ベツ×バラ 1 (まんがタイムコミックス)

【ベツ×バラ 1】 曙はる まんがタイムコミックス

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ベツ×バラというタイトルはデザートは別腹という意味と、別所と原田というメイン二人の苗字を当てはめてるのか。って、別にギャグを解説してるわけじゃないからいいよね?w
オマエラもういい加減くっついちゃえYO! な漫画だと聞いていたので、もっとお互いを強く意識しあいながら距離感が縮められずにいるニヤニヤ時空を想像していたんだが、思っていたよりもそんな感じじゃなかったなあ。原田くんが新入社員として入社してくるところから始まるので、初対面からということではじめはお互いを異性として意識してない所からスタートしているし。そもそも、年下の先輩と年上の後輩ということで、先輩後輩関係を醸成していくところからはじまってるんですよね。そりゃ、イチャイチャニヤニヤにはならないわなあ。
でも、それは一から関係が構築されていき、徐々に距離感が縮まっていく過程を余す所無く拝見出来るということでもある。
はじめは原田も彼女持ち、別所たまきの方もこれまで恋愛経験無しということで、経験値がなくイケメン相手にフラフラしている(ミーハーなだけだな)という感じだから、いい雰囲気というのは序盤では皆無に近いですよね。その代わり、最初の段階では仕事仲間として信頼を交えつつ、徐々に仲良く気のおけない同僚としての関係を構築していくことになる。
ふとした瞬間に、自分でも自覚のないうちに、気持ちの上でただの良い同僚という一線を踏み越えてしまうまでは。
それまでは、相手がどんな恋話に花を咲かせてても気にならず、それとなく応援したり気を使ったりしてあげていたのに。なんだか、自分以外の異性に浮かれている相手を見るのが面白くなくなる瞬間が。

個人的には、さっさと付き合っちゃえよ、とはまだ思わないんですよね。まだ、そこまでは二人とも至ってない。まだ、それは恋にまで達していない、微妙な段階。でも、そういうイチャイチャや嬉し恥ずかしの前段階。まだ芽が出たばかりの、自覚も出来ず理解出来ない自分の気持ちに戸惑い、迷う時期もまた、ラブコメとしては非常に楽しめる時期なんですよね。
これもまた、ニヤニヤが止まらない。
たまちゃんのケーキのパッケージデザインの仕事や、原田の営業の仕事など、お仕事漫画としてはみそララみたいにそんなに肝心の仕事内容の方にスポットは当たってないんだけど、同じ会社で働くオフィスを舞台にした漫画としては、これぐらいがいいのかもしれない。
原田くんが思ってたのとちと違って、惚けたマイペースキャラだったのは良い誤算だった。この子、可愛いよw