乱☆恋2  婚約者は16人!? (富士見ファンタジア文庫)

【乱☆恋 2 婚約者は16人!?】 舞阪洸/得能正太郎 富士見ファンタジア文庫

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16人(!)の婚約者を押しつけられたリカルド王子は、二人目が待つイ・ウーハン国に到着。……が、女王ユゥ・ノスはリカルドたちをニセ王子として決めつけ、逮捕してしまう! いきなり危うし!? らんぶるコメディ!!
相変わらず話が進まないなあ(苦笑
16人も婚約者が居て、それをひとりずつ訪ねて歩く話な訳で、一冊に一人ペースだと最低でも16巻は必要、となってしまうために、二巻以降はだいたい一冊に二人くらいのペースで婚約者たちと逢うことになると思ってたんですよね。実際、一巻の巻末には二人の婚約者のイラストが描かれていたのですし。
ところが、何時まで経っても三人目どころか、二人目の婚約者とも逢えないッ!
途中で女王さまの方に引っかかってしまい、散々弄られ可愛がられ愛でられ弄られ、という具合で。こりゃあ、このシリーズ二十巻くらいは掛かるんじゃないのか?
とはいえ、話が進まない分、一巻で国を負われて同行する事になったファースト婚約者ことセフィア王女と丹念にねっとりとラブラブしてたので、充分何くれとなく堪能させては頂いたのですが(笑
そう、思いの外ラブラブだったんですよね。セフィア姫が、一巻でリカルドに助けられたことで彼にベタボレしたのはいいとして、リカルドの方はどうなんだろう、という点が気になってたのですが、どうやらリカルドも満更じゃなかったようで、かなりの頻度でイチャイチャし通しというご馳走様なことに。
まさかキスまですんなると行ってしまうとは。ややこしい事情が絡んでなかったら、そのままベッドインしてもおかしくないくらい、お互い好き合ってるようですし。
うーむ、舞阪作品でこれだけいい雰囲気になってるカップルってホントに珍しい、って一巻の感想でも書いてるか。先述したカップルたちも、こんなにイチャイチャする機会には恵まれなかったので、まさに舞阪作品での初体験である。
わりと物分りのいいことを言ってたセフィアだけど、実際リカルドが他の婚約者を尋ねる段になると可愛らしい嫉妬に身を焦がしながら身悶えしているところなんて、実にラブコメらしいラブコメしてますしねえ。

そんな二人を和やかに見守る従者たち、となったらアットホームな雰囲気の話になるんですが、この従者連中が和やかとか穏やかとかいう単語とは程遠い連中だから、妙に残念な雰囲気になってしまってる。とりあえず、アイオリッタにはマジで不敬罪を適用してもいいんじゃないだろうか。こいつ、口が悪いとかいう段階通り越してるぞ(苦笑
リカルド王子が改めて従者たちの人となりを解説しているのだけれど、こうして性格や行状を列挙されるとホントに酷いなっ! というのが実感できて面白い。アイオリッタ、マリウス、カオルゥが「それなりに頼りにしてる」とホントに頼りにしてるか疑わしい評価なのに比べて、ひとりだけ「かなり頼りにしている」という評価を頂いた料理人のネゥネゥも、今回はひたすらダジャレばかり言ってたので、鬱陶しいのなんの。こりゃ、この娘も評価さがってそうだw

さて、肝心の今回のヒロインのユーリ王女だが……また露骨なことになったぞ。とはいえ、単純にそっち系でなかったのには安心すると同時に、もし元に戻った場合には急いでヤッちゃわないといけない事になってしまったリカルドとしては……もう大変だなあとしか言えない。そうなったらなったで、セフィアが黙ってないだろうし。なんか、本気で「ハーレムをつくろう」な話になってきたんじゃね?

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