えむえむっ! 3 (MFコミックス)

【えむえむっ! 3】 氷樹一世 MFコミックス

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かつて嵐子に男性へのトラウマを植え付け、今また彼女につきまとうとしている男に立ち向かう太郎。
太郎、一世一代の見せ場である。相手はボクシング部の先輩。殴られても殴られても立ち上がり、立ち向かうその雄々しい姿は、いつも嵐子や美緒にぶん殴られて恍惚となって「ふひょーーー!」と奇声をあげてるキモい姿など及びもつかない。本来、太郎の素はこっちなんだよなあ。ドMなのは本人の望まないただの体質にすぎないというのが、よくわかる。
カッコイイ。男としてマジにカッコイイ。

結局、先々を見てもこのエピソードこそが、嵐子の心を奪った事件であり、同時に美緒もまた、ここで太郎のこと、多分意識し始めてるんですよね。
太郎の決闘を見守っていた美緒が、倒れこむ彼をそっと抱きしめるシーンは、電気が走りましたよ。ここ以降の美緒って、相変わらずサディストに太郎に接しているんですけれど、所々で垣間見せる表情が、ちょっと尋常じゃなく甘いんですよね。
そう、甘い。
まるで、恋する女の子のように。

そして、序盤の美緒の最大の見せ場であり、関門である、太郎との擬似デートイベント。
この話での美緒の可愛さ、可憐さは普段のアレはいったいなんなのかと思うくらいに、強力無比。天下無双!! はにかんだり、赤面したり、途中までそれって演技かと思ってたんですが、いや実際事前に作られたシナリオ通りに演じていたはずなんだけれど、
う、うわあ、うわあ!!

いやもう、これは自分で見て堪能してください。うんうん、素晴らしいラブコメじゃよ。

2巻感想