10歳の保健体育2 (一迅社文庫)

【10歳の保健体育 2】 竹井10日/高見明男 一迅社文庫

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こ・れ・は・酷・い・!!

これが酷くなかったら何が酷いんだってくらいに酷い。もうどうしたらいいんだと途方にくれるくらいに酷いw
正直ドン引きである!! 一巻は辛うじて面白いと思う側だったけど、これはドン引きである!!
一巻も相当だったけど、書き終わった時点でアクセル戻すとかしなかったとしか思えない。アクセルべた踏みのまま二巻に突入したんだろうこれ。幾ら何でもこれはひどい! って酷いしか言葉が出てこないよどうしてくれるw
終わり方こそなんかちょっとイイ話みたいに終わってるけど、それに載ってしまうとえらく騙された感があるので、ここは素直に酷い話だった! と拳を握っている方がいいのだと思う。精神の安定の為には。だって、酷いんだもん!
……はぁ。
竹井さんは大人しく【東京皇帝わ】しておいた方がいいと思います。この人、野放しにしちゃダメだ。シナリオライターの仕事の時もそうだけど、この人って絶対好き勝手やりはじめると歯止めきかなくなるよね。【秋桜の空へ】もそうだったし、【お姉ちゃんの3乗】は特に顕著だったもんなあ。ああ、そうか。これ一巻が【秋桜の空に】だとしたら、二巻は【お姉ちゃんの3乗】だわ(苦笑
両方プレイしてしまった人には、なんとなく伝わってくれるのではないだろうか。
とにかく、他人がドン引きするような領域に嬉々として突撃していくもんだから、進めば進むほど追随者を振り落としていく。振り落とすのを楽しんでいるのかと思うくらいに暴走し出すのだ。
普通は面白いとドン引きの境界線上を探りながら見極めていくものだと思うんだけれど、この人は見極めとかガン無視で易々と境界線を跨ぎ超えて、そのまま奥へとスキップしながら飛び跳ねて消え去っていくのだからたまったものじゃない。いや、ちょっとは立ち止まって振り返ってくダサい、お願いしますww
その辺りを意識して心がけているのが【東京皇帝☆北条恋歌】なのかもしれないなあ。あれも相当変な作品で、好きなことをして楽しんでいるのが伝わってくる作品だけれど、それでもまだヤッチャッてるという感じはないし。

内容については触れるのが憚られるというかエンガチョというか……まあ主人公は概ね酷いだけれど、よくよく見てると人間そのものが酷いんで、女性不信になったり男性不信になったりつまり人間不信になったりするかもしれないので取り扱いには注意が必要。一巻読んだときには翠蓮のあの身内以外は人を人とも思わない態度は無いわー、と思ってたんだが、無いわーどころの話ではなかった。翠蓮はああでないとダメなのだ、ということがよくわかった。世界平和の為には翠蓮にはあのままで居て貰わないと。
結局、翠蓮と別れた理由って何なんだろう。特別何かがあって、という風でもなかったし。色々と積もり積もったものがはみ出して、つい咄嗟に別れてしまった、という感じなんだろうか。
さっさとヨリ戻しちゃってますしねえ。
こいつが翠蓮を好きなのは間違いないんだろうけど、いまいち本音が見えないんだよなあ。はみるへのそれは、一巻二巻の最後の態度を見る限り、純真な愛、という奴なんだろう。体で繋がらなくても心で繋がっていればそれで満たされる愛情、とでもいうべきか。だとしたら、翠蓮のそれは寄り添う愛情か。壊れた人格にとっても、それはもしかしたら本当は無ければ困る必要不可欠な愛情、というわけじゃないのかもしれないけど。

これ、この巻で終わりじゃないんですか? わりと綺麗に終わっている気がしたんですけど、というか終わっておけ、という気がしたんですけどw
……はぁ、なんかいろいろ疲れた、この巻は(苦笑

竹井10日作品感想