鬼灯さん家のアネキ (1) (角川コミックス・エース・エクストラ 22-1)

【鬼灯さん家のアネキ 1】 五十嵐藍 角川コミックス・エース・エクストラ

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あれ? てっきり読むまではお姉ちゃんが弟にベタぼれ、という関係だと思っていたんだが、逆なのか。義理の姉ちゃんに弟の方が極度のシスコンなのか! それを、お姉ちゃんがからかって遊んでいる、と。
からかって遊ぶのはいいけど、全裸でベッドに入り込んできたり、パンツ履いてなかったり、ベロチューしたりと体張って全然引け目とかないんだな、姉ちゃん。これは、弟くん地獄なのか天国なのか。姉ちゃんの方が一方的に弟を好きだったんならまだいいけど、弟くんの方が姉ちゃん大好きとなると、このセクハラ攻撃は精神的にキツすぎるでしょう。いっそ襲ってしまえば楽なのに(苦笑
姉ちゃんのあれは、表面だけみたら誘ってると言われてもおかしくないもんなあ。恐ろしいことに本人は本気でからかっているだけみたいだけど。鬼だな。

と、気楽にケラケラと笑ってそれで終わり、なだけの漫画ならそれほど印象にも残らないんだけど……もしかしてこれってけっこうマジでストーリーものにするつもりなんだろうか。
血の繋がった実の姉が出てきて、彼女とは別居中。どうも家庭の事情が複雑そうなんだよなあ。義理姉と実姉はえらいギスギスしてるし他人行儀だし、実姉、義理姉を雌豚呼ばわりだし(汗

一方、弟くんの周りの方も、姉貴の友達の変態はさておき、クラスメイトの水野さん。クラスで孤立気味の無気力系クールビューティーと、段々と接点ができてきて、いつの間にかよくおしゃべりしている関係に。
たまたま一緒に下校している二人を見た姉貴の反応が、また複雑なんですよね。弟は可愛がってるけどただの遊びの玩具扱い、のはずだったのに、二人の姿に何を思ってしまったのかはわからないのですが、その後ずっと考え込んでしまってるんですよね。
本人はまだ無自覚なのかも知れないけれど、ハル姉にとって吾郎ちゃんの存在は当人が考えている以上に、切実、なのかもしれない。
最後に実姉が出てきて、グラリグラリと作品の方向性みたいなのを大きく揺さぶってきたので、これは妙に先が気になる。
個人的には水野はかなり大ありなんだがw