Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! (3) (角川コミックス・エース 200-5)

【Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! 3】 ひろやまひろし 角川コミックス・エース

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この魔法少女は笑えすぎる!熱すぎる!!
新たな家族を迎えてさらに賑やかさを増すイリヤたちの毎日。姉の座を奪いあい、兄のくちびるも奪いあい……。だが、新たな戦いはすぐそこに迫っていた!喜怒哀楽全方位型魔法少女コミック最新刊が登場!

ちょっ、バゼットさんがすげえッ!! なに、この凶キャラ。【Fate/hollow ataraxia】をはじめとして、公式でもここまで強いバゼットさんなんざ見たことがないよ。単純な強さじゃなく、相対したときの壮絶な絶望感がとんでもない。何をどうやったとしても勝てる気がしないという断崖絶壁を見上げるような、永久氷河のクレバスを覗きこんだような足が竦む感覚。立っている事が出来ない恐怖。バーサーカーと曲がり角でぶつかってしまったような無力感。明らかに無理ゲー。強制敗北イベント。一ゾロ連続で振りました。
それを、あの、あのバゼット・フラガ・マクレミッツが醸し出しているという驚愕(笑
ヤバい、この人どうしてもこれまでの扱いからしてネタキャラ、いわゆる「ダメットさん」の印象がこびりついていたから、この強面っぷりはインパクト凄いわ。そういや、そもそもバゼットさんはまさにこういう怖い人なんだよなあ。それに、サーヴァントと仮にもガチで戦える武闘派魔術師という事は、そりゃ凛やルヴィア、イリヤたちと戦ったら魔王だわ。
それでも、イリヤ、クロ、ミユが揃っての総力戦にも関わらず、単純な暴力でイリヤたちの知力を振り絞った全力全開の攻撃を何度も喰らいながらも、真っ向からねじ伏せたたき潰していくバゼットさんの雄々しさは、圧巻のヒトコトである。変に魔術を駆使せず、その鉄拳で全部ぶん殴っていくもんだから、イリヤたちがボコボコにされていく姿が魔術攻撃を食らうよりも生々しい痛々しさで、ことバトルについてはこれまでで一番壮絶だったかも。実質、凛の機転とネゴがなければ蹂躙されるだけで終わっただろうし。それでも、完全な負け試合を判定にまで持ち込めたのは、イリヤたちの知略あってこそ。相変わらず、バトルシーンの見応えは屈指の作品である。描写の派手さ、スピード感、迫真性も去る事ながら、緻密な戦術の攻防が素晴らしい。常に頭をフル回転させ、一手一手お互いに研ぎ澄まされ瞬時に状況に応じた戦術を指し合う高度な攻防は、これこそ見ていて手に汗握るバトルというものだ。
これだけハイクオリティな戦闘シーンを見ることの出来る漫画は、早々無いですよ。そりゃ、燃える魔法少女モノ、と胸を張って詠うだけありますわ。

これで、バトルだけじゃなく、コメディの方も一品なんだから反則級だよな。前半の学園日常コメディの笑えること笑えること。ギャグものとして、ネタの応酬、そのテンポの切れ味が半端ない。お前ら、小学生とは言え女の子なんだからもうちょっとガールズトークしろよ、とか思うけど、こいつらは仕方ないなあ。ミユ、クロ以外の普通の小学生であるクラスメイトたちもキャラ濃いんですよね。濃いというか、アホだろう!? アホが三人も居やがるぞ!? 特にタツコは、あれは何とかしろっ。リード付けて結んどけッ!

いやあ、期待通り、いやそれ以上の面白さでした。クロについて、ある程度一段落したところで、ついにホンボシの謎。ミユの秘密についにつま先がとっかかったみたいですし。そうなんだよなあ。クロ以上に、ミユこそが謎なんですよね。
誕生日が一緒、というのもナニカ意味があるはずだし。
このツヴァイ、三巻終了どころかどんどん終の見えない領域まで突き進んだ上に、さらに四巻ではドラマCDがつく限定版まで出るみたいで、おいおいこのまま行くと、マジでアニメ化あるんじゃね? と期待も募ってしまいますよ。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! (4) 限定版
ひろやま ひろし

角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-09-24
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ところで、今の士郎が一番フラグ立ててるのって、何気にセラなんじゃないのかと思うんですがどうでしょうw

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