僕は友達が少ない 2 (MF文庫 J) (MF文庫J)

【僕は友達が少ない 2】 平坂読/ぶりき MF文庫J

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幼女も残念幼女だ!!(爆笑

そしてすまん。一巻の感想で小鷹はまともな常識人じゃないか、と力説したものだけど……常識人だろうとまともな人間だろうと、残念は残念だったんだなあ、と一話を読んでしみじみ思ったり。笑いのセンスがズレてるとかそういう段階にすら至っていなくて、ただ普通につまらないという残念さ。まさしく残念としか言いようの無い極めて磨きぬかれ突き詰められた残念さに戦慄すら覚える。
ああ、そうか。つまり小鷹は普通に残念なヤツなのか。それってある意味、特徴的なほかの残念衆よりも残念かもしれないのが哀しいw

ああ、そうだ幼女。隣人部の顧問となったシスター・マリアって所謂ちっちゃい大人ではなく、リアルに十歳のお子様だったのね。知能指数は高いのかもしれないが、知性は並以下。つまるところアホの子。【よつばと】のよつばが世知辛い世間の荒波に放り出されると、こういう有様になってしまうのかもしれない。性格極悪の生徒に言い様に弄ばれるとか。もっと賢くなれよ!(涙
幼女には幼女なりの賢明さというものが必須であり、それが欠片も微塵もないマリアは、この場合残念幼女としか言いようが無い。よくぞまあ、ここまで残念さを引き立たせたものだと、感心せざるを得ない。しかしまあ、アホの子はアホの子で操作が簡単な分、愛玩用としては可愛かったりするんだよなあ。
マリアがちゃんとご飯を食べてないと言うのを知って、即座に弁当を作ってきてやる小鷹は、大したものだと思うけど。伊達に妹と二人暮らしじゃないというか、子供の面倒を見るのを空気を吸うようにこなすんですよね。さらっとやってるけど、なかなか出来るもんじゃないぞ、子供の相手。
まー、妹の小鳩も子供っぽいっちゃまんまお子様だからなあ。これで中学二年生というのは少々信じがたい(苦笑
10歳のマリアと同レベルで張り合ってるもんなあ。そもそもそのマリアからして、十歳というには幼いくらいなのに。
とはいえ、二人で<お兄ちゃん>の取り合いをしているのはほほえましい限り。
なんだよ、小鷹。もうモテモテじゃないかい。残念天才少女の理科も、小鷹に興味津々だし。実のところ、友達いないヤツばっかりの隣人部だけれど、本気で友達欲しくて入ってきたのって、星奈だけで、目的を同じくしているのは小鷹と夜空と星奈の三人であって、マリアは無理やり顧問にされた口で、今は小鷹に懐いて出入りしてる。理科と幸村と小鳩は完全に小鷹目当てだもんなあ。
でも、本気でフラグ立ってるのは夜空と星奈の二人なんだけど。
今回、新規参入組のお陰でわりと大人しかった夜空と星奈だけど、メンバーそろったところで次からこそ本格的に残念会、じゃなかった、話が進展するんだろうか。ラストでバリバリに恋愛抗争勃発フラグ立ってたし。ただ、夜空があくまで男女の友情に拘ってるのに対して、星奈のほうはその辺拘り無く、かなり小鷹を自覚的に意識している節があるので、スタートラインで既にだいぶ差がついているのが気になるところ。まあ、この程度は後の展開次第でどうとでもなる程度のことだけど。


そういえば、ラノベ部と同じノリでリレー小説なんてやってたけど、話の展開がやっぱりラノベ部とは違って、此方特有の酷い有様になってて、笑ったと言うか笑えなかったというか(苦笑
このネタ、もう一度は出来ないなあ、これw


あと、イラストのブリキさんの絵は、相変わらずキてるなあ。カラーのプリプリつやっとした肉感も然ることながら、モノクロの挿絵の方ですらやわらかそうで弾力のある質感を保ってるんだから、素晴らしいったらありゃしない♪

1巻感想