ふおんコネクト! (3) (まんがタイムKRコミックス)

【ふおんコネクト! 3】 ざら まんがタイムKRコミックス

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感想書く段になって、パラパラと読み返しててはたと気がついたのですが、そういえばこれって四コマだったんだよねえ。いや、何を言ってるか意味不明と言われても仕方無いんだが、読み返すまでこれが四コマ漫画だったという当たり前の事実を、すっかり忘れてたんですよね。
だからどうした、って話なんですが。
つまるところ、四コマという括りのわりには、それぞれのコマの情報密度が半端ないんですよね。だから、読み終わったあとにちょっと間をおくと、思い返しててもその密度の濃い情報を追っかけるのに気をとられて、それが四コマ漫画という形式で織りなされていたという事実がスッパリと抜け落ちていた、と。
端的に言ってしまうと、読み応えありますよー、ってだけで済んでしまうわけですが。
最近、他者との交流が……名前ややこしいな。他者とのコネクト(タイトル的にこっちで行こう)が増えているせいか忘れてたんですけど、三日科交流ってコミュニケート不全の傾向がある子だったんですよね。不全というよりも、他者とコネクトすることにあまり価値を見出していない、というべきか。修学旅行をナチュラルにぶっちしているのを見て、今更のように思いだしたり。ただ、既に過去の彼女とは明らかに考え方が違ってきちゃってる。以前からの習慣的に、修学旅行をサボリにかかってる交流ですけど、夕先生に引っ張られると案外抵抗もせずについてくるあたり、今回サボったの、彼女自身も違和感あったんだろうなあ、と。相変わらず天才であるが故に、彼女一人で完結していて何の問題もない交流ですけど、他者と関わることに楽しみを見つけたのなら、存分に楽しめばいいように思います。それにしても、この子、夕ちゃんと通果が姉妹にならなかったら、本気で他者と交わらずに完結してたのかもねえ。まあ、それはそれで個人的には構わないようにも思うけど、彼女の天才性が自身と周りを幸せにするなら、そっちの方がいいんだろうね。
今回目立ってたのは、夕先生の意外に先生らしいところだよなあ。そのダメさ加減は相変わらず到達してはいけないところまで至っちゃってる気もするんだけど、これはこれで締める所は締めてるんですよね。その上、ちゃんとみんなからは慕われてるし。姉としても、妹たちが生きていく上で良い影響を及ぼす存在として立脚してるし。
これで、どうして人間的にダメなんだろうなー、と首を捻ってしまう。

マスコミネタは、こうして読むと確かによく出来てる。エッジの効いた切り込みだよね、これは。思わずなるほどと納得してしまう。なにより分かりやすいし明快だ。ふおんが辿りついた境地に、辿りつけばいいんだろうけど、個人と集団じゃどうしても倫理も論理も変わってくるしね。難しいんだろうね。