあ。羨ましい、羨ましい。

興味深い話だったのが、幻想郷での年越し話ですか。
儚月抄の方でもそうだったんだけど、霊夢が日本の神様を召喚する能力があるのってデフォルト設定だったんですねえ。って、どっちもZUN氏が原作やってるんだから当たり前か。
過分にして知らなかったのですが、天香香背男こと天津甕星って、明星のことだったんですね。霜島ケイの【封殺鬼シリーズ】で散々天津甕星という神の由来や、神話に込められた意味を目にし、日本における唯一の星神にして、日本神話には珍しい悪神という奇怪な在り様など、色々と興味深い神様だとは思ってたんですが。
まさかルシファーと共通しているとは。
天香香背男を金星とした説を唱えたのは平田篤胤とWikiにはあるけど、この人キリスト教への造詣も深かったようなので、まつろわぬものの星の神ということで、念頭にルシファーの伝承があったのかもしれないけれど。
封殺鬼シリーズでは、金星説は取り上げてなかったような記憶があるけど。あちらでは、むしろ日食、月食を引き起こす羅睺星を取りあげていたけれど。
まあ、あちらではまず羅睺星の名前があり、そこから天津甕星という正体が解き明かされてきたわけだけど……。

と、ぐだぐだと関係ない話に終始してしまった。反省。
とりあえず、あのチルノの太眉毛は素晴らしいと思います。ふとまゆ好きなのだよ、私は。封仙の和穂もそーだったけどw