読書メーターの記録によると、私が2010年に読んだ本の冊数は664冊。このうち、ライトノベルが何冊を占めているのかを数えるのはさすがに面倒なのでやらないですが、おおよそ毎月の傾向からして3分の2あたりでしょうか。400は超えているはず。


今年は七ツ星が4本。六ツ星が八本。
ラインナップは、【シャギードッグ】がマイナーなのを除けば、概ね有名所が並んだ、と思ってしまう自分はちょっとズレているだろうか。

ちなみにコチラが去年の記事

超☆殿堂


事実上の七つ星☆ミ。人生における最良の瞬間と呼ぶべき恍惚を引き出してくれる、それは魔法の本たちである。幸福を実感したいならこれを読む。至福を得たいのならこれを読む。つまりはそういうシロモノだ。


【秋田禎信BOX】 秋田禎信



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ライトノベルという業界において、間違いなく一時代を築き、支えた伝説の一作【魔術士オーフェンはぐれ旅】の本当のエンディングが読めるのは、この一冊だけっ! というキャッチコピーに騙されずに居られない人が、あの時代の渦中に居た人の中でどれだけいるでしょう。
正直値段、目茶苦茶高かったけど読んだあとなら、あと倍は余裕で出せたな、と思ったものです。それくらい、大満足でした。
それと同時に、ある種の区切りが自分の中でついた気にさせてくれた一冊でもありました。青春の終わりです。



【カンピオーネ! 7.斉天大聖】 丈月城/シコルスキー スーパーダッシュ文庫



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究極の愛!!w もはや、デタラメである。でたらめに面白い、でたらめに究極のエンターテイメント。有頂天状態!! なのである。読んでからしばらく、狂乱狂喜が抜けなかったのも懐かしい思い出である。



【シャギードッグ 5.虹の幕間 Interlude:Scraps of rainbow】 七尾あきら/宮城 GA文庫




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長年の七尾あきらさんのファンとしては、まさに究極とも言える一品。自分がファンとして七尾さんに求めていた要素の全部がここに凝縮されていたのだ。あの時ほどの歓喜、恍惚とした幸せはなかった。



【世界平和は一家団欒のあとに 10.リトルワールド】 橋本和也/さめだ小判 電撃文庫



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2010年で一番かっこよかった、イカした主人公は誰だったのか。上条さん? キリトくん? 敢えていう、ノーだ。ノーだ。じゃあ誰だって? そんなのは決まってる。
星弓さん家の軋人くんに決まってんでしょーーーがっ!!
男として、少年として、青年として、兄貴として、弟として、息子として、恋人として、旦那として、これほどイカした男が彼の他に何処にいる!?
もう、最高でした。最高だったよ、あんたはーーッ。
宇宙規模にして家族規模の、心温まるホームコメディの集大成。この物語を読ませてくれた作者先生にただただ感謝を。

六ツ星きらり☆彡


【“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店 7】 御堂彰彦/タケシマサトシ 電撃文庫



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大団円ではない、ハッピーエンドとは言えない、それはもしかしたら煉獄へと落ちるかのような結末だったのかもしれない。でも、それが愛する人と二人で歩める道ならば、咲と刻也にとってそれこそが選ぶ道だったのだろう。読み終わったあとは、ただただ胸がいっぱいで何も考えられなかったのを思い出す。10年度に完結した中でも、屈指の作品でした。



【カンピオーネ! 6.神山飛鳳】 丈月城/シコルスキー スーパーダッシュ文庫



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今、自分が一番「愛している」作品と呼べるのがこれなのだろう。もう理屈じゃなく、目茶苦茶好きなんだ。愛している。ライクじゃなくて、ラブである。問題は、この六巻はまだ前哨戦に過ぎなかった所でしょう。この次の巻で、自分は有頂天の何たるかを知ることになるのである。



【うちのメイドは不定形】  静川龍宗 原案:森瀬繚/文倉十 スマッシュ文庫




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これに関してはヒトエに「てけりさんヤベエ!!」に尽きる、尽きるのである。本年度における私の中での女性キャラナンバーワンをブッチギリで持って行ってしまった、と言えばご理解いただけるだろうか。てーててけてけ、てけりりん♪ てけて、てけて、てーけりりんー♪


【ココロコネクト キズランダム】 庵田定夏/白身魚  ファミ通文庫



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2010年度における、青春学園ストーリーの決定版。一作目ではまだ【空色パンデミック】の方が上にあったんだけど、この二作目で完全に逆転しました。いや、逆転どころじゃなく、自分の中でバイブルクラスにジャンピング。前々から好んでいた主役とヒロインの一対だけじゃなく、4,5人からなる男女グループにおる青春物語の、これは一つの理想型になっていったんですよね。



【神明解ろーどぐらす 2】  比嘉智康/すばち  MF文庫J



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人の感情を表すのに、喜怒哀楽という言葉がある。そう、楽、楽しいというものはいわば感情の原点の一つとも言えるのだ。その楽しい、という感情を一番めいっぱいに引きずりだしてくれたのが、この作品だった。もう、読んでいる最中の楽しさと来たら、ウキウキワクワクときたら、童心に帰るどころじゃないハッピーさ。アゲアゲである。ハッピーターンの危なさであるww



【猫物語(白)】 西尾維新/VOFAN 講談社BOX



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物語シリーズ初の、阿良々木くん以外が語り部となる話であり、物語シリーズの中でも三指に入る傑作。一人のキャラクターの掘り下げと解体と成長と新生を描いたものとしては、シリーズ屈指と言って過言にはならないだろう。西尾流青春小説の決定版にして、これは一つの到達点だ。



【俺の妹がこんなに可愛いわけがない 7】 伏見つかさ/かんざきひろ 電撃文庫



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元々一巻からして、タイトルといい発想といいすごいもんがあって仰天させられたものだけど、その後の一時の迷走からスタイルをリセットしてから、まさかここまで面白く、良くできた作品になるとはなあ。手放しですごいです。十三番目のアリスの頃は、キャラ描写は特筆する面があって大好きだったけど(まだ続き待ってますよ?)、話の構成についてはかなり問題有りだと思ってたもんなんだけど……いやあ、すごいわ。



【まおゆう魔王勇者 1.「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」】 橙乃ままれ/toi8 エンターブレイン



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正直、ここで七つ星の方に送りたい気もあるんだが、一巻目でそっちまで行ってしまうと今後どうするんだよ、という話になってしまうので。実際のところ、一巻目の段階ではたしかにまだ、まだなんだ。まだ早い。



以下には、2010年度の五つ星作品を列挙
五つ星☆ミ


一昨年の71冊。去年の34冊と順調に減ってきている中で、今年は20冊。これは、決して面白い本が少なくなってきてるのではなく、面白い本が際限なく多くなってきてきた分、去年よりもさらに特に厳選するようになったと考えて欲しいです。つまり、それだけそれぞれが選びに選び抜いた一冊なのであります。



メディアワークス文庫

【[映]アムリタ】 野崎まど メディアワークス文庫
【お茶が運ばれてくるまでに 〜A Book At Cafe〜】 時雨沢恵一/黒星紅白  メディアワークス文庫




角川スニーカー文庫

【レンタルマギカ 銀の騎士と魔法使い】 三田誠/pako 角川スニーカー文庫
【レンタルマギカ 白の魔法使い】 三田誠/pako 角川スニーカー文庫
【ミスマルカ興国物語 7】 林トモアキ/ともぞ 角川スニーカー文庫




ファミ通文庫

【空色パンデミック 1】 本田誠/庭 ファミ通文庫
【ココロコネクト カコランダム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫




MF文庫J

【僕は友達が少ない 3】 平坂読/ぶりき MF文庫J
【神明解ろーどぐらす】 比嘉智康/すばち MF文庫J
【神明解ろーどぐらす 3】 比嘉智康/すばち MF文庫J




富士見ファンタジア文庫

【神さまのいない日曜日 2】 入江君人/茨乃 富士見ファンタジア文庫
【影執事マルクの道行き】 手島史詞/COMTA 富士見ファンタジア文庫
【銀の河のガーディアン】  三浦良/久世 富士見ファンタジア文庫







一迅社文庫

【アンチ・マジカル 〜魔法少女禁止法〜】 伊藤ヒロ/kashmir 一迅社文庫







単行本


【アップルジャック 2.―Pousse-cafe―】 小竹清彦/mebae 幻狼ファンタジアノベルス
【ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 1.接触編】 柳内たくみ アルファポリス
【ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 2.炎龍編】 柳内たくみ アルファポリス
【傾物語】 西尾維新/VOFAN 講談社BOX






電撃文庫

【月光】 間宮夏生/白味噌 電撃文庫






GA文庫

【無限のリンケージ 5.ナイト・オブ・ナロート】 あわむら赤光/せんむ GA文庫